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飲み会シーンを描く企業CM
ビズリーチ・Indeed PLUSほか

飲み会シーンを描く企業CM ビズリーチ・Indeed PLUSほか

画像引用:https://www.nursejinzaibank.com/support_service/cm/?action=spor_oricon

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

友達や会社の同僚と居酒屋に飲みに行く。ついつい気の置けないメンバーと楽しい時間を過ごして飲みすぎてしまう、なんてことはいつの時代もありますよね。

飲みの席をテーマにしたCMは、長年自分たちの心を代弁してくれるようなものとして存在してきました。現在、人材サービスや企業の認知度を高めるCMとして、バーや居酒屋など飲み会を舞台にしたものが多くあります。

人材サービス×飲み会 に関するCM

1. ビズリーチ テレビCM「バー」篇 30秒

ハイクラス転職で知られるビズリーチでは、バーを舞台にしたCMを2025年9月に公開しています。本シリーズは2015年から公開を始め10年目になるそうで、映像を担当する映像演出家の磯見大さんもお祝いのメッセージを添えています。

このCMでは社内の仲間と飲みに来た3人組が、「社内評価が高い時はスカウトからの評価も高く、転職時期ではないか」話す様子を描いています。ビズリーチといえば、「ビズリーチ!」という掛け声とポーズでおなじみ。こちらのCMでももちろんおこなわれています。

2. Indeed PLUS「乾杯」篇30秒

2025年9月に公開され、タレントのタモリさん、俳優の宮沢りえさんが10年ぶりに共演したとして話題になったのがインディードの「乾杯篇」です。

星の数ほど仕事がある中で「出会いは奇跡だ」と語る宮沢さん、「飲みたいんだろ」と少し照れを見せるタモリさんと、豪華メンバー2人の何気ない会話が仕事のすばらしさを感じさせるというストーリーになっています。

4. ナース専科 転職 CM|「仕事終わりの焼肉篇」30秒

仕事後に2人で焼肉に行き、「転職してよかった」と素直な感想を述べるのがナース専科のCMです。

初めての転職を経て新しい職場で働きはじめた齊藤京子さん演じる後輩看護師と、転職経験豊富なヒコロヒーさん演じる先輩看護師が、転職後のリアルな感情を描きます。仕事終わりの充実した時間を過ごす2人の姿を通じて、転職後の「リアルな幸せ」を表現しています。

このように人材サービスのCMでは、バーや居酒屋という人間の出会いが起きそうな場所がフックとなり、新しい環境へのチャレンジを後押しする舞台装置として使われています。

企業CM×飲み会編

ここからは、企業CMに飲み会を取り上げた好例を紹介しましょう。

1. ミネベアミツミCM 「新入社員 居酒屋」篇

研修中のある日、同期で初めての飲み会にやってきたミネベアミツミの新入社員たち。中でも、人一倍部品愛の強い理系出身の女性社員の主人公が、熱い想いを語り始めます。その熱い想いとはリチウムイオン電池。「スマホの中にこっそり入っている部品のおかげで、短時間充電が可能になるの!」「そのぶん青春をごっそりと楽しめるのよ!」と熱弁をふるいます。同期たちは一瞬あっけにとられながらも、すぐに声高らかにみんなで乾杯!

「世界をこっそり」、いや「ごっそり変えていく」というミツミの想いが語られるCMになっています。

2. Bill One 「会社員と、急な会食」篇

Bill Oneは2024年夏からスタートしたクラウド経費精算サービスです。備品購入や、出張や会食などの際に発生する経費の立て替えをなくし、経費精算における負担削減を支援しています。こちらは飲み会を通じた経費精算の立て替え払いが厳しいことを、松重豊さん演じる部長が「いったん自腹って、痛いよな・・・」と本音をこぼすことで、会社員の表に出しにくい心理的な負担を表現しています。

飲み会シーンを直接ではなく、その背後にある心理と自分たちの企業としてのサービスを結び付けた興味深い例となっています。

まとめ

このように飲み会のシーンは、社会人にとって意識しやすい日常のシーンとしてビールのように直接かかわる商品だけでなく、色々なジャンルで使われています。確かにどこか親近感を覚えるものが多いように感じました。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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