HOW TO・TIPS

教育動画の作り方が知りたい!自社リソースで作る際のポイントとは?

教育動画の作り方が知りたい!自社リソースで作る際のポイントとは?

昨今、動画の活用シーンは増えており、動画を通じて人に何かを教える「教育動画」の需要も高まっています。1本教育動画があれば、いつ・どこでも見ることができたり、教える人の手間を減らすことができたりとメリットは多くあります。

また、このような教育動画は制作会社に頼ることなくても自社内で作ることもできます。しかし、ノウハウもないまま「なんとなく」で制作をスタートしてしまうと思っていたような動画が作れず、1回見られたきりで見返されることもなく、伝えたいことが伝わらないような内容になってしまう恐れがあります。

そこで、この記事では教育動画の種類を解説したうえで、制作する際のポイントについても解説。自社内で作りたいとお考えの方にとって参考になるような内容を執筆しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

教育動画の導入目的と活用例

前提として一口に「教育動画」と言っても、学校で使われるものと、会社で使われるものの2パターンに分けられます。ご自身の作ろうと思っている動画の事例を参考にして、完成イメージにするのがおすすめです。

そこでまずは、社員教育、学校教育に分けた上でそれぞれ制作した目的を事例と共にご紹介します。

社員教育

まずは、社員教育として作られた教育動画をご紹介していきます。

1、新入社員やアルバイトの研修を動画で行いたい

新入社員やアルバイトの方に対して、毎回講師となる人が対面で「ビジネスマナーとは?」について研修していては、時間も費用もかかってしまうことでしょう。

しかし、代わりに1本のセミナー形式の動画があれば、文字通りいつでも・どこでも学ぶことができます。コストも大幅に削減できることでしょう。

▼事例:社会人の言葉遣い講座

上記の動画は、マナー講座の「言葉遣い」に関する教育動画です。55分のボリューミーな内容と思われるかもしれませんが、実際に対面式のセミナーを行えば、これくらいの尺になってしまうことは想像に難くないでしょう。

映像のつくりとしてはシンプルで、用意してあった研修資料スライドをもとにしてセミナーを展開。左上に余白ができるように撮影しておき、その部分にスライドを当て込んでいます。そのため、撮影機材や映像編集ソフトを触れる方が社内にいれば、比較的簡単に作成することが可能です。

なお、このような研修動画の制作をお考えであれば、「効果的な「研修動画」を制作するためのポイント」という記事も併せてチェックしてみてください。

2、膨大なマニュアルを動画化したい(ケーススタディ)

会社の実務を覚える上では、マニュアル形式の教育動画があると重宝します。会社によっては、ロープレが得意な社員が研修の度に研修会場に行っては実演をするケースもあると思いますが、やはり移動のための時間や費用といったコストがかかったり、該当社員の負担になってしまったりすることが考えられます。

また、教育動画はいつ・どこでも見返せるため、1本動画があるだけで好きなタイミングで見返すことができるのもメリットと言えるでしょう。

▼事例:居酒屋での接客シーン

こちらの動画は、居酒屋の接客マニュアル(料理の提供シーン)です。言葉やテキストのみのマニュアルに比べて、店主の話すスピードや仕草といった部分まで伝えることができ、社員やアルバイトの方は参考にしやすいことでしょう。

また、こちらの事例は制作のハードルが低いのもポイントです。1カットのみの撮影で、三脚に固定して撮影しているので撮影の技術もほとんど必要ありません。また、接客の上でのポイントのみをテロップにしているので編集も簡単と言えます。

編集時のコツとして、伝えるべきポイントをいくつもピックするのではなく数点に絞っている点も参考になります。文字情報が多すぎても分かりづらい映像になってしまうので、注意しましょう。

なお、このようなマニュアル形式の教育動画を作成したいのであれば、「動画マニュアルの作成は簡単!初心者でも分かりやすい作り方をご紹介」という記事も併せてチェックしてみましょう。

3、企業理念を分かりやすく伝えたい

「社員研修」と言えば、企業理念もテーマに含まれます。企業理念は目に見えず、テキストだけだと解釈が分かれてしまいがちなので教えること自体が難しいものです。

そんな企業理念を動画で伝えるのであれば、手法としては大きく2つあります。まず1つがインタビュー形式。例えば、「この企業理念を普段の実務でどのように実践しているのか?」「そもそも、この企業理念が必要な理由とは?」といった質問を複数の社員にインタビューして答えてもらい、新しく入った社員の中でイメージを膨らましてもらうようなものです。

▼事例:エレファントストーンの行動指針ムービー

上記は、本サイトZOORELを運営する株式会社エレファントストーンで掲げている「行動指針」について実際に働いている社員が話している動画です。

テキストだけでは想像しにくい、言葉の意味や実例を社員の言葉で話すことによってより理解が深まります。しっかりと撮影や編集を行った本作ですが、大事なのは社員が自分の言葉で話している点です。

▼事例:全社員で考える新しい経営理念

そして企業理念を伝える動画のもう一つの手法は、ドキュメンタリー形式で作品を作りあげること。「創業時に、こんな成功(失敗)ストーリーがあって、それを深い学びとして今に至るまで企業理念として掲げている」といったストーリー形式のものがあれば、やはりイメージが湧きやすく、理解しやすいことでしょう。

こちらの事例では、SBテクノロジーが2030年を見据えて全社員で新しい経営理念を考えるというプロジェクトのもと、どのようなプロセスを経てビジョン、バリューを策定したのかが分かるような内容です。会社外の私たちが見てみても納得性のある内容で、ワクワクするような動画になっているかと思います。

どちらの事例においても、企業理念の作り込まれた動画が1本あれば社員研修の際にはもちろんのこと、採用の会社説明会で流したり、場合によってはIR・株主総会の場面でも使うことができたりと、幅広いシーンで使うことができます。

学校教育

続いて、学校教育のシーンで使われている教育動画をご紹介します。学校教育の現場においては「ライブ配信」もしくは「録画配信」のどちらかに分かれます。

1、授業をライブ配信したい

イメージとしては、ZoomなどのWeb会議ツールを用いて、リアルタイムで先生と生徒を繋ぎ、授業を行う形式です。

そういったライブ配信の教育動画はYouTube上に公開されているものがほとんどないので事例としてお見せすることができないのですが、概ね内容は想像はできるかと思います。

ライブ配信の場合、メリットとしては

  • 撮影機材が必要ない(パソコンの内カメラで十分)
  • リアルタイムのため、質疑応答などインタラクティブな参加型授業が可能

上記が挙げられます。あまり特別な準備は必要なく、先生も教室にいるのであれば黒板に文字を書きながら授業を行うことができますし、資料をあらかじめ作成しておき、そちらを画面共有しながら教えることもできます。

2、録画配信で特定のテーマについて教えたい

ライブ配信ではなく録画型の教育動画を制作することのメリットはいつ・どこでも見れることが挙げられます。また、間を詰めることによってテンポよく授業を受けることもできるのも副次的なメリットと言えそうです。

しかし、ライブ配信ならできる質疑応答ができないだけでなく、編集する必要があったり、撮影機材も揃えたりする必要があるのは手間がかかる部分ではあります。

▼事例:東大入試問題(数学)の解説動画

録画配信の方がハードルが高いように感じられるかもしれませんが、ご紹介している事例のようにほとんど編集を加えることがなくても、授業形式の動画としては成り立つものです。どこまで編集をこだわるかによりますが、録画配信も気軽にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

教育動画の制作ポイント

それでは、いざ教育動画を自社内で作成する際には、どのようなことを心がければ良いのでしょうか。ここでは、教育動画作成時のポイントをいくつかご紹介します。

1、全体カリキュラムを組み、細分化して教育動画のテーマを作成する

複数の教育動画を作るのであれば、全体カリキュラムを組んだ上で、どのような動画に細分化できるのかあらかじめ考えておきましょう。

そもそも複数に分けるべきなのか不明確なのであれば、1本の動画の尺を10分と想定し、10分以内に収まるかどうか考えてみるのがおすすめです。60分の動画に複数のテーマがまたがっていると、特定のセクションを見返したいときにどこを見たらいいのか迷ってしまいます。

また、細分化することによって、撮影のスケジュールが立てやすくなります。外で撮影する必要があるシーンをあらかじめ整理できていれば、その日のうちにまとめて撮影することができ、効率よく動画制作が進んでいくことでしょう。

2、複数作った動画はアクセスがしやすいように整理しておく

制作完了後の話ではありますが、細分化されて作られた動画は、アクセスしやすいように階層を分けて整理しておくことがおすすめです。

1つのファイル内に50もの動画が無作為に入っていては、せっかく細分化したのに見返すときに見つけづらくなってしまいます。後から見返す社員や生徒のためにも、見返しやすく整理しておくことは心がけておきましょう。

3、実写撮影が伴うのであれば、ロケハンはマスト

実写での撮影には、トラブルがつきものです。しかし、ロケハン(ロケーションハンティングの略)と言ってあらかじめ撮影地を下見しておくことで未然に防げるトラブルもたくさんあります。

例えば、想定していた撮影地が実は撮影禁止の場所だった、スペースが限られていて使えなかった、思い描いていたような画が撮れそうにない。こういったトラブルが防げるだけでなく、想定よりも良い撮影場所を見つけるきっかけになることもあります。

実写での撮影を行うのであれば、ロケハンは必ず行っておきましょう。

4、動画内には飽きさせない工夫も入れ込んでおく

教育動画と言えど、10分間一方的に説明的な話をされるのは少ししんどく感じてしまうものですよね(自発的に見ているならまだしも、義務的に見ているのであれば尚更です)。

そこで、動画内に飽きさせない工夫も入れておくことも制作の上ではポイントとなります。鉄板はクイズを挟むこと。飽きさせないだけでなく、自分の頭で考えることによってより深い理解にも繋がることでしょう。

少し難易度が高いですが、会社内の人なら分かるあるあるネタなんかを入れるのも社風や動画テーマによっては有効かもしれません。自由な発想で、見ていて飽きないような工夫を入れられると良いですね。

ハードルが高いと感じるのであれば、制作会社に依頼するのがおすすめ

教育動画を作る際のポイントをご紹介してきましたが、もし「自社内で作るのはハードルが高そう……」と感じるようであれば、制作会社に依頼することも考えてみましょう。冒頭でも述べたように、チャレンジ精神で自社内で作ったはいいものの、見られなかったり、伝えたいことが伝わらないような内容の動画ができあがっても、かけたコストが無駄になってしまうことも。

特に企業理念の事例のように、社員向けに限らず会社説明会といった採用の場面やIR・株主総会のような「会社外」の場面で使うことも想定するのであればクオリティにはこだわりたいところかと思います。

教育動画はエレファントストーンにお任せを

本サイトZOORELを運営するエレファントストーンでは、教育動画の制作も得意としています。企画の段階からお手伝いできるので、全体カリキュラムを洗い出し、撮っていくべき動画を整理するところから伴走できます。

また、いくつもの動画を作成しようとすると費用面が気になってしまうかと思います。しかし、弊社では「ヒトテマ」というAIとアジアリソースを組み合わせるサービスによって安価でクオリティも担保された映像を制作することができます。費用面に関しても、気兼ねなくご相談いただければと思います。

もし、教育動画を制作会社に依頼しようとお考えであれば、複数社にお声がけされると思います。その際には是非、弊社エレファントストーンにもご相談いただけると幸いです。

この記事を書いた人

登陽一朗
エレファントストーン経営戦略室企画課所属

登陽一朗の書いた記事一覧へ

タグ

RELATED ARTICLES 関連記事