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スマホひとつで動画編集!初心者におすすめなアプリ5選

スマホひとつで動画編集!初心者におすすめなアプリ5選

スマートフォンのカメラ機能は年々進化しており、初心者でも綺麗な動画を撮ることができるようになりました。撮った動画を編集して作品にしたり、SNS用にエフェクトをかけたり一手間をかけて楽しむ方も増えているようです。

動画編集をするにはパソコンが必要だと思われがちですが、今やスマホアプリでも本格的な編集ができます。もちろん、YouTubeやSNSに公開できるクオリティの動画が作れます。

しかし、多種多様ある動画編集アプリの中でどれを使えばいいのか迷ってしまいがち。そこで、この記事では動画編集アプリを選ぶ上でチェックすべきポイントを解説。その上で、おすすめのアプリを5つご紹介します。動画編集アプリをお探しの方は、是非チェックしてみてください!

動画編集アプリを選ぶときのチェックポイントとは?

おすすめのアプリをご紹介する前に、まずは動画編集アプリを選ぶときのチェックポイントをご紹介していきます。

1、基本的な性能

まずは、基本的な性能について見ていきましょう。チェックポイントとしては3つありまして、以下の通りです。

・どのくらいの尺までの作品が作れるのか
・静止画の使用が可能かどうか
・ウォーターマークの有無

一つずつ詳しく見ていきましょう。

  • 1-1、どのくらいの尺までの作品が作れるのか
    アプリによっては、作れる動画の尺が限られているものがあります。そのため、自分が作りたいと思っている動画の尺に合ったアプリを選ぶようにしましょう。SNS用に15秒〜60秒ほどの短尺な動画が作れれば良いという方はあまり気にする必要はないかと思います。しかし一方で、旅行の思い出を残しておいたり、YouTubeに投稿したりするために10分以上のものが作りたいなど、比較的長尺なものを作りたいのであれば、どのくらいの尺まで作れるアプリなのかは必ずチェックしておきましょう。
  • 1-2、静止画の使用が可能かどうか
    動画しか入れられない、もしくは静止画しか入れられないという動画アプリがあります。表現の幅を広げるために、動画、静止画どちらも入れこめるアプリにしておくのがおすすめです。
  • 1-3、ウォーターマークの有無
    ウォーターマークとは、作成した動画に入ってしまうアプリのロゴを指します。無料版だと、ウォーターマークが入ってきてしまい、有料版にすることで消えるというアプリも少なくありません。せっかく制作した作品にウォーターマークが入ってしまうのが気になる方は、ウォーターマークが入るアプリなのかどうか事前に確認しておきましょう。

2、編集機能

続いては、編集機能についてチェックすべきポイントをご紹介していきます。これらの機能についてはマストで確認すべきというよりは、ご自身がどのような編集をしたいかによって必要かどうか変わります。

・文字入れ機能
・エフェクト
・BGMを入れる

こちらも一つずつ見ていきましょう。

ちなみに、これらの機能についてはダウンロードする前にチェックするというよりは、実際にダウンロードしてみないと分かりづらい部分ではあります。動画編集アプリについては基本的に無料でダウンロードできるものがほとんどなので、実際にいじってみて、以下のポイントについて吟味していくという流れがおすすめです。

  • 2-1、文字入れ機能
    動画編集アプリのほとんどに文字入れ機能があります。しかし、どれくらいの種類のフォントが選べるのか、また文字を入れる場所の指定が自由にできるのかどうかについては、アプリによって異なります。表現の自由さや、操作のしやすさなど、個人の作りたい動画によって変わる部分ではあります。実際にいじってみて使い心地をチェックするのが良さそうです。
  • 2-2、エフェクト
    テンプレートで用意されているエフェクトの種類もチェックするようにしましょう。エフェクトとは、文字を動かして見せたり、動画のつなぎ目をかっこよく加工してくれる機能のことです。こういったエフェクトについてもアプリによって使えるものは異なります。華美な演出をしてくれるものもあれば、シンプルでスタイリッシュな印象のものもあります。ご自身の作りたい動画にあったものが使えるかどうかはチェックするようにしましょう。
  • 2-3、BGMを入れられる
    動画の印象を大きく左右するのが、BGMです。アプリにいくつか入っていて選べるものもあれば、自分のスマホ内にダウンロードされている音楽を使えるものもあります。後者については、著作権に抵触しないよう気をつける必要がありますが、自身の好きなBGMで動画を作りたいのであれば見逃せないポイントです。

【2021年版】おすすめ動画編集アプリ5選

それでは、チェックポイントも抑えた上で、おすすめ動画編集アプリを5つご紹介いたします。

記事内でもご紹介してきたように、一口に動画編集アプリと言っても、アプリによって作れる動画のテイストはガラッと変わります。そこで完成作品のイメージが湧きやすくなるよう、作例も載せてありますので是非参考にしてみてください(一部アプリでは作例が見つからなかったので掲載されておりません。ご了承下さい!)。

1、VivaVideo

・特徴:日本語、英語フォントどちらも豊富。動くステッカーなどでエフェクトも簡単につけられる。
・対応OS:iOS・Android
・編集部コメント:
編集に慣れている方でも満足に編集できる動画編集アプリです。直感的な操作ができるので、初心者の方でもとっつきやすいのが魅力。旅行などの楽しい思い出をVlogにしたい方に特におすすめの動画編集アプリです。

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▼関連動画:アプリ紹介動画

2、Videoleap

・特徴:カット編集、BGM挿入、テキスト挿入、縦動画の編集など基本的な機能は全て網羅している。
・対応OS:iOS・Android
・編集部コメント:VivaVideo同様、初心者の方でも本格的な動画編集ができます。特に、
ポップなエフェクトを使いたい方におすすめ。無料版でもウォーターマークが入らないのが嬉しいポイントです。

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▼関連動画:アプリの使い方と作例

3、Magisto

・特徴:AIによる自動編集機能。
・対応OS:iOS・Android
・編集部コメント:時間をなるべくかけることなく、おしゃれな動画を作りたい方におすすめ。と言うのも、「テーマ」を選ぶことによって自動で動画を完成させることが可能なのです。初心者の方で、とにかく簡単にオリジナル動画を作りたいと考えている方にとっては、この上ない動画編集アプリだと思います。

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▼関連動画:アプリ紹介動画

4、iMovie

・特徴:カット編集、BGM挿入、テキスト挿入といった基本的な操作ができる。
・対応OS:iOS
・編集部コメント:iPhoneユーザーであれば無料で使うことができる言わずと知れた動画編集アプリです。基本的な動画編集機能が使える一方で、フォントの種類やテロップの位置が限られているので、自由に編集したい方にはあまりおすすめできない側面があります。

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5、Adobe Premiere Rush

・特徴:パソコンで行うような本格的な動画編集をスマホ一台で行える。
・対応OS:iOS・Android
・編集部コメント:アドビ社によるソフトです。無料トライアルは可能ですが、基本的には有料(月額)なので「プロユースのソフトで本格的な編集を行いたい!それもスマホで。」という方におすすめです。初心者向けと言うよりは、ある程度動画編集に慣れている方(特にAdobe Premiere Proに使い慣れている方)におすすめの動画編集アプリです。

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▼関連動画:アプリの使い方に関する動画

アプリでの動画編集初心者に向けたテクニック

おすすめの動画編集アプリをご紹介してきましたが、ここで撮影や編集で使えるテクニックをいくつかご紹介します。気になる方は、チェックしてみてください。

トランジションを意識する

トランジションとは、一つの動画のカットから次の動画へ映る際のエフェクトのことです。これを意識して撮影をすることで、かっこいいVlogを作ることができます。ぜひ、こちらの動画も併せてチェックしてみてください。

三脚があるとGOOD

今後も継続してスマホで動画を作るのであれば、三脚を一つ持っておくことをおすすめします。

例えば自身の描く絵をタイムラプスで撮影する場合だったり、外出先でも決めた構図で撮る際に、三脚で固定されていることで構図を崩すことなく撮影することが可能です。

また、手振れをしていないカットというのは、動画の雰囲気を締めるような効果があり、動画全体のクオリティにも直結します。スマホ用の三脚は¥3,000ほどで十分なスペックのものが購入できるので、継続的に動画を作っていきたいのであれば購入しておくのをおすすめします。

1カットは5秒以内に収める

こちらに関しては、編集時のコツです。1カットを5秒以内に収めますと、テンポが良く視聴者を飽きさせない映像になります。実際に10秒ほどの尺のカットを入れてみると分かりやすいのですが、冗長な印象を受けると思います。

とはいえ、あくまで編集時のコツです。撮影素材が5秒以上になってしまっても編集時に調整すれば良いので、撮影時にはあまり気にしなくても良いでしょう。

まとめ

動画編集アプリをご紹介してきました。スマホ一台で撮影・編集ができるようになった現在、かっこいい動画を作るのは難しいことではなくなりました。一度制作してみると分かると思うのですが、動画を自身の手で制作するのは非常に楽しく、思い入れのある作品は定期的に振り返りたくなるものです。

そういった作品が作れるようなアプリ選びのヒントを本記事より得られていると幸いです。

最後に余談ですが、普段からいろんな動画・映像に触れておき、「この構図かっこいい」「こんな表現もあるのか」などと、自分の中にストックしておくことが上達のコツです。

それでは、楽しんで動画づくりができることを願っております。

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分かりやすっ!モーショングラフィックスを解説してるYouTuber

この記事を書いた人

登陽一朗
エレファントストーン経営戦略室企画課所属

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