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『プラレール』が60周年、動画で広がる大人のプラレール

『プラレール』が60周年、動画で広がる大人のプラレール

子供の頃、プラレールを楽しんだ読者は多いのではないだろうか。筆者もその一人だ。家の部屋を一つ占領しては子供心に立体交差などの線路を組み立て、思い思いのプラレールを楽しんでいた。

プラレールが60周年

いつしか、他のおもちゃに気を取られ遊ぶことのなくなってしまったプラレールだが、大人になった今だからこそプラレールの魅力を再発見する大人は多い。

いわゆる鉄道模型の花形であるNゲージやジオラマな世界と違い、より幅広く楽しめ、手軽にコースを組んだり解体したりできるからだ。

そんなプラレールが60周年を迎えた。タカラトミーによると、プラレールの原型は、金属の玩具が主流であった1959年に、当時の最新素材であったプラスチックの玩具として発売された「プラスチック汽車・レールセット」だという。

象徴的な青いレールは、当時家族が団らんの時を過ごした「ちゃぶ台」の上で遊べるサイズで設計されたという。子供の頃、よくこのレールの接続部分が壊れてテープで補修したのを思い出す。

また、この規格は60年経った今でも変わっておらず、当時のレールと最新のレールを繋げて遊ぶこともできる。

さて、そんなプラレールワールドを広げたのはやはり「動画」と言わざるを得ないだろう。プラレールを取り扱うYouTuberは数多く、鉄道の知識がなくても楽しめる子供向けのものから、大人でも関心してしまうものは多い。

ここでは勝手にいくつかの動画を紹介しよう。

勝手にプラレール動画3選

プラレールでジェットコースターを作って遊んでみたという動画。違う作者であるが、プラレールでSASUKEを再現するなどアトラクションを作り、それをどう乗り越えるかという動画は見ていて非常にドキドキする。

 

7年ほど前からプラレールを改造し、車載カメラを搭載してその動画をあげるという動きが少しずつ出始めている。

当然、家の中が見えてしまうので生活感を感じさせる物も多いが、こちらは先頭車両からの眺めがエキサイティング、迫力満点だ。今では当たり前になった動画だが6年前でこのクオリティはなかなかだ。

Twitterでもバズったのがこの東京の地下鉄をすべてプラレールで再現したという動画。

 

もちろん車載カメラ搭載で実際に地下鉄に乗っているような雰囲気を味わえる。あまりの完成度には脱帽するばかりだ。

実際に動画の制作者 松岡氏主宰の展示会プラフェスで1月12日から14日に展示され好評を博した。プラレールで東京の地下鉄をすべて再現するというスケール感の大きさは大人のマニア心をくすぐるものだ。

大人になると子供の頃とまた違った遊びができるのがこうした玩具の強い味方だ。中には子供と親子で楽しむ層もあり、コミュニケーションツールとしても一役買っている。動画を見るだけでも楽しいが、たまの休日にプラレールで遊んでみるのはいかがだろうか?

 


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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