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ハイセンスで高コスパ!
『Instagram』内PR動画の好事例を見る
全世界で約10億人のユーザーを持つといわれる『Instagram(インスタグラム)』。
2015年からInstagram内でも広告配信がスタートしており、その拡散力と影響力の高さから、最近では自社アイテムやサービスを動画でPRする企業が増えています。
当サイトを運営するエレファントストーンでも、Instagramをプロモーションに使いたいというご要望をよく耳にするようになりました。
業種としては、ファッションの分野での配信が華やかで目を引きますが、食品業界、不動産・住宅業界、ゲーム業界など多岐にわたってさまざまな活用が試行されているようです。今回は、そんなインスタ動画の中から、いくつかピックアップしてご紹介してみたいと思います。
バナナ・リパブリック
まだインスタ動画が一般的ではなかった黎明期に、うまく当プラットフォームを利用し話題となったのがこちらの動画。
バナナ・リパブリック (Banana Republic) は、GAP(ギャップ)でおなじみの米アパレル企業GAP社が展開する「カジュアル・ラグジュアリー」なファッションブランドです。
この動画は、2014年のコレクションを発表する際にPRとして制作されたもので、デザインのスケッチが完成していく過程を「タイムラプス動画」(一定間隔で撮影された静止画をつなげて作るコマ送り動画)のスタイルで紹介しています。
彩色されたデザイン画と、モデル着用のリアルクローズが綺麗に重なりあうラストが、とても印象的。わずか15秒という短い時間に、洋服づくりのおもしろさがギュッと凝縮された素敵な広告です。
無印良品
「タイムラプス」の技法をうまく利用したPR動画をもう一つ。
無印良品が2016年に配信した「自分で作るガトーショコラ」の商品動画なのですが、ホームクッキングの工程がストップモーション風にコマ送りされ、わずか15秒でガトーショコラが完成しています。
めっちゃ簡単なのに、めっちゃ美味しそう! 観ていると糖質制限の四文字が頭から消えていきます。実際の調理時間は20分が目安のようですが。
食料品とインスタ動画の親和性の高さがとてもわかりやすくて、とてもお腹のへる、なんとも香ばしい動画です。購買意欲を見事にくすぐってきますね。
東京ディズニーリゾート
食べ物系のインスタ動画をもう一つ。
ミッキーワッフルの紹介動画ですが、さまざまな形で分割された画面構成がインパクト大です。
映像が伝えようとしている、好みのトッピングで自由なアレンジが可能なミッキーワッフルの商品特性と、「夢が叶う場所」というディズニーランドのキャッチコピーが最高にマッチしていて、とてもお腹がすいてきます。
二度見はおすすめしません。仕事を抜けて夢の国に行きたくなりますので。
SUUMO
日本最大級の不動産・住宅サイト「SUUMO(スーモ)」の制作したインスタ動画がこちらです。
マスコットキャラクターのスーモ君が、DIYで自分の理想の部屋を手にしていく様子をリアルに再現しています。
サーフボードが似合う、素敵なお部屋ですね。
「SUUMO(スーモ)」は、この動画のほかにも定期的に15秒のインスタ動画を配信。
もっとも利用者の多い若年層を中心に、高い動画再生率を達成し、ブランドの認知度向上につなげています。
ゼグシィ
ファッション、食品、家具のおしゃれなPRにもってこいのInstagramですが、動画視聴者の増加にともない、無形のサービスやプロダクトをもつ企業もインスタ動画を積極的に活用するようになっています。
その好例としてご紹介したいのが、リクルートが提供している結婚情報サービス「ゼクシィ」が配信したこちらの動画です。
結婚式で用いるドライフラワーの花冠を手作りする方法を簡単に紹介しています。
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