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完全視聴率60%越えのSNS動画広告のノウハウを赤裸々に公開します
こんにちは!エレファントストーンマーケターの小田嶋です。
みなさん毎日どこかしらで何かしらの情報を動画から得ていると思います。
近年、ユーザーにとっての動画は“時間がある時になんとなく見るもの”ではなく、“目的を持った情報”へと変化しました。それに伴い、視聴者が見たくなる動画=ユーザーのインサイトをしっかり捉えた動画クリエイティブを制作することが求められています。
本記事では弊社の過去実績に基づき、“ユーザーが見たくなるSNS動画広告の制作ノウハウ”を赤裸々にご紹介いたします!
是非今後の動画制作の参考にしてください。
広告市場もネット(SNS・YouTube広告)の時代
ネット広告(SNS広告)の市場ニーズは年々高まっており、2021年以降、ネット広告がマスメディア*をついに上回り、今や業界問わずネット広告の時代となりました。
みなさんにとってとても身近であり、なくてはならない“スマートフォン”の普及による影響がとても大きいと言えるでしょう。
※マスメディアとは、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどの媒体
引用:https://media-radar.jp/contents/meditsubu/ad_cost/
ネット環境やスマホの普及、さらにはYouTubeやSNSの流行も重なり“いつでも、どこでも、沢山の情報を得られる”便利な時代となりました。しかし、便利になった反面でユーザーは情報過多による疲弊・拒絶を起こし始めています。
引用:https://www.infocubic.co.jp/blog/archives/14041/
溢れかえった情報の山の中で埋もれずに輝ける映像をつくるためには、“制作者側が見せたいもの”ではなく“ユーザーが見たくなるもの”をつくるという視点が必要です。
動画クリエイティブは“見せたいもの”ではなく“見たくなるもの”へ変化
まず先に、これからお話しする「SNS広告」の認識を揃えてから進みましょう。
みなさん以下のような広告を日々よく目にするかと思います。
YouTube広告
例)5秒でスキップ:インストリーム広告
引用:https://support.google.com/google-ads/answer/6055025?hl=ja
Instagram広告
引用:https://infinity-agent.co.jp/lab/instagram-ads/
恐らく「いつもスキップするやつだ」「鬱陶しいやつだ」と思われた方が多いかと思います。実際に9割の人が“広告はスキップする”と統計からもでており、“意図して見たいものではない”と思われているのが実状です。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000003149.html
しかし、その反面ユーザーは「自分が欲しい情報を、より端的にスピーディーに知りたい」とは思っており、自分に合った情報であればネット広告は必要だと思っています。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000025039.html
ですので、ユーザーが本当に知りたいこと(ユーザーのインサイト)をしっかり理解している動画広告であれば、ユーザーは見てくれるのです。
では、ユーザーが莫大な量の動画コンテンツの中から「見たい!」と思う動画を作るため必要なことをこれから3つお伝えします。
POINT① Who:誰に見せたいのか = ターゲットの属性を設定すること
相手が“見たくなる動画”を作るために、まず先に“どんな人に”見てほしい動画なのかをしっかり構成しておくことが肝になります。
例えば皆さんが、全く知らない、会ったこともない人に対して「プレゼントを選んでください!」と言われた場合を想像してみてください。性別、年齢、業種、既婚か未婚、子供の有無、趣味や好みなど、どんな属性の相手なのか次第で何をプレゼントするか決めるとかと思います。
動画も同様に、どんな相手に見せる(プレゼントする)のか次第で、内容が全く変わってきてしまうため、まずはしっかりターゲットを設定しておきましょう。もしくはクライアントの方でイメージがあれば、しっかりヒアリングを行いましょう。
POINT② When/Where:いつ・どこで見るのか = ターゲットのインサイトを理解する
続いてのポイントは相手のニーズを知ることです。どんな時に、どこでその情報を見たいと思っているのかを読み解くことが二つ目のポイントです。
ここからは市場リサーチが必要になりますので、実際のリサーチ方法もお伝えいたします。では、実際にそれぞれを採用向けの動画を制作すると仮定してリサーチしてみましょう。
・いつ見たいか
「採用動画 見たいタイミング 調査」といったワードで検索してみると、ノーテッド株式会社による「23・24卒生対象 採用動画の効果的な活用方法に関する実態調査」がヒットしました。
・どこで見るのか
次に、就活時どこで動画を視聴するのかを調べるために「採用動画 どこで視聴した 調査」と検索してみます。株式会社プルークスとレバレジーズ株式会社による「就職活動におけるスマートフォンの活用と採用動画視聴に関するアンケート調査」を参考にどこで見るのかを絞り込んでいきます。
まとめると以下の通りです
ここでさらに設定できるのが、動画の尺になります。
引用:https://kotatsu.info/2022-01-31-youtube-video-advertising/
ユーザーは意思決定の段階ごとに興味・関心の度合いも異なるため、適切な動画の長さ(尺)を選んであげることもポイントです。
まだ企業や商品を全く知らないユーザーに10分の長尺=情報量の多い動画を見せても最後まで見る可能性は低いですが、30秒程度であれば「気になる情報であれば見てみよう」と思う傾向にあるのです。
逆に、興味・関心があるのに15秒や30秒の動画では情報量が少なくユーザーががっかりしてしまうため、その場合はしっかり尺のある情報量の多い動画の方が好感を持ってもらえるでしょう。
POINT③ What / Why:何を・何故知りたいのか = ターゲットのニーズを知る
ここまでで、誰に・いつ・どこで見せる動画なのかは設定できたと思います。最後に最も重要になるのが、“何を(情報)・どのように見せるか”です。
では、実際にそれぞれリサーチしてみましょう。
・何を見たいか
「就活 知りたい情報 調査」等のワードで検索し、株式会社プレシャスパートナーズによる「就職活動に関する調査」を参考に、就活生が知りたい情報を洗い出していきます。
・何故知りたいのか
次に、「採用動画 視聴後の感想 調査」で検索し、就活生がなぜその情報を知りたいのかをリサーチしていきます。今回は株式会社EXIDEAによる「23年新卒社員の就活時代の採用動画視聴に関する調査」を参考にします。
これまでの情報をまとめると以下の通りです。
誰に、いつ、何を、どのように届けるかがしっかり埋まった状態から映像の構成や内容を考えると「ユーザーが見たくなる動画はなにか」が必然的に見えてくると思います。
まとめ
ここまでお伝えした内容は当たり前のようで、実はとても重要な要素となります。「日頃から意識している」という皆さんも、改めて情報を整理しながら実践してみてください!
また、エレファントストーンでは「誰に(ターゲット)」が定まっていなくて困っているという場合でも我々マーケターがターゲットの設定からもお手伝いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
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