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時代劇や歴史ドラマをモチーフにした企業CM4選

時代劇や歴史ドラマをモチーフにした企業CM4選 

画像引用:https://www.asahiinryo.co.jp/16cha/sp/cm/

こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。

日本の娯楽の流れの中に、確固たる立ち位置を占めている時代劇や歴史ドラマ。2024年のエンターテイメント業界では、エミー賞史上最多の18部門を受賞した『SHOGUN』をはじめ、『十一人の賊軍』『侍タイムスリッパー』など時代劇映画や歴史ドラマが大旋風を巻き起こしています。映画やドラマとプロモーションの世界の関わり合いは深く、こうしたムーブメントやトレンドをいち早くコンテンツ制作に取り入れた事例も数多く見受けられます。

そこで今回は、2024年に人気を博した時代劇や歴史ドラマをモチーフにした企業CMをご紹介していきます!

時代劇や歴史ドラマをモチーフにした企業CM 事例紹介

1.十六茶「わたしの味方」篇 30秒

時代劇というと遠く離れた過去の出来事のように思われるかもしれませんが、子供時代にテレビの時代劇の洗礼を受けて、チャンバラごっこや忍者ごっこで遊んできた方も少なくないのではないでしょうか。

十六茶のCMシリーズの最新作「わたしの味方」編 30秒では、そうした要素を現代の日常の一コマの中に取り入れることで、唐突ながらも親近感やなつかしさを感じさせる作品として仕上げることに成功しています。

ベンチに座りながら十六茶を飲む新垣さんの背後で、16人の素材キャラクターが活躍し、彼女を守る姿をユーモラスに表現。中でも、侍軍団と黒忍者軍団との対決がコミカルで印象的な1本になっています。

擬人化されて登場している16人のキャラクターたちは、大麦、ともうろこし、ハブ茶などすべて十六茶の中に入っている構成成分。上記Instagramでは、新垣結衣さんの16人の味方たちが、チャットアプリで会議をする様子を閲覧することが出来ます。

「勇敢なリーダー」や「芸術家肌の琵琶奏者」「大男の力持ち」など、キャラ付けがはっきりしているのがユニークでそれぞれの個性を楽しめる内容になっています。擬人化というアイデアは、様々なプロモーションに応用することができるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

2.にゃんこ大戦争「天下統一への道」篇 15秒

2012年のリリース以来、ユニークなキャラクターで、多くのユーザーに愛されているPONOSのスマートフォン向けゲーム「にゃんこ大戦争」。2024年11月に公開された最新映像では、リリース12周年を記念し、時代劇風の演出が特徴的なプロモーションを実施しています。

このCMでは、ゲームの日本編を象徴する「天下統一」をテーマに、古風な日本の舞台で武将に扮したにゃんこキャラクターたちが登場。伝統的な要素とコミカルなゲームキャラクターの対比が面白く、ユーモアと迫力を兼ね備えた演出が話題になっています。

長年のファンのみならず、新規プレイヤーにもコンテンツの魅力を伝える意図が反映され、ゲームメーカーらしく視覚的に楽しめる内容になっている点も注目の1本です。

3.マイナビバイト バイト探しサムライ 「服部半蔵」篇

アルバイト求人プラットフォームとして独自の地位を築いている「マイナビバイト」。

2022年から始動しているCMシリーズでは、時代劇要素満載のプロモーションを展開。俳優の吉沢亮さん扮する「バイト探しの達人・サムライ」が、コミカルな剣術や掛け合いを通じて、バイト探しの旅をする物語が各話で繰り広げられています。

2024年公開のシリーズ最新映像のバイト探しサムライ「服部半蔵」篇では、バイト探しをテーマに吉沢さん演じるサムライと小峠英二さん(バイきんぐ)演じる忍者・服部半蔵が出会い、仕事探しについてのやり取りが展開。

“「マイナビバイト」で得たアルバイト経験を通じて強さを身につけた服部半蔵”というユニークな設定をうまく活かし、「働くこと」や「自分に合った仕事探し」をユーモアたっぷりに描き、「マイナビバイト」の使いやすさを視聴者へ自然にアピールすることに成功しています。

シリーズを通じて、迫力ある殺陣や合戦のシーンだけでなくコミカルな会話が見どころになっているので、セリフ回しを考える手がかりを探してみても面白いのではないでしょうか。

4.auマネ活プラン+「たくさんのたぬき」篇

日本の歴史をうまく活用したプロモーションというと、auの「三太郎シリーズ」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。最新作「たくさんのたぬき」篇では、昔話をモチーフにしたキャラクターたちが登場するユーモアあふれるCMを実施。三太郎シリーズならではの心温まるコミュニケーションが、視聴者に笑いとともに商品を印象付けています。

本作は、auが提供する「マネ活プラン+」のプロモーションであり、同プランの利便性や魅力をユーモアを交えて伝えています。菅田将暉さん演じる「鬼ちゃん」と、田中みな実さん演じる「鬼嫁」がショッピングデート中に、「桃太郎」たちと遭遇する場面が展開。「たくさんのたぬき」が登場し、コミカルなやり取りが繰り広げられる内容です。

桃太郎、金太郎、浦島太郎など、昔話に登場するキャラクターと軽妙なショートストーリーを通じて、商品やサービスの魅力を訴求する「三太郎シリーズ」のPR手法は、他の追随を許さぬものがあり、クリエイターに多くのインスピレーションを与え続けています。

まとめ

このように日本人にとって、歴史や時代劇というのは親しみがあり多数のCMで使われてきました。その流れは令和の時代になっても変わりませんね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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