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タイ拠点始動!立ち上げメンバーのエッカウットさんインタビュー

タイ拠点始動!立ち上げメンバーのエッカウットさんインタビュー

皆さまこんにちは!エレファントストーン広報の渋井です。

当メディアを運営する映像制作会社の株式会社エレファントストーンは昨年10月に初の海外拠点としてタイに「ElephantStone (Thailand) Co., Ltd.」(以下、EST)を設立しました。そして、今年1月からはそのESTで働くタイの立ち上げメンバーを渋谷オフィスに招待し、海外拠点本格始動へ向けた実地研修を行っていました。

今回は、そんな海外拠点のキーパーソンであるタイのクリエイター、エッカウットさんにインタビュー。ESTへの入社理由や今後に向けて描く展望等、立ち上げメンバーとしての想いをご紹介します。

タイ企業でできることはやりきった。国を超えて挑戦したい

ーーまず始めに、EST入社前は何をしていましたか?

エッカウット「映像制作会社と広告代理店で、エディターとして働いていて、TVCM、ドラマや映画シリーズの一部、ミス・ユニバースの映像等、色々なジャンルの映像を担当しました。

働く中で必要になった特殊スキルを身につけて、最後の方はコンポジットスペシャリストとして働いていましたね」

 

ーー業務を通してご自身の幅を広げていったんですね!なぜ前職から転職し、ESTへ入社しようと思われたのでしょうか?

エッカウット「タイ以外の国の企業でしか学べないことがあるんじゃないかと思ったのが転職のきっかけです。

これまで、タイの映像制作会社で働いて、制作できる映像のジャンルを増やすために広告代理店に転職して…というように自分が携われる領域を広げつつ、編集技術と編集体制についてたくさん勉強しました。そうすると、ある程度天井が見えてきて、やりきったなと感じました。

そこから、国を超えた場所で働けたら何かもっと他に学べることがあるんじゃないかと考えるようになって、ESTに入社しようと決めましたね」

 

ーー“やりきった”と思えるほど自分を高めていけるのがすごいです!タイには各国の企業が集まっていると思いますが、その中でESTを選ばれた理由はどんなところにありますか?

エッカウット「転職活動中は映像制作会社を中心に見ていたのですが、タイで映像制作をしている日系企業があまり見つからなくて。その中でESTを見つけて、珍しいなと魅力に感じたのが応募のきっかけでした。

そして、選考を通して「楽しみながら制作できるんじゃないか」と感じたのが入社を決めた決め手でした。

選考の中で実技の課題があったのですが、選考だということはあまり考えずに“自分がやりたい”と思ったことを元に自由に映像をつくったんです。そしたらそれを評価してもらえたので「感覚が合うかも?」と感じましたし、ここだったら自分も楽しめて、みんなも楽しめるような制作ができるんじゃないかと思えました」

 

エレファントストーンの歴史からESTの未来を考えた

ーー設立1年目かつ日系企業への入社ということもあり、何か不安はありましたか?

エッカウット「初めての人とすぐに打ち解けられるタイプではないと思っているので、言葉も通じない日本の社員さんとどう仲良くなるきっかけをつくったら良いんだろう?と考えると少し不安でした。

最終的には、とりあえず入ってみよう!行ってみよう!と思って、時の流れに身を任せましたが。笑」

 

ーー実地研修で何か新たな気づきはあったのでしょうか?

エッカウット「エレファントストーンの歴史を学ぶ研修の中で新たな発見がありました。エレファントストーンは10年以上続く中で、何回も道に迷った時やピンチがあったと聞いたのですが、そんな困難があったとは知らなかったので驚きました。

会社を成長させることの難しさを実感しましたし、迷いがある中でも進む道を定めて、ここまでエレファントストーンの道をつくった鶴目さんは凄いと思いました」

 

ーーエレファントストーンは今のESTと似た規模からスタートしているので、これからエッカウットさん達が会社の道をどうつくっていくのか楽しみです!

エッカウット「そうですね。これからのESTがどうなるかは自分達にかかっている部分も大きいと思うので、しっかり考えていきたいと思っています。

今回の研修ではエレファントストーンの経営・マネジメント面の考え方を知ることができたのがとても面白かったですし、その中でも経営理念がしっかりあることにかっこよさを感じました。

渋谷オフィスに来てみて、多様な人たちがいながらも会社としてまとまりがある理由は、経営理念が確立されていることにあるんじゃないかと考えるようになりました。エレファントストーンの皆さんがそれぞれの色を発揮できている理由もそこにありそうだと考えていて、理念を軸にした経営の視点は勉強になっています」

 

ESTをつくるために不要な遠慮はしない。目指すはESTの鶴目さん

ーー3月からESTが本格始動しますが、立ち上げメンバーとして活かせるご自身の強みは何だと思いますか?

エッカウット「編集技術です。After Effectsのスキルには自信があって、それは必ずESTで活かせると考えています。これまでの仕事で培った技術の幅の広さを自分の強みとして魅せていきたいです」

 

ーー確かにエッカウットさんが自己紹介の時に見せてくださったショーリールは社内でも「すごい!」と話題になっていましたね。その強みを活かした上で、これからどんなクリエイターを目指していきたいですか?

エッカウット「“より良い”を目指すために不要な遠慮はしないクリエイターになりたいです。

クリエイティブのクオリティについても、組織についても、それ以外についてもですが、ずっと耳障りの良いことを言っていても前に進まない時はあるんじゃないかと思います。そういう時に、より良くするために必要なことであれば、耳の痛いこと・言いづらいことも発信できるような人を目指したいです。

あと、ESTでは鶴目さんみたいな人になりたいです。こんなに周りに影響を与えられる人、こんなに人を集められる人ってあまりいないと思っていて、自分がそういう人になれたら良いなと思っています」

 

ーー長期視点でどうするべきかを冷静に判断できる方は必要だと思うので、その視点を大切にされているのが素敵です!最後に、エッカウットさんは今後ESTをどんな会社にしていきたいですか?

エッカウット「ESTはエレファントストーンのタイ拠点としてゼロから始まるので、今はまだあまり今後の会社像の想像がついていないです。どうやって環境を整えるべきか、自分達がどう会社をつくるべきかは、これから考えていきたいです!」

 

まとめ

職人のような、冷静な視点と熱い想いが印象的なエッカウットさんでした!

日本での実地研修は終了し、3月1日からは本格的にESTがスタート。エッカウットさんを含めたタイクリエイターの皆さんが今後、日本発のエレファントストーンだからこそ生まれたスピリット・カルチャーをタイの地で活かし、お客様のニーズに応えていきます。

この記事を書いた人

渋井美香
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課所属

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