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2025年も大人気!アイフルたサントリーなど。宇宙人をテーマにしたインパクトCMを振り返る

画像引用:https://www.aiful.co.jp/notice/a2025082502/
こんにちは!ZOORELを運営する映像制作会社エレファントストーンです。
2006年、サントリーの缶コーヒー「BOSS レインボーマウンテン」のCMが大きな話題を呼びました。俳優トミー・リー・ジョーンズが演じる宇宙人ジョーンズを主人公に、地球の面白さやおかしさをシュールに伝える内容で、シリーズ化され「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」として現在もCMに起用されています。
20世紀とは異なり、宇宙開発や宇宙人に関するニュースは現代では大きな話題になりにくいにも関わらず、2025年には宇宙人を起用したCMが再び増加しています。なぜ今、宇宙人が注目されるのか――その疑問を探る意味でも、今回はこのCMシリーズを取り上げます。
宇宙人をテーマにしたCM
1. アイフル「ちっちゃい宇宙人女将」篇
2025年8月下旬に公開されたアイフルの最新CMでは、シュールな宇宙人女将が登場します。夜のモーテルに仕事帰りの主人公が戻ると、なぜか部屋には宇宙人の女将が。「そこに愛はあるんか」と問いかけるユニークな展開が描かれています。
宝塚の元トップスター・大地真央さんが宇宙人を演じるという、シュールすぎるキャスティングも話題に。30秒ほどの短い尺ながら、インパクトは抜群のCMとなっています。
画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000010009.html
8月には、CM公開に合わせてホームプラネタリウムが当たるキャンペーンをX上で実施していました。
アイフルは「凛とした女将」シリーズとしてCM制作を継続しており、今回の作品は27作目。ラストには「愛がいちばん」のメッセージとともに、自転車で宇宙人が去っていくという、最後までぬかりないシュールさが特徴です。
2. セブンイレブン「宇宙人あらわる篇」
2025年9月に公開され、すでに300万回以上再生されているのが、セブンイレブンのCM『宇宙人あらわる篇』です。
物語は、ふたりの宇宙人がとある町にやってくるところから始まります。人間に化けた彼らの姿は、櫻井翔さんと相葉雅紀さんそっくり。しかし、それに気づかないコンビニオーナーの天海祐希さんは、つい「バイトをする?」と声をかけてしまいます。
このシリーズでは、宇宙人がコンビニで働きながら商品のすばらしさやセブンイレブンの魅力に驚き、喜ぶ様子を描いており、シリーズ継続中の動画は合計で692万回以上再生されています。
3.BOSS「宇宙人ジョーンズ・ある日のおつかい」篇
冒頭で紹介した「宇宙人ジョーンズ」シリーズは、20年近く続くロングランCMとして知られています。
2025年の最新CMでは、仕事中にカフェラテ10杯を用意するよう頼まれる宇宙人ジョーンズの姿が描かれます。街のスターバックス風カフェに並び、苦労しながらカフェラテをこぼしつつ運ぶジョーンズ。しかし最後には、「こっちで良かったんだよ」とペットボトルを購入すればよいことを示唆するオチが。
2025年になっても、宇宙人ジョーンズシリーズならではのユーモアと楽しさは色あせず、普遍的な魅力を持ち続けています。
まとめ
このように宇宙人という視点を通すことで、外国人が見たというよりもさらに新鮮な目線で日本の良さ、そのアイテムの良さが伝わるというメリットがあります。
また、視覚的にも近未来感やシュール感を出すことで一目見てひきつける何かがあるのも宇宙人を起用するメリットかもしれませんね。