SPECIAL

動画制作や映像制作の費用相場について

動画制作や映像制作の費用相場について

こんにちは、エレファントストーンの秋山です。

映像制作において、一般的な費用相場を決めるのは難しいです。なぜかというと、お客様が希望される映像の目的や種類、クオリティ、そして制作側の業態やポリシーに応じて、見積もり金額は一桁も二桁も変わるからです。

ただ単に「費用が安いほうがいい」という理由で依頼先を決めるのは要注意。安ければ安いなりの、高ければ高いなりの理由があります。費用とアウトプットのギャップを生まないためには、制作側で細かく規定された見積もり項目を理解することや、提案された費用と同じレンジ・テーマの制作事例を見て判断することが大切です。

そこでこの記事では、費用が決まる仕組みを説明、そのうえで予算内で納得のいく映像を作る知識などをご紹介します。

エレファントストーンの映像制作事例

当サイトを運営しているエレファントストーンは、業界・業態問わずさまざまなジャンルの映像制作を行っております。具体的な事例を参考にしながら、予算イメージを膨らませていきましょう。

エレファントストーンは映像を主軸としたサービス提供を行っています。無料でダウンロードいただけるサービス紹介資料を公開中。企業PRやブランディング、サービス・商品紹介などの作品事例や制作にまつわる費用、フローについてもご紹介しています。

【〜100万円】

  • 株式会社集英社様 Jブックス動画紹介『ハイキュー!! ショーセツバン!!』

【映像の内容】週刊少年ジャンプで大人気連載中の漫画「ハイキュー!!」のスピンオフノベライズを紹介する動画です。週間少年ジャンプの小説レーベル「JUMP j BOOKS」のイメージキャラクターであるジェイミーちゃんや、週間少年ジャンプのトレードマークである「ジャンプパイレーツ」が作品の特徴を紹介しています。

【映像のポイント】スピンオフノベライズの紹介ということで、本編(漫画)に対して一定の知識がある方の視聴を想定しています。そのため、ただノベライズの特徴を紹介するだけではなく、ファンにはお馴染みのネタなどを映像の中に盛り込みました。

【担当】構成、編集

【100〜300万円】

  • 株式会社タイトー 『ラクガキ キングダム』プロモーション映像

 

【映像の内容】描いた絵が3Dになるスマホゲーム『ラクガキ キングダム』のプロモーション映像です。このゲームの特徴である「ラクガキシステム」を使って「絵を描いてみたい!」と思わせること、ゲームへの期待感を高めることを目的に制作しました。

【映像のポイント】キャストを家族、高校生カップル、イラストが得意なユーザーに設定し、絵心に関係なく、様々な世代の人に気軽に楽しんでもらえることをアピールしています。

【担当】構成、撮影、編集

 

  • 株式会社 USEN コンセプトムービー「お店の未来を創造する」

【映像の内容】株式会社 USEN様のコーポレートサイトリニューアルに伴い、コンセプトである「お店の未来を創造する」を分かりやすく伝えるWEB TOP動画を制作させていただきました。

【映像のポイント】同社が店舗にかかるBGMをはじめとした音楽放送サービスのみならず、店舗運営の全体をサポートする企業であることを視覚的に伝える映像表現を目指しました。

今後どのようなシステムを創り出すのかをヒアリングして、未来のデバイスをアニメーションやイラストで制作。舞台も“少し未来のお店”に設定し、オリジナルで制作したCGの「光の線」が店舗内を駆け巡りながら、様々なサービスを紹介していくストーリーになっています。

【担当】構成、撮影、編集、CGアニメーション制作

【300-500万円】

  • 株式会社JALUX 「TABITUS+」WEB TOP映像

【映像の内容】お客様の心豊かな生活のために、常に良質な商品・サービスをご提案する「JALUX」が手がけているトラベルファッションブランド『TABITUS+』のプロモーション映像を制作させていただきました。

【映像のポイント】説明的な要素をあまり含まずに商品の認知度につなげるというご依頼でしたので、単なる商品のイメージ映像ではなく、ストーリー要素を含めた内容に仕上げました。

ストーリーは男女別々にスタート。空港の出発ロビーでお互い『TABITUS+』の商品を使っていることに気づき、「あなたもTABITUS+を使ってるのね」と思わせる展開です。「出張・旅にはTABITUS+の商品」だと印象付けるような演出をしています。

【担当】構成、撮影、編集

 

  • 株式会社小田急エージェンシー 「TRIP FROM TOKYO」プロモーション映像

【映像の内容】外国人観光客の方に小田急電鉄を利用して行ける観光地の楽しみ方をPRするために、インバウンド向けプロモーション映像を制作させていただきました。年齢も、人種も、旅の種類も多様に設定し、様々なターゲットに向けた映像になっています。

【映像のポイント】「箱根」「新宿」「江ノ島」「鎌倉」という、小田急線を利用して観光できる人気スポットをロケ地に設定しました。また、インバウンド動画の流行を調査し、外国人ウケのいい、タイムラプス、ハイパーラプス、ドローンなど様々な手法を取り入れ、ダイナミックな映像表現を目指しました。

実際の環境音をバイノーラル録音という手法を混ぜて効果的にミックスしたオリジナル楽曲も制作し、目でも耳でも楽しめる映像に仕上がっています。

【担当】構成、撮影、編集

【500万円〜】

  • アネスト岩田株式会社 事業紹介映像

【映像の内容】新規株主説明会+新卒生採用用の事業紹介映像です。展開している事業の理解・認知の向上と、創業の精神をバックボーンとした市場に開ける独自性や成長性、社会貢献を訴求することを目的としたご依頼でした。

【映像のポイント】情報を並べて「理解」させるのではなく、ムービーを見てアネスト岩田の精神を「実感」させることをテーマに制作しました。

そのため、一般的な企業PVのようなパートごとの紹介ではなく、ひとつの読み物として成立するようなストーリーを意識した構成を組み、長期日程のドキュメンタリースタイルで撮影。国内(横浜・福島・秋田)7日間、中国3日間、台湾2日間、米国2日間の計14日間撮影し、膨大な撮影素材から作品を作り上げました。

【担当】企画、撮影、編集、BGM制作

映像制作の費用は「人件費」と「諸経費」で決まる

そもそも映像制作にかかる費用は、見積もり項目の足し算で決まります。そのため内訳が分かればどの制作会社で見積もりをとったときでも、その価格差がアウトプットにどのような影響をおよぼすのかが分かり、さらにサンプルの映像や制作事例を見せてもらいながら制作会社と打ち合わせをして判断することもできるようになります。

映像制作にかかる料金は主に、企画や撮影、編集の各工程にかかわる「人件費」と、スタジオや機材、キャストなどにかかる「諸経費」で構成されます。

諸経費の内訳

  • 機材費
    「カメラ」「レンズ」「照明」など撮影に必要な機材にかかる費用です。一眼レフから映画の撮影に使われるようなデジタルシネマカメラなど幅広い種類があり、どのカメラを使用するかは映像の種類や目指す画質によって異なります。また、クオリティの高い映像を目指すために「照明」はとても重要です。昼夜問わずに明るい画を撮影したり、画の中で商品の存在を際立てたりするためには高度な技術を要します。もちろん編集で明るくすることもできますが、まわりの映像まで白飛びしてしまうこともあり、情報量が少なくなってしまう恐れもあります。
  • スタジオ費
    「スタジオ」を借りて撮影をする場合にかかる費用です。例えば暮らしの様子を演出したい時などにはハウススタジオをレンタルします。映像の企画・テーマにマッチする内装や雰囲気の場所を選ぶことで、イメージに近いアウトプットを目指せます。スタジオの場所はもちろん、1時間でいくら、という値段設定のスタジオが多いため使用する時間の長さによって費用が上下します。また、スタジオによってはセットを組まなくてはならなくなり、費用がかさんでしまうケースも。
  • 出演費
    「タレント」「エキストラ」など映像に人物を登場させて演出したい場合や「ナレーター」が必要になる場合にかかる費用です。お客様から希望をいただくこともありますが、ターゲットやイメージ、世界観にあわせた候補を選出することのほうが多いです。ご想像通り、名の知れている(一部ではよく知られている)タレント、ナレーターの起用には費用がかかります。
  • 美術費
    「大道具・小道具」「衣装」といったものが美術費に当たります。大道具はテーブルのような大きいもの、小道具はフォークや料理といったもの。そして、季節感にあった衣装も必要になります。こういったものはできる限り自前で用意しておくと、費用が浮きます。オーダーメイド的に作ってもらうとなると費用が高くなってしまいます
  • 撮影費
    >撮影を行うためにかかる費用を指します。ロケ地のレンタル代や謝礼金といったものが主な費用になります。また、海外での撮影やバンジージャンプなどの危険を伴う撮影地では保険が必要になります。交通費やレンタルした車両代、宿泊代といったものもこの撮影費に当たります。

人件費の内訳

  • 企画関連費
    「構成、脚色」「コンテ作成」などにかかる費用のこと。映像制作においてほぼ確実に発生する費用です。映像制作では、まずお客様の目的やターゲット、訴求ポイントなどを検討し、企画や構成を組んでから制作に取りかかります。また、歴史的な人物についての撮影の際には、その時代の資料を購入してリサーチするケースも。しかし、基本的には何か物品に対する費用というよりも、時間に対して発生する人件費に該当します。
  • 制作人件費
    お客様と制作スタッフの橋渡し役となり進行管理をするプロデューサーや、映像制作における全ての工程において指示を出し、取り仕切るディレクター、そしてカメラマン、照明さん、スタイリストなど、撮影に必要なスタッフにかかる人件費です。日数×人数で値段が決まります。「スタイリストやヘアメイクって必要ですか?」と聞かれることがありますが、視聴者にとって違和感のない映像を作るためには、演じる役柄に合わせた衣装の選定や、画面に映えるメイク技術をもった専門スタッフの起用が適切です。
  • 特殊効果費
    形として見えない「概念」や「イメージ」を演出するときに使うCGアニメーションの編集かかる費用です。例えばお客様から「未来感を出したい」という要望をいただいたときに、映像に光を入れる作業などがこれに当たります。テンプレートを活用する場合もあれば、イチから制作する場合もあります。
  • 音楽費
    BGMの選曲、もしくはオリジナルで音楽を制作する際にかかる費用です。映像のクオリティを大きく左右する要素のひとつ。特に企業のCMやブランディング映像の場合は、イメージに合った音楽をオリジナルで制作することが多いです。著作権フリーの音源を活用すれば費用は安く抑えられますが「どこかで耳にしたことがある曲」になりかねません。企業のブランディングという意味では、予算があれば音楽を作るのがおすすめです。
  • 録音費
    映像について説明・解説を加えるナレーション収録、整音をする「MA(=Multi Audio)」や「効果音」などにかかる費用です。MAスタジオで専門家に、ナレーション収録から整音、ミックス(=ナレーション、BGM、効果音をひとつの音源データにする)の作業をしていただきます。
  • 編集費
    「オフライン編集(=撮影した映像素材の、どこをどのような順番で使うのかを決めてつなぐ仮編集のこと)」にかかる費用です。作業時間に応じて費用が変わります。そのため、編集者の技量にもよりますが、映像の尺が長くなるほど編集時間も長くなり、編集費も高くなります。

映像表現別に費用に差が生まれるポイント

実写

  • 撮影の規模と日数
    制作人件費や機材費は撮影日数によって変動します。そのため、できる限り効率のよい撮影スケジュールを組むようにしています。ただ、撮影スタッフは少なければ少ないほどよいのかというとそうではありません。「ヘア・メイク」「衣装」「録音」などプロに協力していただくことでクオリティは確実なものになります。
  • 出演者や撮影場所の用意
    モデルやタレントを起用したり、スタジオレンタルをしたりするとその分の費用が発生します。例えば会社紹介映像の制作であれば、出演者を社員にしたり、会社のオフィスを撮影舞台にしたりすることで費用を抑えられます。

編集・アニメーション

  • 編集作業の工数
    CGアニメーションを使う場合、素材ストックやテンプレートを活用すれば費用は安くなる一方、デザインを含めてオリジナルで制作すると作業時間が長くなる分費用が高くなります。
  • 楽曲のオリジナル性
    フリーの音源から選曲するか、オリジナルで制作するかでかかる費用が異なります。フリーの音源から選曲する場合は安くなりますが、視聴者にとって「どこかで聞いたことがある音楽」となってしまう懸念があります。ブランドを大切にする映像であれば、オリジナルでクオリティの高い楽曲制作をおすすめします。

映像制作にかかる費用の把握は難しい

映像制作は依頼先によって(クラウドソーシング、制作会社など)価格設定や業態、強みが異なるので、一般的な相場の設定は難しいといえます。実際に何社かに見積もり依頼をしてみると、依頼内容は同じだとしても大きな金額差が発生することは少なくありません。そのため、例え相場を設定したとしても「5万円~100万円」といったアバウトな提示になり、お客様が自分の作りたい動画・映像にいくらかかるかを具体的に知るのは難しいです。

課題や目的があって映像制作を検討されている方がほとんどだと思いますが、そうであればなおさら「安いところに依頼をしよう」と判断するのではなく、まずは「どうしてその価格設定をしているのか」を考えていただくと失敗しないはずです。

見積もりを詳細にみていくと、その会社がどんなところに力を入れていて費用が高くなっているのか、反対にどこの費用を抑えているから安くなっているのかがわかります。

ただ単純に「高い」「安い」ではなくどうして価格に差が出ているのかを理解し、提案された費用レンジの制作事例やその会社の強みなども確認したうえで見極めていただくのがいいと思います。

映像制作の費用を抑えるには?

複数の依頼先から見積もりを取ってみる

複数の制作会社に見積もりを依頼して比べてみましょう。見積もり項目はこの記事で紹介した費用の決め方を参考にしてみてください。総額で比べるだけでなく、各費用の差やアウトプットを見て、交渉してみるのもいいでしょう。

自分たちで素材を用意する

見積もりの内訳について上記で説明しましたが、基本的な考え方として、どれもイチから制作する場合には費用が高くなります。企画・構成や撮影素材、CGアニメーション、BGMなど、いずれもプロに依頼をすることでクオリティは確かなものになります。

ただ、構成を用意しておく、自分たちで撮影した写真・映像素材を活用するなど、工夫次第で費用を安く抑えることは可能です。

エレファントストーンはお客様に寄り添いベストなオリジナルプランをご提案します

当社は、一社一社のご要望が決まったプランに当てはまるものではないという考えのもと、プランよりもお客様との打ち合わせを重要視しております。映像の目的やイメージ、ご予算などをじっくり伺い、それに合わせた「松竹梅」のオリジナルプランをご提案させていただきます。

ご予算が限られている場合もご安心を。限られた予算内でできうる限りベストなプランのご提案をさせていただきます。

架空のご依頼(業界/目的別)に対して「松竹梅」のオリジナルプランを6件作成し、

それぞれの見積もりの値上がり・値下がりポイントを解説している資料はこちら!

映像制作会社・クラウドソーシング(個人)の違い

「映像制作」「映像制作 会社」と検索するとさまざまな企業のホームページが表示されますが、分かりにくいのがクラウドソーシングの会社か非クラウドソーシングの会社か、ということです。映像の依頼先を検討している場合には、この2つの業態の違いを知っておくといいでしょう。

クラウドソーシングの特徴

クラウドソーシングの会社は、オンライン上でクリエイター(個人)を抱えており、クライアントとクリエイターを仲介するサービスを提供しています。案件の内容に応じてクリエイターを選定し、制作の進行・管理します。

フリーランスとして登録しているクリエイターが多いため、映像制作会社や広告代理店に依頼するよりも安く、スピーディーな依頼にも柔軟に対応が可能です。ただし、当然ながらクリエイターによって技術力に差があるため、完成品のクオリティに差が出てしまうことは否めません。依頼をする前にポートフォリオなどで過去の実績を確認するようにしてください。

映像制作会社の特徴

一方、当社のような非クラウドソーシングの映像制作会社の場合は、社内にクリエイティブチームが存在します。当社の場合は「プロデューサー」がお客様と社内クリエイターとの橋渡し役となって、お客様のご希望を伺ったり制作の進行管理をしたりします。

そして「ディレクター」や「エディター」という制作に携わるクリエイターらも、打ち合わせに同席し、直接お客様からご要望を伺い、イメージの共有をさせていただくケースがほとんどです。

企画から撮影、編集まで社内で完結させることで、意思の疎通もスムーズですし、お客様のイメージ通りの映像が制作できるといえます。

最後に

私たちは、コーポレートスローガン「あなたの想いは、象れる。」のもと、お客様の想いに親身に寄り添い、一緒になって課題を解決する姿勢で、お客様も私たちもつい「こんな映像創ったよ!」と自慢したくなるような質の高い映像を制作することを大切にしています。

お客様の課題解決や目的実現を共に目指し、オリジナルプランをご提案いたします。納期まで期間が短い場合や、予算が限られている場合でも、できうる限りを尽くしますので、まずはお気軽にご相談ください。 お見積もりやご相談は無料で受け付けております。

この記事を書いた人

秋山真衣
エレファントストーンのWebマーケター。山梨県南アルプス市出身。

秋山真衣の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事