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最近話題のコマ撮りアニメ!
注目の作品たちを紹介

最近話題のコマ撮りアニメ! 注目の作品たちを紹介

こんにちは! エレファントストーン エディターの西堀です。

突然ですが、皆さんは「コマ撮りアニメ」って聞いたことがありますか? 最近だと、大ヒットアニメ「PUI PUI モルカー」がコマ撮りの技法を用いていて話題になりましたよね。他にも数多くの作家が多種多様な作品を発表していて、作品巡りで1日潰せるほど……。そんなコマ撮り作品について紹介していきます!

そもそも「コマ撮りアニメ」って?

いわゆる「コマ撮りアニメ」というのは、一般的に「ストップモーション・アニメーション」と呼ばれる映像技法の一つで、静止している一つの物体の写真を、少しづつ角度や位置を変えて何枚も撮影し、それらを連続して映すことによりあたかもそれ自身が動いているように見せる手法のことです。普通のアニメーションと違って現実に存在する物体が動くので、より物質感の強い独特な印象を視聴者に与えます。

代表的・超有名な「コマ撮りアニメ」作品!

まずは皆さんもきっと目にしたことがある、超有名で馴染みの深いコマ撮り作品を紹介します。

ニャッキ

NHKで放送されている年度でできた芋虫が主人公の「ニャッキ」。こちらは「コマ撮りアニメ」の中でも「クレイアニメ」と呼ばれるもので、粘土を少しづつ動かして制作されています。独特な質感と、粘土だからこその自由すぎる表現が魅力ですよね!

プチプチ・アニメ ニャッキ

ひつじのショーン

さらにこちらも超有名な作品ですが、アードマン・アニメーションズが制作している「ひつじのショーン」も、キャラクターにクレイアニメの技法を使ったコマ撮りアニメです。とてつもなく手間がかかった映像で、1日あたりの撮影枚数は2秒分を目標にしているとか……。

最近話題のコマ撮りクリエイター!

クオリティが高すぎる 「Animist」 篠𠩤健太さん

最近Twitterで作品がバズりまくりなので、みなさんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。この方はnoteにも自身のコマ撮りへの姿勢や、コマ撮り作品の作り方・メイキングなども公開されているので、コマ撮りの制作に興味がある人は是非こちらも併せて見てみてはいかがでしょうか。

noteはこちら

緻密な世界観に呑まれる! 中村 匠吾さん

フリーランスのコマ撮りクリエイターとして活躍されている作家の1人。作品はどれも緻密で、大量のアイテムが一斉に動いている様などは、作業工程を想像すると恐ろしくなってしまいます……。以下はテキスタイルデザイナーの氷室友里さんとのコラボ作品。

圧倒的センスが魅力! 橋本麦さん

コマ撮りだけでなく、様々な映像手法やグラフィック作品を生み出している方のMV。作品からもご自身の幅広い活動とセンスがうかがえます。

奇妙な日常の一コマ……YouTubeのコマ撮りクリエイター「PES」さん

YouTubeで「コマ撮りアニメ」を多数投稿しているPESさんの作品は、どれも独特な世界観でコマ撮りならではの驚きがいっぱいです。個人的にはこだわり抜かれた「音」も見どころ(聴きどころ?)のひとつ。

いかがだったでしょうか? ここに紹介した方々の作品以外にも、様々なコマ撮り作品が公開されています。私自身コマ撮りにチャレンジしたことはまだないのですが、今はアプリなどでも気軽に始められる時代。この機会に時間を見つけて制作に取り組んでみてもいいかもしれません!

iPadでアニメーションを作るには? 気軽に使えるアプリ紹介!

この記事を書いた人

西堀菜々子
エレファントストーンのエディター

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