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海外から注目度上昇中!日本国際観光映像祭 バーチャルツーリズム部門が開催!

海外から注目度上昇中!日本国際観光映像祭 バーチャルツーリズム部門が開催!

世界各国のツーリストを呼び込む手段として、映像を用いた観光プロモーションの重要性が増しています。そんな中、日本では今年3月に6回目の開催となる日本国際観光映像祭を開催し、国際的な注目を集めました。本記事ではその取り組みについて分かりやすく解説。

さらに、5月16日(木)〜17日(金)に実施される、日本国際観光映像祭 バーチャルツーリズム部門(第2回)の詳細もご紹介していきます。

JWTFF(日本国際観光映像祭)概要

JWTFF(日本国際観光映像祭)は、話題の観光映像や世界最先端の観光PRムービーを上映しながら、観光、映像、5Gの分野の専門家たちが討論し、みんなでこれからの観光映像の在り方を考えるという観光プロモーションに特化した映像祭です。

日本が観光立国の道を歩み始めた2019年から始動しており、UNWTO(国連世界観光機関)が認定する国際観光映像祭ネットワークCIFFTに唯一アジアの構成映像祭として正式加盟。ポルトガルの国際観光映像祭ART&TURと連携して、世界の映像クリエイターたちと観光映像の在り方を模索するコンテスト「ART&FACTORY JAPAN」を開催する等、対外的な注目を集めることにも成功しています。

3月にはアイヌコタンを舞台に映像祭を開催

「美しき人々、生きる学びの空間へ」をテーマに世界最先端の観光映像が集結したJWTFF2024(第6回日本国際観光映像祭)は、今年の3月に北海道釧路市阿寒町で開催されています。

約120人が暮らす北海道内有数の集落(コタン)があり、訪問者たちが豊かな自然とその土地に深く根付いた文化を学ぶことができる阿寒のアイヌコタン。

その中で、本映像祭が実施されたことには大きな意義があります。観光の在り方が問われる今、訪れた土地で学び、地域の人々と語り合う…。文化的なツーリズムの可能性を探求するには格好の舞台と言えるでしょう。

こちらでは、阿寒湖アイヌコタンのアイヌの古式舞踊や現代舞踊などを鑑賞できる施設「イコロシアター」で行われた映像祭の模様を一般公開しています。

世界で再び観光意欲が大きな高まりを見せている現在。「地域文化を発展させるための観光とは何か?」「観光業と地域の適切な関係とは何か?」「インバウンドを促進する映像の在り方とは何か?」。マーケティングの考え方に基づきながら、多角的なテーマで議論している様子を確認することができます。

上述した「ART&FACTORY JAPAN」部門でグランプリを受賞した高嶋浩監督『阿寒湖見聞録』では、自然や資源を大切にするアイヌ文化の魅力を、阿寒湖で修業した地元の職人へのインタビューを通して紹介。

アイヌコタンで古くから伝承されてきた美しい歌をはじめ、アイヌ文様や木彫り等の多様なアイヌ文化を美しい映像で楽しみながら学ぶことができる観光映像になっています。

第6回日本国際観光映像祭にて「グランプリ」「北海道部門 最優秀賞」「Tourism destinations regions 優秀賞」と様々な賞を獲得した『結氷-Keppyo- 神々が宿る。摩周湖・屈斜路湖。』。

毎年2月頃に、湖全体が氷結する「全面結氷」という自然現象によって生まれる摩周湖・屈斜路湖の幻想的な風景を、現地在住のアイヌ音楽家や大学教授のインタビューを交えて紹介しています。

1年に1度開催されるフェスティバルだけでなく、常態的に地方自治体や観光振興団体とのコラボレーションを行っている点にも、JWTFFの大きな特徴があります。甲賀ロケーション推進協議会と共同制作したこちらの動画では、忍者の街として国際的な知名度を誇る甲賀の魅力を外国人観光客の目線からアピール。

ブラジルの映像作家を招聘して制作した背景には、観光先進国から観光映像の在り方を学び、同時に国内の映像作家を育成しようという意図があるようです。

日本国際観光映像祭 バーチャルツーリズム部門(第2回)が開催!

【開催時期】

2024年5月16日(木)〜17日(金)
5月16日(木):優待者、事前申込のある法人のみ入場可能
5月17日(金):一般の方が事前申込なく自由に入場可能(一部有料施設あり)

【場所】

神戸メイン会場: 神戸市立青少年科学館(バンドー神戸青少年科学館)
東京サテライト会場: NEUU XR Communication Hub(西新宿)
※東京サテライト会場は2024年5月16日(木)のみの開催

【概要】

日本国際観光映像祭 バーチャルツーリズム部門は、国内のバーチャルツーリズムに関する映像が一堂に集結するユニークなイベントです。

VRコンテンツが市民権を獲得し「技術がすごいコンテンツ」から「楽しめる作品」として、その評価軸が大きく変わろうとしている昨今。観光プロモーションの領域でもXR技術を活用した映像事業が注目を集めており、JWTFFでは独自施策としてバーチャルツーリズム部門を2022年に設立しています。

公式YouTubeチャンネルでは、2022年5月18日(水)に開催された日本国際観光映像祭バーチャルツーリズム部門(第1回)のダイジェスト映像が公開されています。有識者のセッションや機器製造、ソフト開発等、各社のデモ展示を通して日本国内の「バーチャルツーリズム」産業を創造しようとする映像祭の意志を感じます。

【第2回のみどころ】

今年開催の第2回では、観光VRコンテンツの「作品」としての在り方が大きなテーマに。神戸会場では本大会にエントリーされた映像作品の内、ノミネート作品のドームシアター上映に加えて特別作品 JR西日本プレゼンツのSL番組「蒸気機関車スワローエンゼルC62-2号機の一日」の上映が行われる予定です。

また、展示スペースエリアでは、XRやVR等の最新技術のデモンストレーションも実施される見込みです。東京サテライト会場においてはセッションと基調講演を大型スクリーンで常時視聴することができ、ノミネート作品は会場に設置されているVR機材で実際に体験することも可能です。

企業出展による体験コーナーも併設される予定とのことですが、神戸メイン会場と東京サテライト会場では展示内容が異なりますので、詳しくはこちらの公式ホームページをご覧ください。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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