SPECIAL

後輩1人の育成を任されたと思っていたら、若手全体の教育を考えていた件

後輩1人の育成を任されたと思っていたら、若手全体の教育を考えていた件

皆さん、こんにちは!エレファントストーンのプロデューサー 三枝です。

若手の育成業務に携わっていると、本人の適性や会社的な正解、成功している先輩の方法など、色々と探りながら進めていくことが多いと思います。この記事では、実際に若手のプロデューサーに戦力になってもらうための施策背景やどんなことをしていたのかについて語りたいと思います。

皆さんは、後輩育成ってどうしてますか??

これまでZOORELでは手持ち撮影に関する記事しか書いてこなかった私ですが(笑)、「そろそろ仕事のことについて書いてもいいんじゃない?」と思うこの頃、実は昨年から後輩育成を任されることになったため、今回は育成について書こうかなと思います。

改めまして、簡単な自己紹介をすると、私は主にお客様の窓口(プロデューサー)として、案件の進行全体を管理する立場にあります。また、社内的にはサブリーダーという役割を担っており、後輩の育成やチームマネジメントのサポートなども行っています。

その業務の一環として、「エレファントストーンの若手プロデューサーを1人前にする」ための研修・施策も実施しています。ちなみに弊社は、年々組織を拡大しておりまして、プロデューサーの業務を担う若手のメンバーも増加中。

新卒として入ってきたばかりの人たち、未経験でこの業界に入ってきた人たちに、プロデューサーとして活躍してもらうためにはどうすればいいのか?この施策を企画・実行する経緯や成果をお話しします!

目的設定:プロデューサー教育研修の実施背景

今回、私が若手プロデューサー向けの研修に取り組むことになったのは、自分自身が後輩を指導する立場になったことがきっかけでした。私は現在、1名の後輩プロデューサーの育成を担当しています。指導にあたる中で常に感じるのが、「プロデューサーにとって何が正解なのか?」という感覚でした。

これまで、エレファントストーンのプロデューサー業務には明確なマニュアルがなく、それぞれのやり方や価値観に委ねられている部分が多くありました。日々先輩のやり方や考え方を、時にレクチャーを受けつつ、時に背中を見つつ覚える…そんな習慣だったんじゃないかなと思います。

だからこそ、会社としてもう一歩二歩成長していくためにも、“成功しているプロデューサー像”を明文化し、指導の軸として共有する必要があるのではと考えるようになりました。そんな想いを抱えていたとき、同じく育成責任を持つ先輩から「育成研修をつくってみないか?」と声をかけていただき、プロジェクトの進行役を務めることになりました。

「エレファントストーンのプロデューサー」の最大公約数を探る

プロジェクトは、まず課題整理から始めました。

プロデューサーという職種は、性格や得意不得意、価値観が色濃く出るポジションです。実際、営業スタイルも三者三様で、それぞれのノウハウが属人化しているという課題がありました。個々のやり方が正しいかどうかが曖昧なまま、若手が“雰囲気で学ぶ”しかない状態だったんですよね。

そこで、まずは私を含めた中堅層の3名が中心となり、自分たちの業務フローを丁寧に棚卸し。その上で、「このステップで大事にしていること」「ここでミスが起きやすい」など、業務の中の“判断基準”や“引っかかりやすいポイント”を徹底的に洗い出しました。加えて、マネージャーのメンバーからも助言を受けながら、育成の全体設計を構築していきました。

研修・施策内容の設計と運用

研修の対象は、新卒プロデューサーや昇格を目指す若手です。プログラムは大きく2つの柱で構成されています。

1つ目は、ワークを含んだ座学研修。これはプロデューサー業務の基礎を丁寧に解説し、考え方や対応方針を理解してもらうパートです。

2つ目が、実務と連動するチェックシートの運用と1on1の実践評価。普段の業務の中で「できていること/まだ苦手なこと」が見えるように設計されており、指導担当との1on1の中でPDCAを回していく仕組みです。

このチェックシートは、指導者側にとってもメリットがありました。というのも、指導者自身が「何を見て、どう育てるのか」を自覚できるようになったからです。中にはプロデューサー業務を専門としないマネージャーもいるため、今回の研修が育成スタンスの共通言語化につながったことは、組織にとっても大きな成果でした。

まずは自分の役割がどんな影響力を持っているのかを実感してもらうことが重要

この研修を通じて私が目指しているのは、若手がただスキルを学ぶだけではなく、「自分の仕事の意味や影響力に気づくこと」です。

たとえば、お客様とどう話せば信頼してもらえるのか、どう伝えれば安心して任せてもらえるのか。そうした“プロデューサーとしての基本姿勢”は、最初のうちはなかなか分かりにくいものです。でも、研修によって少しずつヒントが得られれば、会社の中で信頼を得られる行動が見えるようになり、自信を持って動けるようになる。その自信が、お客様からの評価にもつながり、良い循環が生まれると信じています。

そして将来的には、今この研修を受けている若手が、次に入ってくる新メンバーを育てる側に回ってほしい。そのときには、今の研修内容に自分なりのノウハウや視点をプラスして、次の世代へとバトンを渡していく。そんな未来を思い描きながら、日々の育成に取り組んでいます。

プロデューサーという仕事には、型がありません。でも、だからこそ、「育てる」ことに真剣になることが、組織全体の底上げにつながるのだと思います。

今回の取り組みは、育成という意味ではまだ“土台づくり”の段階です。ただしこの先、若手の成長が、映像制作の現場に新しい視点をもたらし、ひいてはお客様への価値提供の質を高めることにつながっていくと信じています。

映像制作を通じて、お客様にとって「信頼できるパートナー」であり続けるために——。そんな想いを胸に、これからも仲間たちと一緒に、いいチームと仕事をつくっていきたいと思います!

この記事を書いた人

三枝茉央
エレファントストーン プロデューサー

三枝茉央の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事