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金融業界の最新PR動画!「信頼」と「安心」を演出

画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000073922.html
こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。
近年では、さまざまな業界で映像を活用したプロモーションが行われています。現在、大きな変革期を向かえている金融業界では、サービス紹介やブランド認知等での動画活用が目立ちますが、他の業種に比べて「信頼性」と「安心感」を重視した演出に際立った特徴を見出すことができます。そこで本記事では、今年話題になっている金融業界の最新PR動画をご紹介していきます!
金融業界の最新PR 事例紹介
三井住友銀行【Olive】通帳の人
三井住友銀行は、2025年1月からスマホ専用口座サービス「Olive」のプロモーションCMシリーズ『通帳の人』を公開しています。お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏さんが出演し、紙の通帳に愛着を持つ人々の心情をショートストーリーを通してうまく表現しています。
親戚一同にスマホ口座への移行を勧められるも、通帳へのこだわりを捨てきれない姿がユーモラスに描かれています。シリーズでは、ショート動画も多数制作されており、なかには40万回を超える人気コンテンツも。幅広い世代から大きな関心を集めることに成功しています。
デジタルバンキングをはじめスマホだけで完結するデジタルテクノロジーは、シニア世代から信頼性や安全性への懸念が示されることが多いサービスです。親しみやすい内容で、電子化への移行をユーモアたっぷりに促した本作の演出は、非常に参考になるのではないでしょうか。
ビットバンク株式会社『Everybody bitbank』
暗号資産取引所として知名度を上げているビットバンク。2025年4月からスタートさせている、関ジャニ∞の村上信五さんを起用した新CMシリーズ『Everybody bitbank』が好評を博しています。
ビットバンク『Everybody bitbank 第二弾 登場』篇 15秒
登場篇、セキュリティ篇、No.1篇の全3篇で構成され、村上さんの関西弁による親しみやすいメッセージと、スローモーションで表現される「驚き」「喜び」「スマート」な表情が特徴です。
ビットバンク『Everybody bitbank第二弾 』 コメントムービー
革新的なテクノロジーがもたらす新しい時代の到来を視覚的に表現した本シリーズは、若者世代を中心に幅広い視聴者層に訴求することに成功しています。各15秒程度の短い動画で、サービスの強みである信頼性と安全性を端的に伝えるアプローチは、ぜひ参考にしたいところです。
株式会社静岡銀行「マイカーローン」
金融という枠を超え、新たな価値を創り出し、地域経済の発展に貢献しつづけている静岡銀行。公式ウェブサイトの「しずぎん動画ギャラリー」や公式YouTubeチャンネル上で、さまざまなプロモーション動画を公開し、ブランドメッセージやサービスの魅力を広く発信しています。
今年3月から始動したマイカーローンの利便性をアピールする動画シリーズでは、サービスの機能紹介だけでなく、視聴者の共感を呼ぶストーリー展開が話題を呼んでいます。「帰郷きっかけ篇」を皮切りに、「帰郷はじまり篇」や「ついに購入篇」などのシリーズも公開されており、連続して視聴することで、より深い物語の流れを楽しむことができます。
人生の転機や故郷への想いをテーマにしたショートストーリーは、多くの人々に響く内容に。さりげなく地域の美しい景観を盛り込んだ映像も魅力的で、地方創生動画のようなテイストも兼ね備えています。これらの動画は、初めて利用する方にも理解しやすい内容となっており、安心してサービスを利用できるようサポートしている点に大きな特徴があります。
2025年3月公開のブランドCM「未来世代篇」は、地域社会とのつながりや未来への希望をテーマに、地域の風景や人々の日常が描かれ、地域社会とともに歩む同社の姿が表現されています。映像は温かみのあるトーンで統一されており、視聴者に安心感と共感を与える内容となっています。「あなたの今いる場所が、未来がはじまる場所になる。」という結びの力強いメッセージが印象的な一本です。
セブン銀行『第0会議室』
セブン銀行では、本年度から俳優の風間俊介さんを主演(声の役)に迎えた連続ミニチュアドラマCM『第0会議室』を展開しています。事実に基づいて演出を加えた本シリーズは、銀行員たちの情熱や日常を描いた全9話のショートドラマで構成されており、公開から短期間で総再生回数が100万回を突破するなど、大きな反響を呼んでいます。
1990年代を舞台に、コンビニエンスストアに24時間365日稼働するATMを設置するという前代未聞のプロジェクトに挑むセブン銀行の創業時の物語を描いています。
本作を視聴すると、現在では生活インフラの一つとして定着しているコンビニATMも、開発当時は信頼性と安全性に対する大きな疑念があったことを知ることができます。ミニチュアというユニークな表現手法と、実力派キャスト・音楽の融合により、視聴者に深い感動を与えた本作のアプローチは、サービスの信頼性を訴求するだけでなく、セブン銀行の企業理念や姿勢を感じ取ることができる内容になっています。特に、信頼を勝ちとるまでの歴史を描くアイデアは、今後発表されるであろう新サービスへの安心感にもつながるため、横断的なプロモーションを考える上で多くの示唆に富んでいます。
まとめ
金融業界では初見ではサービスが難しいものが多く、それに対して信頼性を高める、サービスをわかりやすく紹介するといった工夫が見られますね。また良い映像があれば紹介します!