HOW TO・TIPS
秋の夜長に! クラシック映画を観てみよう
こんにちは! エレファントストーンのエディター坂内です。
「クラシック映画」というと、モノクロだったり、サイレントだったり……、少し敷居が高いイメージがありませんか?
しかし、古典的な手法や年代ごとの雰囲気など、映像づくりのアイディアになる要素がたくさん。観ておいて損はありません!
著作権の保護期間が満了している50年以上前の映画に限りますが、Webで無料視聴できるサイトが実は多くあります。今回、その中でも使いやすいと思ったサイトをピックアップしてみました。
※日本語字幕はついていません……。
public domain movies
「public domain movies」 では、誰もが知る有名な作品からマイナーな作品まで、幅広いジャンルの映画が視聴できます。UIもすっきりとしていて見やすく、使い勝手のいいサイトです。カテゴリ別で検索すると、作品の簡単な解説・画面のキャプチャが付いているのも嬉しい。作品ページを開くと映画の詳しい内容まで書かれています!
かなりしっかりとしたアーカイブですよね……。何を観ようか迷ってしまいます。
Classic Cinema Online
「Classic Cinema Online」こちらは公開作品が時期によって入れ替わるシステム。作品ごとに管理人の一言コメントがついているなど、オンラインながらも名画座のような雰囲気です。トップページの「NOW SHOWING」に、映画公開当時のポスター画像がずらっと並んでいるのも好きなポイント!
同じ系列のサイトで、不気味な映画に特化した「Creepy Classics」、アメリカの昔のテレビ番組が見られる「Classic Television Online」もあります。
Cult Cinema Classics
マイナーな作品や、SF、B級ホラーが観たいなら「Cult Cinema Classics」がおすすめ。とにかく作品量が凄い! YouTubeなので気軽に観られるところもポイントです。「D.W. Griffithの映画」「モンスター映画」「ターザンコレクション」などのグッとくるカテゴリで分けられていたり、年代ごとの再生リストがあるのも嬉しいですね。
個人的には、Betty Boopが多いところも魅力的です! 不気味な映画だけではなく、コメディやミュージカルも充実しているようです。掘り甲斐がありそうですね〜。
日本アニメーション映画クラシックス
国立映画アーカイブのオンラインサービス「日本アニメーション映画クラシックス」。国立映画アーカイブが所蔵している、日本のクラシックなアニメーション作品を観ることができるサイトです。およそ100年前の作品や、フィルム現存最古の作品も視聴可能。黎明期ならではの実験的な表現があったり、海外アニメの影響が感じられたりと驚きの連続です。
作品一覧の「作品なんでもランキング」から視聴するのがオススメ。渋い作品ばかりかと思いきや、キャラクターがゆるくてかわいい作品も多いんです〜! 和む……。
普段なかなか観る機会がないクラシック映画。どのサイトも無料で視聴可能なので、新しい作品やジャンル開拓に挑戦してみるのもいいかもしれません。秋の夜長にゆっくりと鑑賞会をしてみてはいかがでしょうか。
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