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言葉の魔法「ラップ」が観光PR動画を変える

言葉の魔法「ラップ」が観光PR動画を変える

ときに悪目立ちをしてしまうこともありますが、リズムと言葉の魔法ともいえるラップミュージックには人々の心をポジティブに変える大きな力があります。

韻を踏みながらたくさんの言葉を盛り込むラップはメッセージの発信力も抜群。意外と思われるかもしれませんが、自治体PR動画との相性も抜群です。

そこで今回は、ラップを巧みに活用したユニークなPR動画を厳選してご紹介します!

福井県 ストーリー仕立てのラップでPR

人気ラッパーDOTAMA(ドタマ)のラップに合わせて福井県の魅力を発信したPR動画がこちらです。

企画会社の社員5人が、若狭湾のプロモーション動画をリニューアルしていく様をユーモラスにリリックで表現。

少ない予算でも楽しめる観光スポットや食文化を5分弱の時間の中でうまく紹介していますよね。その地方の良いとこを短い時間で列挙してプロモーションしたいときにラップが最適なツールであることがよくわかる一本です。

四街道市 フリースタイルバトルでPR

千葉県四街道市では、フリースタイルのラップバトルで地域の魅力をアピールしています。

三ラウンド形式のバトルの一本目では、中3まで医療費無料&小中学校校エアコン完備なことを北海道のMCに対抗してPR。正直、この発想はなかったですね。時間も1分弱とテンポの良さも抜群です。

ラウンド2では、「ロケーション」をテーマに、東京まで快速で40分&成田空港まで50分と立地の良さを全力アピール。

名所がなくても心あたたかな市民たちコンパクトシティ四街道。シンプルで力強いリリックが心に刺さります。

ラウンド3のテーマは「ネイチャー(自然)」。『北の国から』&雄大な自然を訴える北海道に対し、四街道のMCは素朴な魅力で果敢に抗戦。“プレーパークと卵の自販機”というフレーズには思わずグッとくるものがありますよね。キャッチコピーとしても最高のパンチラインだと思います。

観光地としては知名度がなく、有名な観光スポットがなくてもアイデア次第で訴求力に高いPR動画を作成できる好例です。

北九州市 エモーショナルなラップミュージックでPR

ラッパー晋平太のエモーショナルに音楽に乗せて北九州市が持つ「まち・ひとの暖かさ」を伝えた一本『北九州ラプソディー』がこちらです。

こちらの作品でも方言を巧みに活用している点も見過ごせない注目ポイント。地元の恋人への想いを歌った内容とカラオケ動画風の映像も印象的。

ノスタルジックな雰囲気が演出されており、20〜40代に向けたプロモーションとしては効果的な手法だと思います。Dragon Ash世代だった筆者も、個人的にドンピシャでお気に入りの一曲です。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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