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構成案ってなに?初心者でも簡単につくれる構成案の作り方

構成案ってなに?初心者でも簡単につくれる構成案の作り方

映像をつくる際に代理店や制作会社から「大枠のシナリオは?」や「構成案は?」と聞かれたことはないですか? 最近ではAIの動画生成ツールを使って自社で映像制作する事例も目立ってきましたが、AIにシナリオは作れないので構成案は当然自分たちで作ることに。

「動画を作れとは言われたけど構成案なんてどうやって作れば良いかわからない!」

そんなあなたでも大丈夫!

これから解説する作り方で、誰でも簡単に作ることができるようになります。

そもそも構成案とは?

そもそも「構成案」とは何でしょう?

映像でいう「構成案」とはシナリオを作成するときに、予め各シーンごとの要点をまとめたコマ割りのことで「構成台本」を意味します。この構成台本に「絵」が入ったものが「絵コンテ」と言われるものになります。

なぜ構成案をつくる必要があるのか

制作サイドは「ストーリーの破綻を避ける」「撮りこぼしを防ぐ」などで必要になりますが、関係者全員のメリットとしては、構成案があることで「複数の人と映像の内容を共有する」ことできるという点です。 映像を作る際には、制作会社はもちろん自社の社員、特に他部署や上司の確認など、1つの映像を制作するにもたくさんの人が関わって進行することになります。その際に構成案があると打ち合わせに参加していない人にも映像内容をスムーズに共有することが出来ます。

何事もまずは良いものの真似事から

①参考映像を探そう

それでは本題に入りますが、初心者がすぐにできる構成案の作り方、それは良い作品の真似をすることです。 いきなり自分で完璧な構成案を作ろうとしても、そのスキルもノウハウもない状態ではなかなか難しいのが実情です。 そんな場合は、他社がWebにアップしている動画でもYouTubeでも良いので、まずは自分が良いと思う参考動画を見つけることから始めましょう。そしてその動画から学んでいきましょう。

②要素を分解しよう

参考動画を見つけたら、その動画がどんな要素で構成されているのかに注目して見てみましょう。 動画全体の「構成(起承転結)」とそのテーマや登場人物、商品やサービスの特徴、ストーリーの転換箇所など、ひとまず大まかに映像全体の内容を分解し、把握しましょう。

③情報を抜き出そう

大まかな要素の分解ができたら、次はシーンごとに必要な情報を抜き出していきます。 例えば ・場所(シチュエーション) ・登場人物(性別・年齢・服装など) ・内容(どんな動作をしているか、どんな物を映しているか、どんなセリフやナレーションが入っているか) 簡単で良いので、難しく考えずに思い当たる情報を書き出しましょう。

④アレンジ

これまで書き出した情報を改めて見直し、不要なシーンを削除したり、不足している情報を足すなど、自分が制作したい映像に必要な要素を念頭に再確認し、構成全体を整理していきましょう。 これで制作したい全体の構成の枠組みができあがったはずです。 あとは必要な要素に従って、あなたの作りたい映像に適する情報に書き換えていけば良いだけです。

ポイントは「どこで違いを出すのか」

これで大枠の構成案はできました。 ここまででも構成案としては成立するのですが、注意してほしいのは、真似するだけでは同じ作品になってしまいます。

重要なのは「どこで違いを出すのか」です。

商品やサービス内容のような「プロダクト」の違いを打ち出すことで差を出すこともできますが、それでは見ている人の印象には残りません。 「印象に残る差別化」は重要ですが1番難しいポイントになり、ここにはトレンド知識、そして経験とノウハウが必要になります。 あくまで大枠の構成案と捉えて、ここからは他の人の意見も聞きながら進めることをお勧めします。

まとめ

いかがでしょうか?

ここまでであれば、ひとまずとりかかれそうではないですか?

この方法は、まだ社員数が5名(内、制作者は3名)の頃に私が構成案を作っていた方法です。 構成案を作らなくちゃいけない…でも制作者は他の仕事で手一杯…だけどお客さまへの提出の時間は決まっている…もはや自分で作るしか無い…ただ構成案の作り方について詳しくない…でもやるしか無い!という切羽詰まった状況で、ふと「他の人がつくった有名な作品は、経験豊富なプロがたくさん集まり考え抜いて作った作品。だったら素人の自分が一から考えるよりも、その映像を調べて、ノウハウを真似したほうが短時間で良いものが作れる…」と思い至った方法です。

みなさんも応用できるはずなので、「どうしよう…」と思い悩んでいる方がいたら、この方法で、まずは手を動かしてみてください。

そして「自分で構成案は作ったけれど、差別化できているんだろうか……やっぱり良い作品作りたい!」という方は、我々プロの手にお任せください!

この記事を書いた人

伊藤尚平
エレファントストーンの取締役COO / プロデューサー

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