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動画を見て「買う」「習う」!? 2020年流行る映像の「機能」とは

動画を見て「買う」「習う」!?  2020年流行る映像の「機能」とは

2020年のマーケティングのトレンド予測として動画、映像の世界がよりユーザーからの関心を集めることが期待されている。

前回は時間をテーマに「ライブ配信が強い」「1日100分」「長編の映像がくる」といった事柄をとりあげた。今回は動画の形態がどうなっていくのか、「機能面」について取り上げる。

購入機能

すでに『Instagram』、『メルカリ』などでライブ配信をしながらショッピングをする機能は搭載されている。未来像を考えると、例えば映像内に化粧品が映っていたらその化粧品にカーソルを合わせると情報が取得できるようになると思われる。

しかし、今のところはいわゆる「URLでのリンク」から商品を購入するというのが現実的だろうか。要するに誰でも「ジャパ〇ット」になる時代がすぐそこに来ているのだ。

Vlog機能

ビデオでブログをつける「Vlog」というものがありすでに小嶋陽菜さんらが始めていることは以前紹介した。今では『Instagram』、『YouTube』などでライブ配信ができることから、それらを使いVlogをあげることが可能になった。

YouTubeは誰もが無視できない存在になっている。最近でもお笑い芸人の江頭2:50さん、宮迫博之さんらがチャンネルを開設し話題を振りまいた。しかし、YouTube動画をアップロードするには「大物芸能人」という知名度、「高度な編集技術」、「視聴者を引き付ける内容(時には過激なものも)」が必要になってきているのに対して、Vlogは手軽に投稿ができる。

毎日続けることは困難だが、チャレンジしてみる価値はあるだろう。

ストーリー2.0

これは『SEJ』が提唱した言葉だが、Vlogの中でも『Instagram』のストーリーズのように一時的に投稿されそして消えるコンテンツは2020年より増加していくと考えられている。

たった数秒されど数秒、そこにクリエイティビティが発揮されブランドのPRではとても良い成果があげられるのではないかとみられている。

縦長vs横長

『TikTok』、『Instagram』の影響で縦長の動画はより注目を集めると予想されている。今では『YouTube』、『Facebook』でも縦長の動画が投稿できる。

2018年にInstagramが縦長動画をサポートして以降、映像の世界では縦長が主流になると思われていた。ところが、これまで縦長の動画、正方形の動画などは「来る」「来る」と言われてなかなか広まらなかった。結局、Instagramは縦長動画だけの体制をあきらめてそれ以外のサイズの動画をサポートすることになった。

結局みんな大画面で見るために90度回転させるのは嫌なのだが、といっても縦長で見ることにも慣れていないのだ。本当に来るのかどうかはより注視してみる必要がある。

アプリの多様化

機能というべきかはわからないが、『TikTok』が日本などのアジア圏で、『Snapchat』が海外で流行ったように、動画フォーマットは多様化している。YouTubeだけの時代は終わりを告げている。

そうした、新興のSNSでのPRは恐ろしいほど良いオーガニックリーチを持つらしい。

レッスン動画の販売機能

動画機能として間違いなく広がるといわれてるのがオンラインチュートリアル、取扱説明書、ハウツーといった内容の(有料)動画化だ。

SNSの流行により知識がある人間は昔ながらの職人気質ではなく、自ら情報を発信することでその知識に伴った名声を得られるようになった。

ところが、SNS単体では利益を生まない。今後はレッスンやトレーニングの動画・映像を有料で売る、オンラインでレッスンを行うといったことがトレンドになるだろう。すでに『Wix』などではその機能が付与されている。そういえば、eラーニングなんて言葉もあったよね。

ミュート

動画や映像にはその内容に合わせた素晴らしいBGMが鳴っている。しかし、多くの人は通勤や通学、家で他に家族がいる状態で動画を楽しんでいるため音声を気軽に出すことはできない。

今後起こりうる機能としては「開始何秒かを(うっかり音声がでないように)必ずミュートしてくれる」機能、「しゃべっている内容を自動で字幕にしてくれる」などが見込まれるが、まずは自らで字幕を入れるといったことが求められるだろう。

▼こちらの記事を読んでくださった方へのおすすめ
「ライブ」「10代」「1日100分」など動画マーケティング2020年のトレンドは?
元AKB小嶋陽菜も始めている 流行の予感「Vlog」とは何か?

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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