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観光庁の公式YouTubeチャンネルの今

観光庁の公式YouTubeチャンネルの今

色々な地方自治体や行政機関が、動画コンテンツを活用している昨今。日本の行政業務を担当する府、省、庁、委員会等の中央省庁では、いったいどんな動画プロモーションを行なっているのでしょうか?

そこで、そんな府省庁の中でも際立った存在感を発揮しているコンテンツ事例をシリーズで取り上げていきたいと考えています。今回は、観光庁(国土交通省)のYouTubeチャンネルについてお届けします!

観光庁のYouTubeチャンネル。三つの特徴

①きめ細やかな情報発信

観光庁は、観光立国に向けた取り組みを強化するするべく平成20年に設立された国土交通省の外局です。

2009年からスタートしているYouTubeチャンネルでは、外国人観光客に対するマナー啓発、バリアフリー観光の実践、季節限定キャンペーンの周知など、目的に応じたきめ細やかな情報発信を行っています。

また、観光についてのシンポジウムや観光事業の成果報告など、情報のアップデートに役立つコンテンツも多数公開されています。

②ショート動画の活用

観光庁では、地域独自のツアー、地方の名産品、ご当地グルメなど、観光意欲を最大化させるためのコンテンツを適宜ピックアップ。魅力をぎゅっと詰め込んだショート動画として一般公開することで、視聴者が旅行に興味・関心を持つきっかけづくりを行なっています。

中央省庁のイメージを覆すトレンド感満載の情報発信は必見です。

③新しいツーリズムの形を映像化

旅の楽しみ方が多様化する中、視聴者があっと驚くような観光スタイルを提案している自治体も少なくありません。

観光庁では、「第2のふるさと」という移住でも旅行でもない新しい旅のスタイルや、夜のまちを回遊する「ナイトツーリズム」、自転車を活用した「サイクルツーリズム」といった、これまでは見られなかった自治体独自の取り組みを積極的に映像化。

意外性あふれるプロモーションを行うことで新規ツーリストの開拓につなげています。

事例紹介

①最新のお得なキャンペーンを周知

大きな盛り上がりを見せたGo Toキャンペーン。利用された方も多いのではないでしょうか?

旅行に関するキャンペーンは現在も継続して行われており、観光庁では映像を活用することでそうした取り組みの最新情報を発信しています。

二か月前に公開された上記動画では、今年の年末まで実施予定の「平日にもう1泊」キャンペーンを分かりやすく紹介。この他にも意外と知られていない様々なお得情報をキャッチアップすることができので、定期的にチェックするのがおすすめです。

②新しい旅の形を多数紹介

近年の観光プロモーションでは、知名度の高いコンテンツを活用したものだけでなく、知られざる観光リソースにスポットライトをあてた取り組みも散見するようになってます。

観光庁は地方自治体と協力して、そうした新しい形のツーリズムの実践を多くの人に向けて多数紹介しています。

特産品の醤油が全国的に人気の小豆島では「妖怪」をモチーフにした斬新な島の楽しみ方をプランニング。夜間まで営業している妖怪美術館を中心に、併設する妖怪Barや飲食店、ホテルが立ち並ぶ周辺エリアの「迷路のまち」を朝まで満喫する「ナイトツーリズム」の魅力を動画で紹介しています。

③トレンド感満載のショート動画

ショート動画を活用したプロモーションを昨年ごろから積極的に展開している観光庁。到着から宿泊までのコースを具体的にイメージできるモデルツアーをショート動画で多数紹介しています。

従来のイメージを覆すトレンド感満載の観光プロモーションは必見です。

上記動画では「まだ知られていない旅行」をテーマに穴場スポットである和歌山県田辺市をプロモーション。地域独自の看板ツアーをフォトジェニックな映像で紹介しています。

また、日本屈指の豪雪地帯にある岩手県北上市のPR動画ではスキーだけではない斬新な雪での遊び方にフォーカス。テントサウナ、かまくらで食べる鍋、雪山での野菜探しなど、その地域でしか体験できないアクティビティに特化した旅行を提案しています。

④多様な旅を実現する細やかな情報発信

旅行のあり方が多様化している中、様々な背景を持つ方が地域を訪れるようになっています。

観光庁では、こうした社会の変化に伴い、バリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組む姿勢のある観光施設を対象とした「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を実施しています。

上記動画で紹介されているように、認定された観光施設には、観光庁が定める認定マークを交付することで観光施設のさらなるバリアフリー対応をサポートしています。

この他、YouTubeでは障がい当事者が「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の認定マークを取得している施設をモニターとして度々見学しています。きめ細やかな情報発信をすることで、ご高齢の方や障がいのある方の、より安全で快適な旅行を推進しています。

こちらの動画では、人気グルメレポーターの彦摩呂さんが認定施設を訪問し、イヤホンとヘッドフォンをダブルで装着することで聴覚が不自由な方の環境を擬似体験。ちょっとした工夫が「バリアフリー」対応の具体的な課題解決につながる。そんな実用性の高いアイデアを映像で分かりやすく伝えています。

まとめ

観光庁のYouTubeチャンネルでは多様な人が視聴するという前提のもと、様々な観点からきめ細やかな情報発信がされていました。

今回ご紹介できなかった動画コンテンツもぜひチェックしてみてくださいね!


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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