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会社に新たな価値を創り出すために。挑戦したかったアニメーションの道で掴むプロデューサーとしての『自分らしさ』【社員インタビュー#22】

会社に新たな価値を創り出すために。挑戦したかったアニメーションの道で掴むプロデューサーとしての『自分らしさ』【社員インタビュー#22】

こんにちは、エレファントストーンの大江です!

10月も終盤に差し掛かり、日増しに肌寒くなってくる時期です。体調に気をつけて、11月も頑張っていきましょう!

さて、“社員の想いを象る”シリーズと題して連載企画でお届けしている弊社の社員インタビューも第22弾。今回は、プロデューサーの小林さんにインタビューしました。

入社3年目で、社内でもプロデューサーとしてアニメーションやプロジェクションマッピング、3DCGなど幅広いジャンルを担当している小林さん。今回は、そんな小林さんにスポットを当て、多様な映像ジャンルのニーズに対してどう寄り添い、挑戦し続けているのかをご紹介します。

【プロデューサー/小林 真生 プロフィール】
大学ではアイドルコピーダンスサークルに入り、主にリーダーとしてステージ構成・映像・広報などを務め、全国優勝を目指し日々サークルに明け暮れていた。サークルでMVを作ったことがきっかけで映像に興味を持ち、2022年にエレファントストーンに新卒でプロデューサーとして入社。

寄り添う姿勢と自らのアクションで受注した大型プロジェクト

ーープロデューサーとして活躍されている小林さんですが、現在担当している業務内容について教えてください!

小林「お客様へのヒアリングから企画提案を行い、映像を納品するまでの進行管理をメインで担当しています。他にも、新規や既存のお客様に対してご依頼いただくための営業活動、最近では制作スケジュールや撮影の香盤表なども作成し、制作に携わる部分も増えてきました。

主に金融のサービス紹介映像やイベント映像、3DCG、プロジェクションマッピングなど幅広いジャンルの映像を担当しています」

 

ーー元々、アニメーション制作に興味があって入社されたとお伺いしたのですが、きっかけはあったのでしょうか?

小林「大学時代に所属していたアイドルコピーダンスサークルで活動していた際に、ステージのバックに流す映像を独学で制作していたことがきっかけで興味を持ちました。(社会人になった今でも続けています!)踊りを披露する自分たちの後ろの映像があることで、踊りだけではない一体感のある空間に勇気づけられ、映像制作の仕事に興味を持つようになりました。

そこから就活をする中で、クリエイティブを生み出すディレクターよりも、お客様と積極的にコミュニケーションを図る仕事のほうが自分に合っていると感じ、プロデューサーとしてキャリアをスタートしました」

ーー独学で背景用のアニメーションを制作されていたんですね!そんな小林さんがこれまで担当してきた中で、1番印象に残っているプロジェクトはありますか?

小林「空間マネジメントなどを手がける企業のプロジェクションマッピングのアニメーションを制作するプロジェクトが印象に残っていますね。飲食店での新たな目玉として、プロジェクションマッピングを活かした空間づくりのために1年間かけて制作をした大型プロジェクトでした。

元々コンペ形式*で新規のお問い合わせとして会社に依頼がきた際に、『これは、アニメーションを強みにしたい自分にとって大きなチャンスだ!』と考え、自ら担当に名乗り出ました。私が窓口として対応し、アニメーション実績があるメンバーや映像の専門技術に強いメンバーでプロジェクトメンバーを編成しました。それが見事、受注にもつなげられたんです!

これまで携わった中で、1番大きい規模のプロジェクトかつ、専門知識の必要なものでもあったため、自分にとっても大きな挑戦でした」
*コンペ形式:クライアントが複数の会社に対してプロジェクトの目的・要望・条件などを提示し、それに対して各会社から企画案を提案してもらう発注形態

 

ーー大型プロジェクトの発注をいただくためにどうお客様に寄り添い、信頼を獲得していったのでしょうか?

小林「お客様のご要望通りにそのまま依頼を受けるというスタンスではなく、パートナーとして共にクリエイティブを考えながら制作を進める姿勢で取り組みました。

最初、お客様は完成イメージが明確ではなくて。時間や予算、制作体制も大規模なプロジェクトでした。そのため、『どのような企画・体制で進めていくか』について、適宜お客様とすり合わせを行い、実績やイメージをこまめにお見せしながら、お客様の求めるクリエイティブに近づけるよう、共にアイデアを練っていきました。

また、特に本プロジェクトは専門性の高い分野でもあったため、上長や制作チームと都度見積もりや提案内容を相談し、誤りのない情報をお客様に伝えることを心掛けましたね。社内制作体制の連携強化とお客様への積極的なフォローアップを行うことで、信頼関係の構築に繋げることができました」

ーー伴走していく姿勢がお客様からの信頼獲得に繋がったんですね!大規模かつ、専門的な知識が必要なプロジェクトはプレッシャーも大きそうです。

小林「プレッシャーよりも、挑戦したい気持ちが大きくてそこまで不安は感じなかったですね。もちろん専門的な知識が必要なので、お客様がイメージしやすいように説明や提案をするのは難しい場面もありました。

その際に、制作進行を担当する自分が物怖じしてしまうと、お客様はもちろん社内メンバーも不安になってしまうと考え、頼っていただけるように適宜心配な点は擦り合わせしながら丁寧に進めていきましたね」

 

ーー怯まない姿勢を見せることは周りからの信頼を獲得する上でも大切だと感じました。その意識を持つようになったきっかけはあったのでしょうか?

小林「昨年、住宅系の紹介映像のプロジェクトを担当した際に、同時進行で30分のフルアニメーション映像を20本制作したことが一皮剥けたきっかけでした。

それまでは、自分がプロデューサーとしてきちんと進められているかどうか自信を持てていなかったのですが、複数同時に制作進行して無事納品したことで、自分の自信にも繋がったことが大きいと思います。

もともと負けず嫌いな性格なので、上手くいかない時に自信を失うこともありましたが、大きなプロジェクトを自分で進行できる自信があったことが、今回のプロジェクトに挑戦する理由になりました」

 

もがきながらも見つけた自分にしかない個

ーー今年で入社3年目になる小林さんですが、入社から現在までプロデューサー業務の中で壁にぶつかったことはありますか?

小林「入社半年から2年目までは、全部が壁でしたね。経験や知識不足で、プロジェクトをうまく回せなかったり、お客様の前でうまく話せなかったりすることが多く、自信を失いがちでした。

最初は先輩に同行することが多く、制作進行や流れ、プロデューサーとしての立ち回りかたを分かった気になっていたのですが、 いざ自分1人でプロジェクト進行した際に、『次に何をやるべきか』初歩的なことも分からなくて。

先輩と一緒に動いて大枠の流れは理解していたのですが、お客様や社内の制作メンバーとのコミュニケーションやフォローなど、細かいところは手探りな状況で難しかったですね」

 

ーーその壁にぶつかりながらも、どう行動に移したのでしょうか?

小林「事前に納得するまで準備を徹底したり、自分で考えた上で先輩に相談して、フィードバックをもらったりしながら進めるようになりました。

 入社当時は、目の前のプロジェクトに対してどうやっていくかを考えることに精一杯で視野が狭い状態でした。また、結構言われたことをやる受動的な姿勢や、自信のなさから同じプロジェクトメンバーの先輩とのコミュニケーションも控え目になってしまっていましたね。

経験を重ねるごとに自信がついて、今ではお客様に合わせた制作フローや、社内メンバーとうまく連携するための方法など、より円滑に制作進行をするための仕組みの部分まで考えられるようになりました」

 

ーーそういった経験を経て、壁を乗り越えられたんですね。以前、「アニメーションに強いプロデューサーとして個を出していきたい」と発表していていましたが、その目標に至った背景が気になります。

小林「自分のプロデューサーとしての成長について悩んでいたタイミングで、上司から特に『個性を出していった方がいいよ』とのアドバイスを受け、個性を活かす道を模索するようになりました。

そこから社内でのポジションを考えた時、これまで携わってきたプロジェクトを踏まえて自分の個性を発揮できる分野がアニメーションだと感じ、アニメーションに強いプロデューサーとして個を出すという目標を掲げました。入社当初は、『アニメーションならどんなジャンルでも挑戦してみたい』と思っていましたが、様々なプロジェクトを経験する中で、3DCGやプロジェクションマッピングなどの新しい分野にもたくさん挑戦したいと考えるようになりました。

お客様や社内メンバーからも、アニメーションや専門技術と言えば小林くらいに認識して任せていただけるよう、さらに幅広いジャンルにも果敢にチャレンジしていきたいです」

 

新たな映像ジャンルを開拓し続けられるクリエイターに

ーーこれから小林さんはどんなプロデューサーを目指していきたいですか?

小林「引き続き、アニメーションに強いプロデューサーを目指したいです!例えば、3DCGやプロジェクションマッピングなど、アジア事業課*と連携して新たなジャンルに果敢に調整していきたいですね。また、いずれは大好きなアイドルに関わる映像の仕事にも挑戦できるようにしたいです。

そのためにも、まずは同じ金融系の映像でもどうしたらよりわかりやすくなるのか、どうしたら映像の先にいる視聴者の方々に注目して見てもらえるかを試行錯誤しながら実直に取り組んでいきたいです」

 

まとめ

自分の個とは何かを見い出し、プレッシャーに負けずにお客様の信頼を獲得している小林さんの一面をお伝えできたのではないでしょうか。
これからの小林さんの活躍が楽しみです!

“社員の想いを象る”シリーズはこちらからご覧ください!

この記事を書いた人

大江美羽
エレファントストーンの経営戦略室ブランドマネジメント課所属

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