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デジタルサイネージ用の映像を作りたいけど、どんな映像が望ましい?
デジタルサイネージとは、ディスプレイやプロジェクターを用いて映像を表示する屋外広告のこと。いわゆる「電子看板」のひとつですが、テクノロジーの発達でそのPR手法も広がりはじめています。動画広告配信ツールとして定着しつつあるデジタルサイネージの映像制作のポイントなどを紹介します。
デバイスのサイズに合わせた映像を
一口にデジタルサイネージといっても、タッチパネル式のもの、店頭に置かれているポスターサイズのもの、新宿のアルタや渋谷のスクランブル交差点付近に設置されている大型ビジョンなどさまざまです。
最近はタクシーやエレベーターなど日常生活の身近なところにまでデジタルサイネージが搭載されるようになってきています。
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また、窓ガラスのような透明のディスプレイに動画や画像を映し出せるようなデバイスも登場し、注目されています。
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重要なのはデバイスのサイズにあわせた映像を作ることです。小さな画面のデバイスにごちゃごちゃした文字を映しても、ユーザーは読もうと思わないはず。判読できる文字サイズと距離感には方程式があります。実際現場に設置してみて、ターゲットとしたい距離から読み取れない場合は、内容を作り直す必要があります。
一方、大きな画面では、遠い距離からでも一目でわかるような、コントラストやビジュアル、動きがはっきりとした映像が向いています。
ユーザーの目に留まるようなコンテンツにするには、デバイスのサイズによって、映像の内容も作り変えていく必要があります。
遊び心のある映像制作を
デジタルサイネージ用の映像制作で重要なのは、インパクトです。これは、大きな画面でも小さな画面でも同じこと。たいていの場合、ユーザーは画面の前でじっとしているわけではなく、通りすがりに目にすることが多いはずです。
昨今では、デジタルサイネージも珍しいものではないですし、ただでさえ街中には情報が氾濫しています。そのなかでは、何かしらひきつけられる要素がなければ、足を止めてまで広告を眺めようとは思わないはずです。
テレビCMや映画のプロローグのような上品で繊細な動画よりも、ユーザーに「なんだろう?」と思わせるような、遊び心とインパクトのある映像作りが求められます。
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動画制作が昔よりも身近になったことで、Webだけではなく、デジタルサイネージ上での展開も可能になりました。動画広告配信ツールとして定着しつつあるデジタルサイネージ、ぜひ活用してみてください。
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