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テーマパーク、遊園地こそ映像を作るべき7つの理由

テーマパーク、遊園地こそ映像を作るべき7つの理由

新型コロナウィルスの影響で、エンターテインメントの世界が打撃を受けています。もし、今自由にどこかへ行けるとしたら、テーマパークや遊園地へ行きたいと考えている人は私だけではないでしょう。

YouTuberでもジェットコースター体験動画などは数百万再生されており定番ネタの一つに数えられています。

ジャニーズJr.チャンネルがナガシマスパーランドへ行った動画は300万弱再生!「陽気なイケメン」がジェットコースターにのるだけでこんなに面白いのか…と。

スカイピースによるよみうりランドへ行った動画は400万再生を超えています。

この2つ、見ているだけでも手に汗を握るシーンが続き動画を見終わるとどっと疲れてしまいます。乗り物に乗ったわけではないけれど「体感している」と実感できる瞬間です。

しかし、YouTubeのような映像・動画を流すことは懐疑的にみられてきた時期もありました。今回はテーマパークの動画・映像を作る際に気を付けるべきことを「10 tips for theme park advertising from a video production company」「The Top 3 Amusement and Theme Park Marketing Strategies」などから海外の事例を踏まえて紹介します。

1.動画で体験を伝えられる

ジェットコースターで体感できる重力(G)も売店の綿菓子の鮮やかなピンク色を見つけたときの喜びを説明するのはとても難しいことです。映像であれば、デジタル時代の体験型マーケティングの核心です。

2.4年間影響がある

遊園地、テーマパーク側の言い分としては映像制作にどれだけの価値ああるのか? というところです。予算が記事よりも高く、そして更新が頻繁にいるのではないかと考えられてきたからです。ただし、優れた映像は3〜4年もの間、ブランディング、再生回数、報道などで使われるとされています。映像制作会社にきちっと自分たちがやりたいことを伝えさえすれば、大きな財産となります。

3.ストーリーが伝えられる

「テーマパーク」と一言でいってもターゲットはさまざまです。例えば、ディズニーブランドについて考えるとき、テーマパークや場内で楽しむ家族のビジョンは、業界で最も象徴的なイメージの一つです。そして、その家族がディズニー内で過ごした後にその楽しい思い出を他の人に共有してストーリーは紡がれていきます。映像によるブランディングはそうしたイメージの提供、共有が1パックでできるのです。

4.SEOに強い

今ではGoogle検索に「動画」欄が加わるなど、映像コンテンツはSEOでも強みを発揮します。映像にはテキストによるタグ付け、タイトル名などを適切につけましょう。

5.地域で考える

テーマパークはそれ単体で成り立つわけではありません。周辺の駅、ホテル、商店街などを訪れる機会も必然と増えるでしょう。例えば、ディズニーランドのある舞浜にはイクスピアリがあったり、ディズニーランドホテルがあったりしますよね。そう、テーマパークとは「観光」なのです。

そうした地域をひっくるめてマーケティングと考えますと、その地域のメディアの取材を受けたりしましょう。自動的に露出された映像が増えていくという形になります。

6.比較が簡単

動画の良いところは比較しながら見ることができるという点です。同じジェットコースターでも1人称視点の映像と3人称視点の映像を見比べたり、似たような他のテーマパークの映像と比較したりです。この時に自分たちの魅力が他社を上回っていたり、多角的に見せられていたら成功への近道となります。

写真のケースですが、実際にユーザー投稿コンテンツを生成したドリーウッドのパターンでは数か月でエンゲージメントが25%増加、売り上げ増につながったそうです。それは多様なテーマパークの楽しみ方をユーザーが見ることができたからではないか、と分析されています。

7.VRやARの活用

VRやARといった最先端の技術と相性が良いのもテーマパークの特徴です。実際にすでに池袋サンシャインではVRジェットコースターがアトラクションとして存在しますが、結構な迫力でした。今後は家にいながらにしてVR・ARでバーチャルテーマパークに没入できる時代が来るかもしれません。

実際にアメリカの論文「Effects of virtual reality on theme park visitors’ experience and behaviors: A presence perspective」ではVRでジェットコースターを体験したユーザーは、テーマパークへの訪問にプラスにつながるといった検証結果が報告されています。今後もこうした取り組みは続いていくことでしょう。

以上、7つのメリットを紹介しました。個人的には高所恐怖症や絶叫マシン嫌いの人でも動画・映像なら「怖いもの見たさ」でみられることが一番大きなメリットとして感じています。そう、私も高所恐怖症で観覧車は大の苦手、乗ってしまったら1周するまで地獄が続きます。でも、映像ならいつでも消せます。苦手やトラウマの克服にも役立つのではないか、なーんて考えすぎですかね?

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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