MARKETING

地方自治体のPR動画 「斬新なアイデア」で話題を呼ぶ動画の特徴

地方自治体のPR動画 「斬新なアイデア」で話題を呼ぶ動画の特徴

近年、地方PR動画がネットやテレビで注目を集めています。日本全国で多数の自治体や観光地が映像制作に取り組んでいますが、SNSなどで脚光を浴びるものは、その中のほんの一部です。世間をにぎわす動画には、どのような特徴があるのでしょうか。最近話題になった地方PR動画をご紹介します。

地域が舞台のプロモーション映画。”長生ノスタルジア”

千葉県唯一の村である長生村を舞台にした、プロモーション映画です。

仕事を辞め、父が一人で暮らす長生村に帰ってきたアカリ(谷口蘭)。春、夏、秋、冬と巡る季節の中で、ふと忘れかけていた高校時代の記憶が蘇り、大人になって改めて気づいた村への思いを胸に、長生村での新しい暮らしへと歩みを進めるというストーリー。

「うちの村には動画で紹介するような名所や食べ物がない」という長生村役場の声を受け、「村を舞台にした物語を作ったら、登場人物の感情に共感してもらえて、舞台となる長生村の良さも伝わるのでは」というエレファントストーンの安田監督の提案により、地方プロモーション”動画”ではなく、プロモーション”映画”が制作されました。

映画『長生ノスタルジア』安田瑛己監督インタビュー
・公式HP:千葉県長生村

1200万回再生、海外でも話題。“COME ONE!関門!”

九州と本州を隔てる関門海峡に、地元の名産品を組み合わせた巨大な海峡怪獣『カイセンドン』が現れ、パニックに陥る市民の様子を映画風に撮影。「潮の流れが速い」という関門海峡の特長をストーリーに活かしています。

特撮映画さながらの大迫力と予想外の展開に目が釘付けになるこちらの動画。映像クリエイター江口カン氏が企画・監督、怪獣CGは『シン・ゴジラ』を手がけたスタッフが制作しました。

映像公開当時も評判になりましたが、その後ベトナムやインドなど海外でも視聴が伸び、自治体動画としては異例の1200万回再生を超え、さらに話題となっています。


『関門PRムービー「COME ONE!関門!」』(北九州市・下関市)
・公式HP:どうした?関門海峡

リアルな高校生のホンネを。“田舎女子高生”

宮崎県小林市のPRソングを地元高校生たちとつくるワークショップ「日々のうたごえプロジェクト」から生まれた“田舎女子高生”

「月9が火曜深夜」など、高校生たちのリアルな「田舎あるある」が面白いと話題になっています。高校生の日常を切りとった爽やかな映像に、テンポよく出される手描き風のテロップは必見です。

『宮崎県小林市 PRミュージックビデオ”田舎女子高生” | 日々のうたごえプロジェクト』(宮崎県小林市)
・公式HP:日々のうたごえプロジェクト|宮崎県小林市

SNS世代が共感!新感覚のPR動画“四国ネオ遍路”

元国営の高松空港が民営化前に作った“四国ネオ遍路”は、高松空港をスタートし、“フォトジェニックな四国の88箇所”を巡るストーリーとなっています。

珍しい縦型動画はスマホ視聴を意識したもの。Twitterやインスタグラムでの拡散に必要なハッシュタグ(#)を動画タイトルや映像内に設置するなど、SNS世代に共感されやすい作りになっています。

『#NEOHENRO | 四国ネオ遍路 (順打ちver.) – NEO Shikoku Pilgrimage』(高松空港)


『【逆再生】#NEOHENRO | 四国ネオ遍路(逆打ちver.)』(高松空港)
・公式HP:NEOHENRO

まとめ

地方PR動画はネットやテレビなどでも注目される機会が増え、視聴者からの期待値が高まっています。最近では、BGMやテロップにもこだわり、ネット特有の繰り返し視聴に耐えられるだけのクオリティをもった映像が多くなってきました。

このように、最近話題になった地方PR動画には、映像のクオリティやSNS拡散を意識した作りに特長がありました。今後公開される動画も、ぜひこのような点をチェックしながら視聴してみてはいかがでしょうか。

▼後編を読む
地方自治体のPR動画3選 斬新なアイデアで話題を呼ぶ動画の特徴【後編】

当サイトを運営している映像制作会社エレファントストーンは、地域のありのままの”姿”を映像にするサービス『フィルさと』のWebサイトをオープンしました。地方PR動画やインバウンド向けの映像などの制作実績もご紹介しているのでよかったら遊びにきてくださいね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンで開催される月1会議でのプレゼンテーションや、社内研修をもとに記事を作成、更新します。

ZOOREL編集部の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事