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個性光る2023年9月の映画祭をご紹介!
画像出典:https://sdgs-scrum.jp/events/4136/
気が付けば日が落ちるのも早くなり、季節は緩やかに秋へと移り変わっています。ホリデーシーズンでもある9月は、映画祭が数多く開催される月でもあります。
一口に映画祭といってもSDGsをテーマにしたもの、奇想天外をコンセプトにしたものなど、その種類は様々。アッと驚くような企画でクリエイターの想像力を刺激してくれるユニークなフェスティバルも少なくありません。そこで本記事では、2023年9月のおすすめ映画祭を4つ取り上げていきます!
①大丸有SDGs映画祭2023
【概要】
SDGsに通じるテーマを持つ映画が一堂に集結する「大丸有SDGs映画祭2023」。東京の中心と言える大手町・丸の内・有楽町エリアにおいて企業の枠を超えたサスティナブルなアクションを推進する「大丸有SDGs ACT5」。
そのシンボルイベントとして、グローバルな視点から国内外の作品がセレクトされた映画祭です。4年目となる今年は、日本でも深刻化している貧困問題、戦争・紛争など、昨今の世界情勢について考えるための大切なヒントをくれる作品がピックアップされています。
【開催期間】
2023年9月4日(月)〜9月21日(木)
【注目ポイント】
・芸術文化に触れながら価値観をアップデート。SDGsやサステナビリティに類するテーマを持つ映画作品を通じて、社会課題をより深く考えるきっかけになるイベントです。
・新しい上映会場として、大手町仲通りでの屋外上映会も実施。仕事帰りに気軽に立ち寄ることもできます。
・SUGIZO氏(LUNA SEA、X Japan)、美弥るりか氏(元宝塚歌劇団)など、作品が取り上げる社会課題に関わっている著名人からリアルな現場の声や想いを聴けるトークショーも魅力的です。
②奇想天外映画祭2023
【概要】
熱心な映画ファンを驚かせるディープな作品を次々と紹介してきた「奇想天外映画祭」。第5回目となる今年も、新宿K’s cinemaを舞台に3週間にわたっての開催が決定。サブスクリプションではなかなかお目にかかれない、さまざまな怪作、珍作、奇作、迷作、異作が目白押しの刺激的なフェスティバルです。
【開催期間】
9月16日(土)~10月6日(金)
【注目ポイント】
・実験的な作品が多く、シネマを通して映像表現の歴史を楽しく学ぶことが出来ます。カットアップの手法を踏襲して制作された伝説的ジャーマン・カルト・フイルム『デコーダー』など要注目作品が多数上映される予定です。
・情報アクセスが困難な国の映画を鑑賞することが出来ます。今年は、第28回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した国内未公開アルジェリア映画『くすぶりの年代の記録』が日本初上映されます。
・ジェーン・バーキン氏の追悼として、60年代に公開された『ワンダーウォール』『ガラスの墓標』の貴重な二作品の上映が決まっています。
③夜空と交差する森の映画祭 2023
【概要】
「夜空と交差する森の映画祭 2023」は、10周年を迎える野外映画フェスです。山梨県で誕生した日本初のオールナイト野外映画イベントで、2014年から開催されています。4年ぶりの開催となる今年の会場は、2015年・2016年と同会場である山梨県 白州・尾白の森名水公園「べるが」。夜空の下、森の中の大きなスクリーンで映画を観て、日中にはキャンプや美味しい料理も楽しめて、穏やかな時間を大切な人とのんびり過ごせる新感覚の映画フェスです。
【開催期間】
9月23日(土)お昼からオールナイト開催
【注目ポイント】
・映画鑑賞だけでなく、自然豊かな森の中でワークショップを体験できたり、DJイベントやキャンプも楽しめたりする複合型イベントとなっています。
・満天の星空の下、野外映画をオールナイトで楽しめます。(映画上映は暗くなってから観ることができるため、日がかげる18:30以降にスタート)
・約35本の映画上映(約5本の長編・約30本の短編映画)が予定されており、映画祭らしく作品ラインナップも充実しています。
④古湯映画祭
【概要】
古湯映画祭は、1984年に佐賀県の富士町でスタートした由緒のある映画祭です。「温泉に入って、ござに寝転がって映画鑑賞」をコンセプトに映画館のない小さな町で始まったフェスティバルで、現在では40年近い歴史を持ちます。県外からも多数の映画ファン、温泉ファンが押し寄せるほどの人気を誇ります。
こうした経緯で佐賀県富士町はすっかり映画の街として知られるようになり、山田洋次監督の『男はつらいよ ぼくの伯父さん』や大林宣彦監督の『水の旅人 侍KIDS』と言った名画のロケが行われており、大自然が広がる富士町の景色がしっかりとフィルムに残されています。
(2022年度のプロモーション映像)
【開催期間】
9月16日(土)〜9月18日(月)
【注目ポイント】
・古湯映画祭は、地域住民にとどまらない県外からの観光客の誘致を目的としており、コンテンツ産業を活用した文化観光のモデルケースとしても参考になるフェスティバルです。
・現役の映画監督や人気俳優など豪華ゲスト(今年は窪塚洋介氏・仲代達矢氏。光石研氏ら)が温泉街を訪れ、トークショーなどを実施します。
・会場内では温泉が無料で開放され、初日には『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』も無料上映されるなど、ホスピタリティも満載の映画祭です。
まとめ
まだまだ30度を超える暑い時期が続きますが、芸術の秋はそこまでやってきています。豊富な映画祭のラインナップに心が高鳴りますね。
10月以降も映画祭はまだまだ用意されていますので、定期的に紹介していきますね。
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