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「プロ」っぽいホテル紹介映像を作る5つのヒント

「プロ」っぽいホテル紹介映像を作る5つのヒント

前回までに旅館・ホテルの映像や新型コロナウィルスに対する取り組み例をみてきました。ホテルって見ているだけでも楽しいですよね。旅行気分に家でひたれるなんて最高!と言いたいのですが、せっかく映像・動画制作に特化した本メディアですから「制作のコツ」も調べてみました。

REVFINE』によるとホテルのビデオには5つの重要なヒントがあるといいます。今回はREVFINEの記事をもとに自分なりに日本風に解釈して5つのポイントをお届けします。

1.品質の追求

ホテルは、多くの場合「まだ行ったことのない場所」です。つまり、動画で調べたユーザーにとってホテルのファーストエクスペリエンスが映像ということになるわけです。良い音楽で盛り上げ、映像としてホテルを最高の状態で紹介する必要があります。

上記は帝国ホテルの映像ですが、イントロに「帝国ホテル」の由緒あるロゴと落ち着いたBGMが大人の雰囲気を醸し出していますよね。

もちろん、JASRACに申請するような曲だけでなく、著作権がフリーでも良い曲はたくさんありますから、予算によってはそうしたものを活用しても良いでしょう。

2.イントロこそ大事

音楽と一緒で映像の導入部こそ最も大事だそうです。今日のユーザーはテンポの速いオンラインの世界にいきており、最初の数秒で視聴者の注意を引く必要があるそうです。確かに最初の数秒がつまらなく感じて閉じてしまった映像って無数にありますね。

例えばこちらはハウステンボス(長崎)にあるホテルヨーロッパのムービーです。いきなり荘厳なクラシックと共にクルーズ船でチェックイン、チェックアウトする豪華さがもう格別な体験を約束してくれたようなもの。

そのためにも最初にセールスポイントを紹介してユーザーをひきつけるべし、としています。

3.自分のホテルを自己分析する

英語では「区別」に当たる単語がつけられていましたが要は自己分析ですね。自分たちのホテルのどこが素晴らしいかは、自分たちが知っています。町で一番いい場所はどこ?最高の料理?最も豪華な設備は?最も親切なスタッフ?例えば、眺望が良いホテルならば眺望の映像を撮って紹介しましょう、ということだそうです。

例えばこれは静岡にある沼津倶楽部の食事を食べる部屋の紹介です。このホテル、将棋好きの間ではおなじみで私も泊まったことがあるのですが、ホテルとは別に食事を食べるためだけの建物があります。そしてその家屋が重要文化財になっていて将棋の試合が行われることでも有名なんです。

当たり前のように思えますが、あなたの会社のウリって今すぐに出てきますか?意外と自己分析・会社(ホテル)分析をすると難しいんですよね。

4.付加価値をつける。

できた動画・映像は見てもらわないことには始まりませんよね。ホテルの動画に付加価値をつけてあげることでそれを可能にします。

例えば周辺で有名な観光名所や隠れた地元民ならではのスポットを紹介するのもよいでしょう。そうした情報があることで、ユーザーはSNSなどを通して共有をしたい、シェアしたいという欲がでてきます。

例えば上記画像は前回紹介したウインザーホテル洞爺の横にあるロープウェイの紹介ビデオです。湖、海が見えるホテルなのにロープウェイもあるなんて!という付加価値が付いている映像です。

ホテルのビデオにはホテルの紹介に限らず貴重な情報を掲載しましょう!

5.共有できるようにする

良い映像ができたとしても見てもらわないことには始まりません。そこで、YouTube、Facebook、InstagramなどSNSをはじめとしたプラットフォームにアップロードをしましょう!

フォン。その琥珀なる深淵。味わいの源泉に最大の力を注ぐ「フォンはあらゆる料理の基本であり、かつ何よりも必要な要素であり、それなしでは一切の正式な料理には繋がらない。ゆえに、美味を追及する料理人が最も注意すべきは、フォンである」フランス料理で最も大切なファクターこの教えを確実に現代へと引き継ぐ「仙台国際ホテル」の思いをご覧ください。

Wedding仙台国際ホテルさんの投稿 2015年12月5日土曜日

例えばこちらはWedding仙台国際ホテルの料理の情報です。このホテルでは動画や写真によるアピールを4〜5年前から定期的に行っています。素晴らしい取り組みです。

必ずタグと説明に自分のホテルの情報を入れましょう!なぜかって?「場所 ホテル名」などで検索したときに自分のホテルの映像が真っ先に検索結果に出るようにするためです。

まとめ

昔はホテルを選ぶときには旅行会社のパンフレットの小さい写真数枚を頼りにしていました。よくよく考えるとあれでは雰囲気もへったくれもない! イギリスに行ったときに写真にだまされてしまい、まるで牢屋のような部屋に汚いベッドが1つだけというホテルに泊まったことがあります。

今では映像を見て事前にホテル選びをすることも簡単になりました。一方で、苦しい旅行業界こそ映像や今後コロナウィルスが落ち着いたら家族で行こうね、となるような映像体験を提供することが大事なのかもしれませんね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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