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YouTube動画の「イントロ」「オープニング」で心をつかむコツとは?

YouTube動画の「イントロ」「オープニング」で心をつかむコツとは?

今やビジネス利用が当たり前になっている『YouTube』。厳しい競争に勝ち抜くには「イントロ(オープニング)」が大事です。最初の数秒で視聴者の心をつかむ必要があるからです。

例えば、映画の世界でいえば我々は松竹、東映、東宝といった会社のロゴが入ったムービーが映画の最初に紹介されるのを記憶していると思います。富士山や波しぶきといった一見映画と関係ない映像だがインパクトがあり短い時間ながらも覚えてもらえる、それが最高のイントロ(オープニング)です。

では、何を作ればよいのでしょうか?イントロほど難しいものもありません。そこで今回は『Invideo』より「How to add intro to youtube video」をもとに紹介します。

注目を集めるYouTubeイントロを作成することが重要なのはなぜですか?

YouTubeは動画を作成したらアップロードするのに最適な場所の一つで、3,100万以上のチャンネルを持つ巨大な動画プラットフォームです。YouTubeでのイントロは、「ユニーク」で「記憶に残る」だと効果的です。そして、本編と一致している必要があります。

特に重要な要素は5つです。

ブランディング

YouTubeチャンネルが勢いを増すと、イントロはあなたのコンテンツの代名詞になります。つまり、イントロには重要なブランディング要素を含める必要があります。特に名前、ロゴ、色を考慮する必要があります。

人々はこれらの要素=あなたのコンテンツと関連付け始めます。もし、将来イントロを変更することにした場合は、これらの要素を変更するのは少し大変かもしれません。人々があなたのチャンネル、コンテンツをどのように考えているかに基づいて再構築する必要がでてくるからです。

Think Mediaが代表的な例です。彼らがフォントや演出などいかに一貫した視覚言語をもっているかがわかります。

動画出展:https://www.youtube.com/channel/UCGxjDWAN1KwrkXYVi8CXtjQ

時間

イントロの長さは20秒を超えないようにする必要があります。実際に、YouTubeでは25秒より長いイントロでは視聴者の約50%が失われるというデータがあるそうです。YouTubeのユーザーは毎日多くのコンテンツを視聴しています。つまり、すぐに次の動画へ目移りしてしまうのです。だからこそ、イントロは簡潔で効果的である必要があります。

代表例はNick Nimmin。彼の鮮明で短いイントロに注目してください。また会話や字幕、早口でしゃべるスタイルといったの配信の特徴とシンプルなイントロの一貫性がわかります。

動画出展:https://www.youtube.com/channel/UCei6wyubYC1I1FwZ54LZFiA

テキスト

YouTubeというと映像ばかりに着目が行くのですが、優れた映像だけでは視聴を促すことは難しく、優れたテキストも必要です。ビデオのイントロでテキスト要素を表示させることを考えるべきです。特にVlogでは、よりシンプルにすることが大切。イントロは、魅力的なクリップと、それに続く魅力的なフォントを適切に配置することが重要なのです。

もし、ビジネス利用で会社の製品を紹介する映像を作成している場合は、アニメーションとテキストを組み合わせるのはかなり有効とされています。アニメーションと併用することで、ダイナミックな視覚体験が得られるためです。

代表例はJustin Brownです。実際に彼はYouTubeの作り方を説明しているYouTuberで、イントロの大事さも同じように説いています。

動画出展:https://www.youtube.com/channel/UCO4Nw0vUpxgb0zsziJ1SaMg

Nick Nimminと同じくシンプルですが、ちょっと演出が凝っているのがわかると思います。

音楽

ときどきYouTubeで無音のイントロを見つけますが、音楽は大事な要素です。良い映像とは文字、音楽、そしてビデオの3つが混ざったものと心得るべきでしょう。イントロの音楽は印象的である必要はありませんが、キャッチーさは重要です。シンプルでありながら耳に心地よい、記憶に残るメロディーを探しましょう。

多くの人々はビジネス、個人利用にかかわらずYouTubeの取り組みのためにオリジナルの曲を作ることは難しいですよね。そんな場合はロイヤリティフリーの曲を使いましょう。しかし、選択した曲がほかで使われていることも少なくありません。他の多くのYouTubeユーザーが使用していないメロディーを選択するようにしてください。

例はCarly the Prepsterです。22秒ほどのイントロは通常のYouTuberとしては長いのですが、印象的なBGMがあってこそ成り立っています。

動画出展:https://www.youtube.com/channel/UCJMEcR_fcx72FHojQMHCGMQ

品質

最後に注目すべきは、イントロの品質です。そういうと多くの人は、高品質な「画」を撮ることや「高画質」であることを追求します。しかし、見栄えだけではないことを覚えておく必要があります。イントロをまとまりのあるコンテンツにするために動画へスムーズにつながり、動画本編とフォントや色使い、雰囲気などが一致していることが大事です。

まとめ

このようにYouTubeのイントロはユーザーの心をつかむ大事な要素です。もっといろいろなイントロを見たい場合には、RKMFXが紹介するイントロ用テンプレートベスト10を見てみましょう。

動画出展:https://www.youtube.com/channel/UCj2eZdUEXQclzTzNND1HXPQ

とても参考になりますよ。


 

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ZOOREL編集部
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