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YouTubeとホームページの教科書的な利用方法「LINE WORKS」

YouTubeとホームページの教科書的な利用方法「LINE WORKS」

YouTubeにサービスの“取扱説明書”のような動画を公開することは、ユーザーにとって利便性が高いです。今回はまさに教科書的な活用法でYouTubeを使ったユーザビリティを確保しているLINE WORKSの事例を紹介いたします。

どんなチャンネル?

【チャンネル登録日】
2016年6月6日

【登録者数】(2022年4月時点)
4140人

【総再生回数】
約73万回

【チャンネル概要】
LINE WORKSはワークスモバイルジャパン株式会社が提供する企業向けグループウェアです。

メッセンジャー、メール、カレンダーやアドレス帳といった、モバイル環境に最適化したクラウドベースの企業用コミュニケーション&コラボレーションサービスになっています。

サービスが多機能であるが故に、自分が使用したいサービスがどれなのか理解するのが難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

LINE WORKSはメール、チャット、ファイル共有、カレンダー、掲示板とビジネスに必要な機能がほぼそろっています。その魅力をどう伝えているのでしょうか?

サービス導入を後押しするYouTube活用

LINE WORKSのYouTube活用は、導入を検討している顧客が知りたい情報を動画という形でわかりやすく発信しているのが特徴です。検討段階で見られることの多い「顧客インタビュー」を公開しており、視聴者はサービス導入をイメージしやすくなっています。また、サービス説明や活用方法などを公開し、サービス導入前の「うまく活用できるだろうか」という不安を払拭しています。ここでは、LINE WORKSがサービスの導入を後押ししているポイントをご紹介します。

①導入イメージが湧きやすい顧客インタビュー

LINE WORKSでは実際に各社の導入事例を「動画」と「記事」ハイブリッドで紹介しています。

こちらはミズノ株式会社の導入事例です。

https://line.worksmobile.com/jp/cases/mizuno/
記事バージョンはこちら。

LINE WORKSの顧客インタビューは、まさに理想的な事例集です。「お客様インタビュー部分」で課題感とLINE WORKSの魅力、良いところ、導入に至った経緯などを紹介。そこに、実際にお客様が働かれている現場を撮影してお客様が抱えていた課題を可視化し、LINE WORKSがどのような活用がされているのかが良く伝わってきます。

こうしたサービスを探すときに「同サービスの競合数社」を検討して、どこのサービスを導入するか検討する方が多いでしょう。「この業界には向いているけど、自分たちの業界には合わないのではないか?」「似たようなサービスを展開している競合は何を使っているんだろう?」と様々な観点から検討していく際に、このような顧客インタビューがあることで、判断材料にすることができます。

②不安を払拭する機能紹介

LINE WORKSでは取扱説明書としてもYouTubeを活用しています。こうしたグループウェアは使いこなせれば凄いものの、操作に慣れていないと機能を持て余してしまうなんてこともあり得ます。

LINE WORKSでは、取扱説明書代わりにわかりやすく説明をまとめた動画が多数投稿されています。実際の操作画面を映し、動画を見るだけで理解しやすい内容になっています。

こちらの動画では、アドレス帳の使い方や、機能を使用してできることについて説明しています。

実際の操作画面つきの動画があれば、文字だけの説明書を追うよりもはるかにわかりやすく不安の払拭になり、導入しやすくなりますね。

まとめ

今回はYouTubeを活用し、サービスの導入を後押ししている「LINE WORKS」の事例を紹介いたしました。

  • 顧客インタビューで導入イメージを湧かせ、判断材料を提供
  • わかりやすい機能紹介で導入前の不安を払拭

実際に顧客がサービスの導入を検討するときに知りたい情報をわかりやすく丁寧に提供する、顧客ファーストのチャンネルになっています。

サービスに特化したYouTubeチャンネルの運営をお考えの方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊するも現在は自粛中。

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