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自分の強みを会社の強みに。入社1年間で見つけた私の“個”

自分の強みを会社の強みに。入社1年間で見つけた私の“個”

皆さんこんにちはエレファントストーンディレクターの関戸です。

気がつけば2022年も終盤になり、今年1年を振り返りたくなる季節になりましたね。そんな今回は、現在入社2年目の私がエレファントストーンに入社してから考えていたこと、実行してみたことについて振り返りながら記事を書かせてもらいました。

特に当サイトを運営するエレファントストーンが掲げる行動指針の1つ“群れず、はぐれず、「個」を出そう。”にフォーカスして、この1年間を振り返ります。

※群れず、はぐれず、「個」を出そう。とは
エレファントストーンの一員として同じ方向を向きつつも、一人のクリエイターとして自分の強みを発揮すること、その強みを会社の成長にも繋げていくことを大切にしているという意味が込められた弊社の行動指針です。

より詳しく知りたい方は、以下もあわせてご覧ください。

行動指針04 群れず、はぐれず、「個」を出そう。

個を見つける。
まわりとのコミュニケーションを通しての気づき。

エレファントストーンに入社した直後、配属されたチームのマネージャーや先輩から「自分ならではの強みを見つけて、なりたいクリエイター像へ近づく努力をしていく」=「エレファントストーンの行動指針である“群れず、はぐれず、「個」を出そう。”を体現していく」ということの大切さについてよく話をしてもらっていました。

大学では映像の分野ではなくビジュアルコミュニケーションデザインを専攻していた私はこれまでに学んできた経験がエレファントストーンのディレクターとして自分の強みや武器になる。という答えに辿り着くのにそこまで悩むことはなかったです。

しかし、実際はディレクターとしての通常業務を問題なく進行できるようになることに精一杯で、“大学時代の経験を業務のどこで活かすべきなのか”、“エレファントストーンの行動指針である“群れず、はぐれず、「個」を出そう。”を体現するとはどういうことなのか”について考えるのを後回しにしていました。

焦る気持ちはありながらも、これといって動き出せずおりました。そんな中で周りの社員と関わる機会が増えていき、大きく2つのことに気づきました。

1つ目は、先輩社員の皆さんが個のスキル(強み)を発揮していることが、会社の中でのセルフブランディングに繋がっているということ。

2つ目は、過去の経験や日々のインプットから柔軟に思考をめぐらせることが、自分の言葉をもつクリエイターとしての自立に繋がっているということ。

特に後者の、何気ないコミュニケーションの中で“自分はこれが面白いと思っている。”と自分の言葉で発することができる人については単純にかっこいいなと思いました。自分の“理想のクリエイター像とは何か”という疑問にも繋がる気づきだったように感じます。

そんな先輩方に近づくために自分の強みをもっと見せていきたいという気持ちが少しずつ出てきました。そして実際に、その為に自分がすべきことは何かを考えるステップにも進んでいきました。

個を磨く。
月1回の全社会議での自己PRプレゼン「関戸タイム」。

業務の中で少しずつ自分の強みを発揮する場面が増える中で、“社内の人に自分の強みを知ってもらうために何ができるか”を考えるようになりました。

“自分の強みを社内にアピールするためにはどうするべきか?”と迷っている時に、チームのマネージャーから月に1度開催される社内全体会議で自分の強みをPRする時間をいただきました。

通称「関戸タイム」(こちらは当時のマネージャーに命名いただきました…!)。かれこれ、9ヶ月間、毎月の会議でこの時間を設けていただいていました。

この時間をいただいた時、これは自分にとって大きなチャンスになると感じ、新米ディレクターとしての成長記録を発表するだけではなく+‪α自分ならではの強みをPRをする場にしていこうと考えました。

実際、発表時は発表スライドの表紙に毎月違うデザインで「関戸タイム」のタイトルをロゴ化してみたりなどしました。楽しんでもらいつつ、少しずつでも自分を発信していきました。

毎月の会議はあっという間に来るので当初は大変なことを始めてしまったのでは…?とほんのり後悔もありましたが、皆さんのポジティブな反応がうれしくて、自分自身も毎月楽しんで続けることができました。

群れず、はぐれず、個を出すということ。
作品の中で発揮された成果。

「関戸タイム」を行う度に自分の強みを周りに知ってもらう機会ができて、先輩社員に声をかけていただく機会も増えました。そんな中、「関戸タイム」を続けたことの1番大きな成果は、実業務で自分のデザインの強みを活かせたことです。

“映像のタイトルロゴやコピーのテキストデザインを任せたい”とお声がけいただき、実際に映像で伝えたいことや役割に沿ったデザインであることを意識してタイトル、コピーのデザインを考案していきました。

具体的に1つ例を挙げると、エレファントストーンで制作した観光プロモーション映像の冒頭に出てくるタイトルをロゴ化する部分を担当。動画冒頭からワクワクした印象を与えられるように制作しました。

実際にお客様からうれしいお言葉をいただくこともあり、“群れず、はぐれず、「個」を出そう。”というエレファントストーンの行動指針が意味する“自分の強みで会社に貢献する”ということが自分自身少しずつではありますが本質がつかめてきた感じがありました。

社員が単に自分のやりたいことを好きにやって個性を発揮するという意味ではなく、自分の強みを見つけた先に、会社という組織の中でそれをどう発揮していくか。会社の強みとなる存在になれるか。そうした意味合いが込められた行動指針なのではないかと考えています。

そして、それを体現できるかどうかは自分のアクション次第のため、これからも立ち止まることなく積極的なアクションを起こしていきたいなと感じます。

個を磨いていく、これから。
なりたいディレクター像。

エレファントストーン入社2年目になり、“これからはどうなりたい?”と周りに聞かれることも、自分自身に問うこともしばしば。

そんな中で最近考えているのは、“良い意味で周りに流されながらも、機会をしっかり捉えてチャンスに繋げられるクリエイターになりたい”ということです。

色々な人が夢中になってるものや世間で話題になっていることに関して興味を抱き、そこに足を踏み入れて一旦流されてみる。これが、“良い意味で周りに流される”ということです。

「この曲全然興味なかったけど最近どの店に入っても流れてるな。聴いてみようかな。」みたいな。(笑)ミーハーともいいますね。実際、“好きでもないのにタピオカの列に並んでみたりする。”というクリエイターの言葉を目にしたことがあり、自分もそんな考えに至りました。(笑)

一旦周りに流されてその流れの内側に入ってみると、内側から見える景色が遠目から見ていた景色とは違ってみえることがあります。

よく“ミーハーなの?”と言われるのですが、自分のポリシーやバイアスが一切ない状態で1度ミーハーになって周りに流されてみるのは、幅広い視点を持っているべきなクリエイターにとって大事な事かもしれないなと思う最近です。

最近は女子の大半が持っているアームウォーマーブームにのっかり、ノリノリで毎日付けてみています。あれは見た目だけの飾りアイテムだと思っていましたが、寒い日の手先の防寒にとても優れているし、ワンポイントカラーでおしゃれを楽しめる凄く良いアイテムですよ!

だいぶ話が逸れましたが、“機会をしっかり捉えてチャンスに繋げられる。”という点では、エレファントストーンは入社してからのいわゆるアシスタント期間が比較的短いという面もあって、早い段階で多くのことに挑戦する機会が巡ってくるなと感じています。

経験したことのない分野に取り組む機会、普段出会わない人と会う機会、時にはチャレンジングな機会も。なので、“その一つひとつを逃さずチャンスに変え、自分自身の成長へと繋げていく”という循環が本当に大切だなと思うこの頃です。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回は、“群れず、はぐれず、「個」を出そう。”というエレファントストーンの行動指針に対して、自分が悩みつつも向き合って行動してきた結果、得たことについて書かせていただきました。

自分はまだまだ成長途中で、いつももがいている状態です。上手くいかない苦さにも日々出会います。ただ、毎日少しでも前に進んでいると実感できる瞬間が仕事におけるワクワクに繋がっています。

社会に出てからも成長の機会を作っていける、そんな環境に身を置けることは当たり前ではないと感じます。なので、そうした環境に恵まれているエレファントストーンでこれからも前を向いて何事にもチャレンジを続けていきたいです。

この記事を書いた人

関戸畔菜
エレファントストーンのディレクター

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