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ステイホームを呼びかけながら積極PR!
フィリピン観光省の取り組み

ステイホームを呼びかけながら積極PR! フィリピン観光省の取り組み

自由な海外旅行が大幅に制限されている中で、国外の観光客に向けたPRはどのようなかたちで行われるべきなのか? 海外旅行のプロモーションの現状はいったいどうなっているのか、気になるところですよね。そこで今回は、その一例として積極的なPRを展開しているフィリピン観光省の取り組みをご紹介いたします。

ステイホームを呼びかけながら積極PR!

フィリピンの名所や観光地、文化の魅力をYouTube動画や360°動画を活用し、幅広く紹介しているフィリピン観光省。海外旅行の新しいあり方が求められている中、国内の観光スポットを動画に収めた「Wake UP in the Philippines(目覚めたらフィリピンへ)」を制作し公開しています。

「また、フィリピン旅行ができる日まで」と題したこの動画の大きな注目ポイントは、観光プロモーションでありながらもステイホームを呼びかけていることです。

「Until we can travel again Stay at home」

「いまはまだ叶わないけど、また旅行が出来るその日までステイホームを楽しもう」とフィリピン国民や全世界の旅行客に向けて強いメッセージを発信しているのですが、その打ち出し方が非常に洗練されているので深く印象に残ります。

こちらでは、雄大なフィリピンの自然が空撮されていて、めちゃくちゃカッコいいですよね。

アドベンチャーツーリズムをスタイリッシュにアピール!

このシリーズでは、他にも16本の動画で登山、サーフィン、滝での冒険などフィリピン旅行で楽しめるアクティビティ、自然、文化体験を観光スポットや名所とともに紹介しています。

上の動画では、水中バーチャルツアーの様子がスタイリッシュな映像で描かれています。アドベンチャーツーリズム(異文化体験型の旅行)の要素が映像にふんだんに取り入れらている点も本シリーズの見過ごせないポイント。

国内旅行以上にリアル観光がままならない海外旅行の観光PRでは、オンラインを活用したバーチャル観光やデジタルツーリズムがしばらくの間は観光誘致の中心を担っていくことになるでしょう。

フィリピン自慢の食文化を紹介した動画です。ビビッドな色彩が印象的で、やはり映像が非常に洗練されています。

また、すべての作品が1分程度の視聴時間とミニマムな作りが意識されている店も見過ごません。

ホテルでの起床から特別な1日がスタート。どこかデジャブを感じるワンシーンですよね。一度訪れたことのある旅行者が動画を見て再度来てくれることを目的とした観光PR動画にもなっていることが伺えます。

いつかフィリピンに訪れたときに体験する感動やインスピレーションのきっかけとなるようにという願いから制作された「Wake UP in the Philippines」のシリーズ動画。素敵すぎて困ります!

フィリピンの新しい生活様式を映像で紹介

新しい生活様式が提唱されている時代。いざ、海外旅行をするとなると他国の感染症対策はどうなっているのかも気になってきますよね。

この動画では、フィリピン有数の観光エリア・ボホール島に位置し、美しい白砂のプライベートビーチを堪能できる「ボホールビーチクラブ」での取り組みを紹介。徹底した感染症対策を行いながら、以前と変わらぬおもてなしを提供していることが実際に映像で確認することができます。

これなら安心して旅行に出かけることができますよね。公衆衛生面での不安は海外旅行のネックの一つとして挙げられることも多いので、今後もこうした映像制作の重要は高まっていくことでしょう。

まとめ

今回は、インバウンドの消失をはじめ観光業界が大きく揺れる中、新しい旅のカタチを提案しているフィリピン観光省の取り組みをご紹介しました。

いまだかつてない困難な状況に直面している海外旅行ですが、ステイホームを呼びかけながらも自国の観光地や文化の魅力を前向きに世界へPRするそのメンタリティからは学ぶべき点が多いですよね。

また、アクティビティを通じて異国の自然や文化を体験する「アドベンチャーツーリズム」の要素を観光PR動画に取り込むアイデアも今回の見逃せないポイントです。

海外旅行のプロモーション動画は面白い事例が多いので、今後もいくつかご紹介していくつもりです。お楽しみに!

アイデア光る観光プロモーション「深呼吸、しよう、長崎で。」
あー旅行に行きたい!旅行に行きたい!旅行に行きたい!

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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