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映像で困ったお悩み解決!「画面録画」「Zoomのカメラ送出」編

映像で困ったお悩み解決!「画面録画」「Zoomのカメラ送出」編

エレファントストーン エディターの大西です。

前回に引き続き、映像制作の仕事で今までに経験した「ちょっと困った!」の対応方法をご紹介したいと思います。今回は「画面録画」「Zoomのカメラ送出」編です。

PCやスマホの画面を録画、キャプチャーしたい!

「画面をキャプチャしたい!」というオーダーが稀にあると思いますが、実はこれは、映像制作会社でも意外とできない人が多いです。というのも、撮影→編集することは得意ですが、映像のデータ変換やPCにそんなに強くないのが現状です。

「PCにモニター繋げばSHOGUNで録画できるじゃん!」
「PCにカメラ繋げばZoomで流せるじゃん!」
と思っても実はそうはいきません。

映像と一概にいっても、ケーブルの中のデータは同じでない場合があります。みなさんほとんど、失敗した経験から習得していてなんなくできてはいますが、最初から簡単にできると思うと失敗のリスクが伴いますので、必ず事前にチェックしてからにしてください。

ではまず最初にPCの画面録画に関してですが、こちらまずできるなら使うPCで画面録画をしてください。Macなら、クイックタイムで画面録画は簡単にできます。Winでも画面収録を簡単にすることができます。

ではなぜPC単体で操作ができるのに、外部モニターやキャプチャーと言われるものが必要なのか? 実際に企業様の仕事をしていると、会社PCはセキュリティのためデータの受け渡しや、画面の録画ができなくなっている場合があるのです。

そういった場合の対処方法として、HDMIやVGA、DVIといった映像のアウトプットから映像を受け取って録画をするということができるわけです。この際に使うのが、ATOMSのSHOGUNなどの画面で録画ができる製品になります。

しかし、映像の収録機器をPCからそのまま繋いでも映像は表示されません。ここで必要になるのが、コンバーターという映像データの変換機器です。上記の場合ですと、Rolandの「VC-1-SC」が必要になります。

こういったコンバーターは、PC以外にも、スマートフォンやタブレットのゲーム画面をスイッチャーに入れたい! など配信などをするかたにはかならず必要になってきますので、関わる方は覚えておいて損はないです。

ちなみに配信の友人に聞いたところ、コンバーターはRolandとBlackmagicがメジャーですが、ほぼ何でも対応しているのはRolandです。Blackmagicの方が英語対応だったり、入力が決まっていたりとちょっとうまくいかないことがあるようです。

カメラをPCに繋いで外部カメラとして認識させる UltraStudio Recorder 3G

Zoom会議用にPCにカメラを繋ぐのにゲーム用のキャプチャを仕事で使うのはちょっと怖くて、やはり業務用のものを使いたいと思うのですが、Blackmagicのコンバーターの設定がちょっとわかりにくかったので書いておきます。

Blackmagicdesign UltraStudio Recorder 3G

↑これをつなげばいいわけですが、PCに専用のソフトを入れなければいけません。それに必要なソフトが「Blackmagic Desktop Video Setup」です。このソフトのダウンロード場所がなかなかわかりにくいんですよね……。

上記サイトの、ソフトウェアダウンロードをクリックして、最新のダウンロード情報から、「Desktop Video」を選んで購入したコンバーターのシリアルをいれればダウンロードできます。その後も、カメラからのアウトされる信号を選んで、それにあった設定を選ばないとカメラからの音が来ないなどあるので気をつけてください。

専門的な映像の機器ですので、他のゲーム用のキャプチャなどよりもしっかりと作られていて、価格が抑えられているのは助かります。ちなみに映像業界で変換などで有名なメーカーさんは、AJA、ROLAND、Blackmagic Designです。

コンバーターとは少し違いますが、画面の送出用のセレクターや分割ですと、ジャパンマテリアルさんのMatrox。サイネージで使用したい場合にはBrightSignが優秀です。いろいろと設定ができます。例えば、希望の時間にスケジュールを組んで映像を流せたり、センサーを繋げばボタンで映像を切り替えることや、場所で切り替えることもできたりします。また、インターネットに繋げておけば外部から変更することも可能です。

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映像制作というと、そのほとんどが映像を作る側になってしまうのですが、それ以外の機器についても覚えていくととても面白かったりします。

なかなかこういった専門的なことまで知っている人は少ないと思いますが、システムをわかって映像を作っていくと今までにないものが出来て面白いので、興味のある方は是非試してみてください!

映像で困った時のお悩み解決!「データ復旧」「変換ソフト」編

この記事を書いた人

大西充
エレファントストーンのエディター

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