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どうしてMacなの?私のノートパソコン選び(後編)
どうしてMacなの?私のノートパソコン選び(前編)の続きです。
メインではなく、あくまでサブとしてのノートパソコン選び。望んでいたスペックをまとめると以下の通りです。
・1kg前後
∟持ち歩きが前提なので、1.5kg以上はNGとしました。
・13.3型以上
∟12型だと作業の確認がしにくいので、13.3型以上としました。
・タッチパネルあり
∟タッチパネルはMacにはない利点です。
・端子が多い
∟会議などで使う場合に、いろいろな端子があると画面が映し出せないというトラブルが軽減します。
・ノングレア
∟画面に自分の姿が映るのがあまり好きではないためです。
・カメラあり
∟カメラがあると、テレビ電話などの対応が可能になります。
もちろん、SSDにCore iシリーズのCPUであることは必須となります。
現実は……
さて、意気揚々と家電量販店に行ったのですが、なんと私の期待に応えるマシンはありませんでした……。
ここで映像業界でも多く使われている持ち運び用ノートパソコンMac Book Airの性能を改めて振り返りましょう。
1.25kg
13.3型
タッチパネルなし
端子はサンダーボルトのみ
光沢あり
カメラなし
さすがに、重さと画面の大きさはベストです。値段はCore i5、メモリ8G、128GBのSSDで134,800円です。
では、Windowsマシンたちは何がダメだったのでしょうか?
帯に短し、たすきに長し
私が対抗馬として見つけてきたマシンたちです。
Toshiba Dynabook G
VAIO S13
この2つの会社の良いところはノングレア液晶+端子が豊富なところです。ビジネスシーンでも使えるので便利ですね。
ところが、最近はタッチパネル(タッチスクリーン)つきの13.3型以上のモバイルノートはほぼないんです。同じ見た目のマシンでも、昨年あたりからタッチパネルはより小さな12型となっています。また、自分の望むスペックだと値段が18万前後まであがってしまうんですね。
2in1のいわゆるiPad代わりになるモデルもありましたが、値段がさらに上がるのと、机がないところでの使用が困難そうで諦めました。外でちょっとした作業をしたいので。
Dynabook G
抑えたいポイント:13.3インチ、800g前後、タッチパネルなし、端子あり、ノングレア、カメラあり
性能と価格:Core i5、8GBメモリ、256GB SSDで156,000円+税から
VAIO S13
抑えたいポイント:13.3インチ、1kg前後、タッチパネルなし、端子あり、ノングレア、カメラあり
性能と価格:Core i5、8GBメモリ、256GB SSDで159,800円+税から
HP Spectre 13
HPは液晶以外の多くのスペックを満たしていました。価格もある程度抑えられる。しかし、人気がありすぎて、私が聞いたときは納期が最大で2か月待ちでした。今回は、故障を機に探しているノートパソコンだったのでNGとなりました。
現在は、360度回転させるタイプが販売されており、そちらはSDカードがさせるなど、そちらもお買い得です。
値段が同じスペックで見たときに他のPCよりも安いのも特徴です。
抑えたいポイント:13.3インチ、1.1kg前後、タッチパネルあり、端子なし(USB+Thundebolt、イヤホンジャックのみ)、グレア、カメラあり
性能と価格:Core i5、8GBメモリ、256GB SSDで149,800円+税から(当時2か月待ち、現在Webで完売御礼)
NEC Levie Hybrid Zero
NECは一時期パソコンをデスクトップ、ノートパソコン共に使っていたことがあります。ノートパソコンはとにかく軽く世界最軽量みたいな話もありました。しかし、カメラ位置がなぜか画面下にあるのと、キーボードの配列が独特で慣れる必要があります。
ノングレアなのも好印象です。タッチパネルは2in1のモデルのみ搭載していますから、どうしても価格面で高くなっています。やはり、国産メーカーはタッチパネルの製品がほとんどありません。
抑えたいポイント:13.3インチ、800g前後、タッチパネルあり、端子あり、ノングレア、カメラ下部にあり
性能と価格:Core i7、8GBメモリ、128GB SSDで163,800円+税から
Lenovo Yoga C
今回の大本命はLenovoでした。Yogaシリーズは昨年までタッチパネルが搭載されていたのですが、今季モデルで搭載がなくなりました。Yoga Sシリーズで1.1kg、お値段も10万円台前半と大変良いのですが……。タッチパネルありの旧製品なら10万円以下でいいよー、といわれましたが、サイズが12型で光沢あり。うーん……。
というわけで、該当は2in1のYoga Cシリーズです。そうすると今度は重さが1.5kgぎりぎりの1.4kgとなるんですね。持った印象は1kg前後のものと比べると少し重さを感じました。
抑えたいポイント:13.9インチ、1.4kg前後、タッチパネルあり、端子なし、グレア、カメラ下部にあり
性能と価格:Core i5、8GBメモリ、256GB SSDで155,326円(税込み)から
Surface Laptop2
聞いたところ一番人気はSurfaceのようでした。学割がきくようで、特に大学生のシェアはナンバーワンだと家電量販店の店員さんは語っておりました。
確かに理由はわかります。性能の割に値段が安く、タッチパネルつき、13型、と条件を揃えています。自立しやすいLaptop2でも、作業時間は短めで考えているのか排熱が若干気になったのと、端子は非常に少ないです。つまり、完全にちょっとした作業のみサブとして特化したイメージです。
そこは非常に好感が持てますが、長い会議は……とか、あわよくば動画を見て楽しもう……となると、決めきれませんでした。
抑えたいポイント:13.3インチ、1.25kg前後、タッチパネルあり、端子なし、グレア、カメラあり
性能と価格:Core i5、8GBメモリ、256GB SSDで136,944円(税込み)から
このようにどれも何か足りない……というわけで、100点満点の製品はありませんでした。
Macbookは安い
ここまででわかる通り、MacBookは非常にコスパの良いマシンだと言えるでしょう。今回だいたい同じようなスペックで比較しましたが、かなり割安です。
次に非常にバランスが良いといえます。国産のメーカーは端子が多い分、値段も上がっています。海外のメーカーは安いのですが在庫がなかったりその分重さが増えたりしています。
値段があがってしまうと、MacBook Proと今度はライバルになってしまいます。そうすると、MacBook Proを選ぶという方も多いと思います。
映像業界で耐えられるスペックとしては、メモリができれば16Gなど大きくする必要があるかと思います。しかし、上記のモデルはなかには、デフォルトではメモリ4Gというものもありました。これでは、画像、映像を少し編集するにも快適にできません。
そういう意味では、やっぱりみんなMacなのね……という理由がうかがえる結果でした。
反対にWindowsマシンを選ぶ方は、iPad代わりにも使いたいとか、Windows向けソフトウェア、タッチパネルに魅力を感じる、端子の多さなどが必要などといった理由なのではないでしょうか。
また夏に向けて新製品でも見ながら改めてパソコン選びを考えようと思います。
▽こちらの記事も読んでもらえたら嬉しいです。
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