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効果的な「研修動画」を制作するためのポイント

効果的な「研修動画」を制作するためのポイント

社内研修など、「社員の教育」「学習効果を上げる」ことを含めた能力研鑽を目的として動画を活用したいという担当者様向けに、研修動画の活用事例や、効果的な研修動画を制作するためのポイント、制作費用についての基礎知識をお伝えします。

ただ撮影した素材をつなげた動画もいいですが、「参加者に分かりやすく説明したい」「研修としての効果をあげたい」「今後継続的に活用していきたい」のであれば、動画ならではの良さを活かした構成・内容を展開できる映像制作会社へ依頼をすることをおすすめします。

制作事例を見る、相見積もりを出すなど、いくつかの会社を比較検討したうえで決定すると理想の動画を目指せるでしょう。

研修動画のメリット

オフラインでの集合研修が実施しにくい中で、需要が増えているのが「研修動画」です。動画はいつでもどこでも視聴ができるうえに、何度も見返すことができるため、指導者の工数・コスト的な負担の軽減にもつながります。一度制作すれば、持続的に活用することもできます。4つのメリットを順にご説明します。

時間や場所を問わず視聴できる

オフラインの研修であれば受講者を指定の場所に同じ時間に集まる必要がありますが、動画ならスマホやパソコンを使った学習が可能になるため、ネットワーク環境さえ整えばいつでもどこでも視聴可能です。在宅勤務やリモートワークでの活用も最適です。

反復学習が可能になる

動画は一度見て終わりではなく繰り返し視聴できるため、反復学習に活かせるのもメリットのひとつです。そのため、指導者も何度も同じことを教える必要がなくなります。

教育コストをカットすることができる

講義形式の研修の場合、研修実施の度に会場手配が必要になるうえに、講師のコストもかかります。動画は一回制作をすれば継続的に活用可能なので、教育コストのカットにつながるでしょう。

研修資料とあわせると理解が深まりやすい

研修動画は視覚的に学べるため記憶に残りやすい効果があります。動画とあわせて補足のテキスト資料も用意しておくとより理解が深まりやすくなります。

効果的な研修動画を作るためのポイント

イメージしている研修動画をスムーズに作成するにあたり、打ち合わせ時や見積もりの前に制作者と共有しておくと良いポイントが3つあります。

ポイント①研修動画の目的を明確にする

研修動画を作成するにいたった背景や目的を明確にしておきましょう。誰に対して、どのような目的で制作するのかによって、目指す動画の方向性が変わります。「既存社員のレベルアップのため」なのか、「新卒社員の会社・業務理解のため」なのか。それらを制作会社へ共有することで、一緒にその目的へ向けた動画を目指していくことができます。

ポイント②伝えたい事柄と構成をまとめておく

研修動画で伝えたい事柄については、整理をしておきましょう。ただ一方的に事業内容や業務内容について説明するだけではなく、視聴者にとってわかりやすいか、研修を経て受講者にどんな状態になっていて欲しいかまで意識することがおすすめです。伝えたい内容を明確にしたら、それに合わせて動画全体の流れや構成をまとめましょう。何をどのように伝えるかで動画視聴後の理解度も変わります。受講者の理解度を上げる方法としては、テロップを入れたり、画像資料でナレーター説明の箇所を実演で伝えたりなど、資料ではできないアプローチ方法がたくさんあります。研修動画視聴後に、受講報告や確認テストを用意しておくと情報の整理ができるため、視聴者の理解も深まってよいかもしれません。

制作会社はお客様が伝えたいポイントを踏まえて、もっとも効果的な構成や表現をご提案いたします。

ポイント③研修動画の形式やイメージを決めておく

研修動画といっても、講義・セミナー形式、マニュアル形式、ストーリー形式などさまざまあります。具体的な形式が決まっていない場合は、イメージだけでも共有していただけると認識のずれが起こりにくいです。もし参考にしている動画などあれば、打ち合わせの際に共有することでイメージのすり合わせがしやすくなります。

よく使われる研修動画の形式は「講義・セミナー形式」「マニュアル形式」「ストーリー形式」です。この3つの特徴について解説をいたします。

講義・セミナー形式

講義・セミナー形式は、講師が登壇して受講生や参加者に対して話をする様子を撮影した素材をもとに、制作するケースが多いです。新人研修やマナー研修など、定期的な研修に使用しやすいのが特徴です。これまで毎年研修を開催していたようであれば、一度動画として制作しておくことで次年度以降も継続して活用できます。また、欠席者がいる場合にも、アーカイブしていつでも視聴できるようにしておけば、改めて講義の場を設ける必要もなく、欠席者が講義を受けられないままになる、ということもありません。

マニュアル形式

マニュアル形式は、営業・接客などの仕事の流れややり方を説明するために作られるケースが多いです。テキストだけでは具体的なイメージが伝わりにくいような営業や接客の仕方説明、業務のマナーやクレーム対応などで使用しやすいのが特徴です。また、新人教育において、「上司が時間を割いて説明するまでのことでもない……」といった内容も、マニュアル動画を用意しておくだけでいいので時間の節約にもなります。

ストーリー形式

ストーリー仕立てで情報を伝える形式もあります。伝えたいポイントをドラマのように、あるいはドキュメンタリータッチで演出をすることで、視聴者の共感を誘い、情報を記憶に残しやすくすることができます。概要を掴みにくい制度の説明などで使用しやすいのが特徴です。

次に、形式別の研修動画の事例をご紹介していきます。

形式別|研修動画の活用事例

動画を使用した社員教育は多くの利点があります。一方でオンラインだからこそ、受講者の集中力やエンゲージメント向上における懸念点もあるかもしれません。

効果的な研修動画を制作するためにも、どのような活用事例があるのかみていきましょう。講師・セミナー形式、マニュアル形式、ストーリー形式の事例を順にご紹介します。制作依頼時のイメージ動画としてご活用いただくと、理想の研修動画に近づきやすくなるでしょう。

講師・セミナー形式:株式会社カイラボ (オンライン新入社員研修動画)

早期離職防止、定着率向上の研修、講演、コンサルティングなどの事業を展開している株式会社カイラボ。コロナ禍において自宅待機や在宅勤務が実施されるようになった2020年4月より、YouTubeで新入社員に向けた研修動画を無料で公開しています。

講師の方が視聴者へ向けて話をしながら、画面左にスライド画面を表示させているスタイル。動画内で視聴者が考えるワークの時間も取り入れていて双方向になっているのが特徴です。概要欄からテキストダウンロードもできるので復習もできますね。

この他、「SNSリスクマネジメント」、「新社会人が知っておきたいストレス対処法」といったテーマの動画も無料視聴可能です。

マニュアル形式:高齢者施設等における感染防止対策に関する研修動画(全体版)

石川県が公開している、高齢者施設等における感染防止対策についての動画です。県のホームページによると、“石川県立看護大学の協力のもと、感染症の基礎知識や予防対策、施設で感染が確認されて場合の対応等をまとめた動画を作成し、公開しています”とのこと。

全体的にはスライドショーがナレーションとともに展開していきますが、手指消毒のやり方や手袋の外し方など写真や実写映像も含みイメージしやすいような工夫もされています。ここで紹介したのは全体版ですが、テーマごとに分けられた短尺版もそれぞれ公開されています。

ストーリー形式:イクメンプロジェクト事務局(研修用動画【従業員版】)

男性が育児休業を取得しやすい環境づくりを目指しているイクメンプロジェクト事務局は、Webサイトで社内研修資料を複数公開しています。

「従業員版」では男性従業員を主人公に仕事や家庭、育児など日々の暮らしをドラマ化。育児休業を取得したいができない……という悩みに対して背中を押すような内容になっています。第三部に分かれ展開されていくストーリーの合間には、どのように仕事と育児を両立したらいいのか、育児休業制度とはどういったものなのかなど、ドラマのシーンに関連した解説インタビューが含まれておりドラマ+解説で理解が深めやすくなっています。

研修動画を配信するプラットフォームの種類

YouTubeなどの無料動画配信サービス

「限定公開」設定をすればクローズドな環境で配信できるYouTubeなどの無料動画配信プラットフォームは使いやすいといえます。動画配信をする大企業や金融機関などセキュリティの観点からYouTubeが活用できない場合もあるかもしれません。

法人向けeラーニング・マイクロラーニングシステム(=eLMS)

効果的かつ効率的に社内にナレッジを共有するべく、LMSを導入している企業も少なくありません。研修動画をアップロードするだけではなく、コースの作成、視聴ログを管理、視聴後のテスト実施やレポート提出、などといった機能に優れているのが特徴です。数百名など大人数のアクセスでもネットワークの負担がなく、セキュリティ面も安心です。

研修動画の制作費用について

研修動画の作成にあたって、費用がかかるポイント、費用を左右するポイント、コストを抑えるためのコツについて紹介していきます。

費用の内訳

そもそも動画制作にかかる料金は主に、企画や撮影、編集の各工程にかかわる「人件費」と、スタジオや機材、キャストにかかる「諸経費」で構成されます。

費用が変動するポイント

実際のところ、どのようなターゲットに対してどのような目的で研修動画を制作、配信するのかによって最適な見せ方は異なります。そして制作にかかる費用は、動画の形式や作り方、尺、本数などに応じて大きく異なります。

例えば画面に資料を映しながら講師の方が講義のように説明をするパターン。実写やアニメーションで分かりやすく解説するパターン。実際のオフライン研修を撮影して編集するパターンなど。特に企画・演出をオリジナルで作成したり、撮影が数日におよんだりする場合は費用が高くなります。

費用をかけるべき項目とコストを抑えるためのコツ

ただ研修動画で重要なのは、研修としての効果を最大化させることです。視聴者を集中させて、理解を促し、その内容を活かしてもらうこと。そのため、企画や構成は多少費用をかけてもプロに依頼をすることでより質と満足度の高い内容になるといえます。
できるだけ費用を抑えて動画制作したい場合は、画像素材や動画素材を用意しておくと良いでしょう。

当社エレファントストーンは、一社一社のお客様のご要望が決められたプランに当てはまるものではないという考えのもと、ヒアリングに重きを置きながら完全オリジナルプランで映像制作をすることを大切にしています。予算が限られている場合でもご安心ください。その予算内でできうる限りクオリティの高い動画をご提案させていただきます。

研修動画の事例を見てみたい、費用感・スケジュール感を知りたい、その他動画・映像制作にまつわるさまざまなご相談を下記フォームより承っております。ご相談は無料ですのでまずはお気軽にご連絡ください。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部
エレファントストーンで開催される月1会議でのプレゼンテーションや、社内研修をもとに記事を作成、更新します。

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