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映像・動画をプレゼンに! 初心者にもおすすめの3つの取り入れ方

映像・動画をプレゼンに! 初心者にもおすすめの3つの取り入れ方

新型コロナウィルスの影響でテレワークを導入する企業も増え、会議や打ち合わせがオンライン主体になった人も多いと思います。仕事の様式が変わったならば、プレゼンテーションもちょっと変えてみてはどうでしょうか? 今まで通りパワーポイントのスライドショーを垂れ流すのではなくて、今、映像や動画の要素をプレゼンに取り入れる人が増えてます。

まずは取り入れやすい3つの要素を紹介します。

パワポのプレゼンで差をつけよう

プレゼンテーションにも使えるソフトウェア『wave.video』によると、毎日世界で3,000万件パワーポイントによるプレゼンテーションが行われているそうです。wave.videoは「新鮮で、ユニークで、型にはまらない」として映像によるプレゼンテーション作成を推奨しています。映像によるプレゼンでは静的なファイルよりも注意を引き、通常の退屈なプレゼンテーションより速く効果的にあなたのメッセージを届けてくれます。

実はパワーポイントでも動画は差し込むことができます。「挿入」からYouTube動画とオリジナル動画を差し込むことができます。新しくソフトウェアを開拓するのが難しい人はまずは動画差し込み機能を使ってみてください。

会議を録画しよう

映像による資料を作るのが難しい場合は、会議の内容を録画してビデオによるアーカイブを作るだけでも違ってくるといいます。

『Panopto』によると「参加者がプレゼンテーションの一部または全部を配信されたとおりに再視聴できます。打ち合わせに参加できなかったが意思決定を持つ上司や関係者の前に会議の様子を示すことができる大きな証拠です」として会議のアーカイブ化を進めています。『Screecast』は会議の動画を可能ならYouTubeやVimeoといった動画共有サイトにあげることも手段のひとつにあげています。いつでも参照できるためです。

残念ながらデメリットもあります。映像の中の発言を検索することは現在の技術ではまだできません。『YouTube』では概要欄にタイムコードと目次を入れておけば、気になる目次に飛べる仕組みを提供しています。このタイムコード&目次による検索は『Google』が追随していてそのうち動画のOCR検索は一般的になるかもしれません。

ハリウッドの技術を使え

ハリウッドの技術で「第四の壁を破る」というものがあります。出演者がその世界から私たちに語り掛けるといったシーンは、視聴者を引き付けます。

映画「アニーホール」がその古典的な例として知られていますが、途中から、映画なのにカメラに向かってしゃべっているのがわかるでしょうか? 会議で映像を使うというと「何か作品を作らなくてはならない」と思う人がいるのですが、単純にアイコンタクトの手段としても使えます。

つまり、自分が視聴者へ向けてしゃべる映像を作るだけでも、視聴者と目が合うわけです。『Highfive』は「人々をメッセージと結び付けるために重要です」と述べています。これなら取り入れやすくありませんか?

映像によるプレゼンが効果的な理由

実際、では映像によるプレゼンテーションはどのぐらい効果があるのでしょうか? 2015年に「学生の学習に対して映像を使ったプレゼンが効果があるのか」といった論文が発表されました。何故かというと教育現場では映像は昔から使われてきたわけで「先駆者」なわけです。

それによると、性別によってグループ分けしたりしても効果に有意な差はなかったが、学習のレベル別にグループ分けした場合、勉強している学生がさらに映像のプレゼンテーションを使用した場合は有意差があったといいます。映像は学習に効果的ということが証明されているのです。

学習に関しては「語るのではなく見せる」が大いに役立つのです。

ブレイクタイムにもなる!

『Video Excellence』は、映像は「ブレイクタイムにもなっている」といいます。

「映像は、プレゼンターと参加者の両方に必要なブレイクタイムにもなりえます。多くの場合、視聴者はプレゼンターがただ話を続けているように感じるでしょう。プレゼンテーションに映像を組み込むことで、誰かの話を際限なく聞いているだけでなく、他の何かを見ることができます。また、プレゼンターはリラックスしたり、水を飲んだり、メモを確認したりすることもできます」と映像の重要性を説きます。

これを見て始めない理由はないですよね? さあ、あなたも映像をプレゼンテーションに取り入れてみませんか?

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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