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各企業の新ロゴPR映像が面白い!リニューアルされたロゴ5選

各企業の新ロゴPR映像が面白い!リニューアルされたロゴ5選

画像参照:https://www.cnn.co.jp/business/35201866.html

企業のブランドロゴは、アイテムや組織の象徴として存在しています。一方で、近年は企業ロゴのリニューアルが相次いでいます。まずはその傾向から見てみましょう。

企業ロゴの傾向

・シンプル目
・フォントは太め
・平面的
・視認性重視

近年はロゴ、エムブレムともにリニューアル後にシンプルになっているケースが多いです。一時、サンセリフ体(和文の場合はゴシック体)のロゴが各種SNSで映えるとのことで、多くのハイブランドロゴがそのフォントに変更されたことがありました。現在はセリフ体のロゴをあえて使用することで、クラシカルさや仰々しさを表現するブランドもまた増えつつありますが、これまでセリフ体や流線形、筆記体を使用していた各社もロゴをサンセリフ体に改変するなど、その流行は未だ継続していると言えるでしょう。

同様に、サンセリフ体や少し太め且つシンプルなフォントに合うようなロゴとして、平面的なものが増えており、立体的・複雑・繊細な要素を持つロゴは減少している傾向が見受けられます。そこでここからは、2023年における各社のロゴリニューアルの事例を見ていきましょう。

2023年版各社のロゴリニューアル事例

1.PEPSI

PEPSIは、125周年を記念して2023年にロゴを変更。サンセリフ体の少し太めのロゴになり、平面的なイメージに仕上がっています。今回の変更は2008年以来、15年ぶり。色使いは変わらずレッド・ホワイト・ブルーでありながら「ブランドの自信と堂々とした考え方を反映している」として、PEPSIのロゴの色が拡張高い黒に変更されています。

これは初期のPEPSIロゴのオマージュともいえるデザインで、「初期の頃の素晴らしい先祖返り」「懐かしいけど前向き」などとコメントが寄せられています。

2.Nokia

フィンランドが誇る通信インフラ施設・無線技術を中心とする開発ベンダーであるNokia。同社も2023年にロゴをリニューアルした企業の一つです。こちらは30秒のブランドムービー。

ロゴとの繋がりがあまりない映像にみえますが、時折背景にNokiaのアルファベットがネオン管のようにちらつき、映像後半で新しいロゴが浮かび上がるという構成になっています。洗練された無駄のない雰囲気に、少し「北欧」らしさを感じますね。

3.Opel

ドイツの自動車メーカーであるOpelの新しいロゴムービーです。Opelといえばロゴ中央に「稲妻」を意味するドイツ語の「Blitzマーク」がついているのが印象的ですが、これは1910年に登場した初代のロゴにはなく、1964年に初登場し半世紀以上継続して使われています。

動画でもその稲妻が強調されていますが、こうしたロゴの象徴的な部分に焦点をあてるのは珍しいかもしれませんね。

4.Škoda

チェコの自動車メーカーであるŠkoda(シュコダ)。チェコ国内でナンバー1のシェアを誇り、現在はドイツのフォルクスワーゲン傘下にいます。

動画は、過去のロゴから順々に映し出され、その後新しいロゴをフィーチャーしていくという展開。どことなく東欧のファンタジーを思わせるロゴからドイツらしくシンプルで力強いモダンなロゴへと変化していますね。

5.LG

韓国の家電メーカーであるLGも2023年にロゴを変更した企業の一つです。実はロゴのリニューアルに関してはYouTubeに動画で公式に掲載している企業はあまり多くないのですが、掲載している企業の中でも珍しいショート動画による発表を行っています。

「Smiles with New LG Brand Identity 2023」の言葉通り、ロゴマークが笑顔になるという内容で「so cute(かわいい)」と好意的に受け取られています。

まとめ

企業ロゴ一つをとっても時代性があり、その時に合わせて何年間かに一度ロゴを変更することでメッセージを新しく届けることが可能になります。現在はシンプルなロゴが流行していますが、今後はその流行が変化するかもしれません。また紹介していきたいと思います。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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