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コロナウィルスが映像・映画業界に与えた影響まとめ

コロナウィルスが映像・映画業界に与えた影響まとめ

中国・武漢から始まったコロナウィルスの騒動ですが、日本でも各地で相次いで報告が見つかるなどその猛威は止まることを知りません。マスクやアルコール除菌アイテムの売り切れなど影響は続いていますが、映像・映画業界にもその余波は起きています。大きなニュースをまとめてみました。

パンデミック映画『コンテイジョン』が再評価

2011年、アカデミー賞受賞監督スティーブン・ソダーバーグ(『オーシャンズ13』『トラフィック』)が豪華キャストで描いたパニック・スリラー超大作!売り出し文句は「【恐怖】は、ウイルスより早く感染する」。

わずか数日で感染者を死に至らしめるウィルスが出現し、瞬く間に感染が世界に拡大していくというストーリーが今の状況を予想したようだということで、アマゾンレビューでも「2020年今、世界を震撼させ続ける新型コロナウィルス発生を予言したかのような秀作」と再評価する声があがっています。

シナリオはこうです。

香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。

米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?

1月下旬にはiTunesの映画チャートでTop10入り。『ジョーカー』『ワンス・アポン・ア・タイム』と並び、約8年前の映画がランキング入りしているのです。

映画の公開中止が相次ぐ

「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(キャリー・フクナガ監督)の中国プレミア上映が中止するなど、すでに中国では上映延期、撮影の中止が相次いでいます。それもそのはず、すでに中国の著名な映画監督 常凱(チャン・カイ)監督とその家族がコロナウィルスにかかり、家族含めて全員亡くなるなど制作陣への被害も少なくありません。

2020年の中国映画界の興行収入は15億ドル(約1650億円)の被害になる計算。1兆円市場といわれる中国映画界に打撃を与えています。

すでに、米ソニー・ピクチャーズは社員に対して感染の危険がある地域への渡航制限や対応策を社員に通知しています。

日本でもコロナウィルスの映画界への影響が

日本でもシネマサンシャインなどはコロナウィルスで来場を諦める場合は払い戻しを決定。3月21日(土)、22日(日)に開催予定だった浅草ヒューリックホールで開催予定だった「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション/ハリコンNo.23」の開催も中止が決定しています。

人々が集まる場では「パンデミック」、つまり、集団感染の危険があります。返金の有無を問われているイベントもありますが、映画界では今のところ払い戻しに応じるところが多いようです。

また、そうでないにしてもマスク着用などを呼びかける声があがっています。映画ファンにとってはコロナウィルスの終息を望むばかりです。

不安をあおる動画も

悲しいかな、コロナウィルスを使い「煽りやデマ」のような映像もアップロードされています。コロナウィルスを使ったドッキリとしてSNSに「コロナウィルスごっこ」をあげる人も少なくありません。それもニューヨーク、ロシア、ブラジルなど世界各地からアップされています。日本ではまだそういった事例は起きていません。決して真似をしないでほしいですね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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