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一気見が止まらない!映像プロデューサーがおすすめするNetflixオリジナルドラマ・映画4選 part2

一気見が止まらない!映像プロデューサーがおすすめするNetflixオリジナルドラマ・映画4選 part2

画像参照:Netflix

こんにちは。エレファントストーンのプロデューサーで2番目に年長の高澤です。

 
前回執筆した記事「一気見が止まらない!映像プロデューサーがおすすめするNetflixオリジナルドラマ4選」が思いの外好評でしたので、半年の充電期間を経て今回もNetflixおすすめ作品第二弾をお届けしたいと思います。半年間で色々な作品を視聴しましたので、今回もその中から厳選してご紹介します。

※あくまでも昭和生まれ、アラフィフプロデューサー個人による薄い見解、感想ですのでその点はご了承ください

Netflixのここがすごいよ!part2

①テレビで活躍した著名なクリエイターが続々と作品に関与

若者のテレビ離れが進み、Netflix、Amazon Prime等の動画配信プラットフォームが急成長を遂げる中、最近はテレビで活躍したクリエイターが続々とNetflixの作品に参入しています。

例えば「東京ラブストーリー」「Mother」など数々のヒットドラマを書き続けた脚本家の坂元裕二さんがNetflixと5年契約を締結したり、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」を手掛けたプロデューサーが日本テレビを退職し、Netflixに移籍したりしているようです。

こうした人材がテレビから動画配信プラットフォームへシフトする背景には、昨今のテレビ業界で制作予算の削減が続いていること、コンプライアンスの制約が年々厳しくなっていることが背景にあるとされています。Netflixであれば、テレビ局とはケタ違いの予算で表現の制約少なく制作に取り組めますし、グローバルで勝負できる。こうした点が魅力にうつるのかもしれません。

②スケジュールよりクリエイティブ重視のこだわり

2023年12月に配信がスタートした実写版「幽☆遊☆白書」。上映イベントにおいて、出演者の町田啓太さんが「撮影が9割くらい終わった後に、セットを組み替えて全てを撮り直した」という驚きのエピソードを紹介されていました。これにより制作期間は伸びたようですが、その分セットが「3倍くらい豪華になった」とのこと。

映像制作に関わる者としては「あり得ない…」と思ってしまうエピソードですが、クリエイティブが良くなるのであれば、スケジュールを犠牲にしても撮り直す。その決断ができてしまうのもまた、Netflixならではなのだろうと思います。

Netflixのぜひ見て欲しい作品4選

今回も私がおすすめする、欧米、韓国、日本の3作品と、新たなジャンルとして、個人的に好きなゾンビジャンルを勝手に加えた4作品をご紹介します。

おすすめの欧米作品『ONE PIECE』

『ONEPIECE』予告編【日本語吹き替えVer.】-NetflixJapan

2023年の一番の注目作品は何といっても、週間記録で世界93カ国でトップ10入りし、46カ国で初登場1位を獲得した実写版『ONE PIECE』しかありません。
前回の執筆時はまだ配信前で、ハリウッドによるアニメの実写化は、過去に様々、失敗と噂されてしまう作品(ドラゴンボールの悪夢…)もありましたが、NETFLIXの実写版『ONE PIECE』は期待通りの作品でした。

全8話、キャラ(個人的にはミホークとコビー)の再現度やONE PIECEの世界観(衣装、セット、船)等、細部までこだわられており、事前の懸念を吹き飛ばす、素晴らしい出来栄えでした。
原作者の尾田栄一郎さん自らが製作総指揮に参加しているというだけあって、妥協のないクオリティの高さに脱帽です。

(唯一、戦闘シーンが物足りない印象で、もう少し時間を割いてほしかった…とは思っていました。
※ちなみに撮影終了後も、原作者の尾田栄一郎さんのダメ出しによって多くの撮り直しがされていたそうですね)

日本語の吹き替えはアニメ声優がそのまま担当していることもあり、従来のイメージを大きく損なうことなく、自然に入り込めました。やはりルフィーは田中真弓さんでないと務まりません!

シーズン1配信後、シーズン2の制作も早々と決まりましたが、今後は船医チョッパーも登場するので、どういう再現度になるのか楽しみです。盛り上がり的に、シーズン2は“アラバスタ王国”までは描いてほしいですね。ルフィーvs.クロコダイルは名勝負の一つですし、有名なあのシーンもあるので…。

「ONE PIECE」続編制作決定 – Netflix Japan

おすすめの韓国作品『バレリーナ』

『バレリーナ』予告編 – Netflix

最近の韓国作品でおすすめしたいのが「闘う女性」と「復讐」を扱った作品です。今回、特におすすめしたいのが、凄腕の元警護員が親友の仇を取る映画『バレリーナ』です。
闘う女性アクションというジャンルを確立したと言っても過言ではない激しい内容で、女性版『ジョン・ウィッ
ク』と言っても良いでしょう。93分の映画でセリフも少なく、サクッと視聴できます。

見どころは激しいアクションシーンで、冒頭のコンビニ強盗との格闘、最後の犯罪組織との決戦は見ものです。
ちなみに最後の復讐シーンは圧巻で、他の映画ではあまり使用されない
武器(シュワちゃん・スタローン作品でもあまり見ない)を使いますので、まだご覧になっていない方はぜひ見てください。

視聴後はスカッとした気持ちになります。これは続編を期待したい。

※以下、冒頭のコンビニ強盗との格闘戦(1:57〜)

他にも「闘う女性」と「復讐」を扱った以下の韓国作品もおすすめです。

①『ザ・グローリー〜輝かしき復讐』

高校時代に絶望的ないじめを受けた女性が十数年を経て、自分を苦しめた者へ復讐する衝撃のヒューマンスリラー

②『マイネーム:偽りと復讐』

父を殺害した犯人への復讐をするため、韓国最大の麻薬組織の後ろ盾を得ながら警察に潜入し、裏に潜む巨悪な真実と向き合う本格サスペンスアクション

おすすめの日本作品『忍びの家 House of Ninjas』

『忍びの家 House of Ninjas』予告編 – Netflix

俳優の賀来賢人が主演、プロデューサー、原案者(の内の一人)を務め、自ら企画書を持ち込み、プレゼン。構想に3年も費やした現代日本に生きる忍者一家の物語です。大谷翔平夫婦がハマったことでも話題になりました。

海外では俳優自らがプロデュース(代表的なのがトム・クルーズ)することは一般的ですが、日本ではそうした事例はあまりなく、本作は本格的に俳優自らがプロデュースする初めての作品に近いのではないでしょうか。

見どころは、賀来賢人の惚れ惚れする腹筋バキバキの肉体美はもちろん、何と言ってもアクションシーンです。ド派手なアクションシーンもあれば、クラブで大勢の客に気づかれないように戦う第一話の隠密バトルアクションは、まさに“忍び”のなせる技です。

賀来賢人 – 晴の”隠密”バトルアクション | 忍びの家 House of Ninjas | Netflix Japan

出演俳優も豪華で、Netflixではお馴染みの山田孝之を新興宗教の教祖役に、ピエール瀧を刑事役で起用。ピエールさんはテレビへの復帰はできていませんが、「全裸監督」「サンクチュアリ-聖域-」そしてこの『忍びの家 House of Ninjas』と、Netflixの人気作品に欠かせない出演者になりつつあります。ちなみに本作のピエールさんのオチは笑えます。

かなりの余談ですが、劇中では「(忍者ではなく)“忍び”だ。何も知らん愚かな連中が忍者と呼ぶ」と語られますが、本作の英題は「Ninjas」。明らかに忍者を連想させる言葉を利用しており、ここにも何か意図があるのでしょうか…?

おすすめのゾンビ作品『リアリティZ』

ゾンビ作品にあまり馴染みのない方に簡単に向け、ゾンビ作品の傾向をまとめると、以下のようになります。

・基本的にゾンビになる原因は描かず、いきなりゾンビが蔓延する世界で始まる
※この説明を入れてしまうとドラマで1本分、映画で30分以上必要になります

・以前のゾンビ(代表作「ウォーキング・デッド」他)は「人間の面影はない、歩く、ほぼ抵抗しない、すぐに殺せる」設定が多かったですが、韓国のゾンビ(代表作「新感染 ファイナル・エキスプレス」)が「ほぼ人間の面影、走る、かなり抵抗する」設定がハマり、迫力があることを受けて、今のゾンビ作品はこの設定がスタンダードになりつつある
※特殊メイクに時間とコストがかかるのも要因の一つとしてあるのかなと、ゾンビ評論家(仮)として考えています。あくまで個人の見解です

「ウォーキング・デッド」以降、数多く制作されたゾンビ作品。Netflixでも中世の韓国を舞台にした時代劇×ゾンビの「キングダム」や荒廃したラスベガスを舞台にした「アーミー・オブ・ザ・デッド」、日本でも「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」等、多くの作品が視聴できます。

これまでの日本の作品は、ゾンビのクオリティが高いとは言い難いものが多かったですが、この『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』はかなりクオリティが高いといえます。
※韓国のゾンビをかなり意識している感じがあるように思えます

『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』予告編 – Netflix

ゾンビ作品が好きすぎで前置きが長くなってしまいましたが、今回おすすめする作品は、ブラジル作品の『Reality Z』です

Reality Z | Trailer Oficial | Netflix Brasil

ゾンビといえばショッピングモール等の大型施設に立てこもる設定が王道ですが、今作はテレビ局が舞台。「テラスハウス」のようなリアリティ番組の収録中にゾンビが発生する設定です。

※制作当時、ブラジルではリアリティ番組が人気だったこともあり、この設定にしたとか

「本当に怖いのはゾンビではなく人間だった」という「ウォーキング・デッド」と同じ世界観で、仲間割れ、裏切り、犠牲、喧嘩、殺し合い…とやや二番煎じ、ややB級作品感はあるものの…。

1話30分程度の全10話で構成されており、ストーリー展開も早く一気見しやすいこと、この人は生き残るだろうと思っていてもバタバタとあっさり死んでしまって予測がつかないことにより、おすすめしたいと思います。

まとめ

Netflixが大好きな昭和生まれのアラフィフプロデューサーが、今回も人気作品を中心に4作品をご紹介しました。

今後も、鈴木亮平主演の実写映画「シティーハンター」、ダンプ松本の知られざる物語を描いた「極悪女王」、そして待望の「イカゲーム シーズン2」等、話題作が続々と控えていますので、ますますNetflixから目が離せません。

※決して自分はNetflixの回し者ではございません

 

この記事を書いた人

高澤寛人
エレファントストーン プロデューサー

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