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動画付きLPのメリットとデメリット、注意するポイントは?

動画付きLPのメリットとデメリット、注意するポイントは?

こんにちは! エレファントストーン 経営戦略室の秋山です。

当社、映像制作サービスを提供していることに加えて、デザインにこだわる会社ゆえに、運営しているLP・Webサイトのファーストビュー(ページを開いたときの最初の表示画面)には多く場合動画を取り入れています。

例えば、コーポレートサイトにはSHOWREELを。( https://elephantstone.net/ )

広告で活用しているLPにはコンセプト動画を。( https://elephantstone.net/lp/ )

観光PR映像に特化したサービスサイト「フィルさと」にもコンセプト動画を入れています。( https://www.filsato.com )

各サイトの目的・コンセプトに応じたオリジナルの動画を制作し、ファーストビューでバックグラウンド再生されるようになっています。このようにLP・Webサイトのファーストビューに動画を入れることにはメリットもあるのですが注意点もあるので、映像制作会社で自社のWebまわりと担当してきた経験をもとにご紹介します。

動画付きLP・Webサイトのメリット

ユーザーの心を掴む

特に広告で活用するLPの場合、ユーザーは最初の数秒でそのページを閲覧するか、離脱するかという判断をします。第一印象を大きく左右するファーストビューでは、まずはユーザーの興味をひきつけることが大切。何より手を抜いてはいけない部分です。

ここにターゲットへ向けた動画を差し込んでおくと、視覚的なインパクトが大きく記憶にも残りやすくなるため、他の企業との差別化を図ることも可能となります。

コンセプトや世界観が伝わりやすい

動画では伝えられる情報量が多い分、文章や静止画だけでは十分には伝わりにくい会社や商品・サービスの独自のコンセプトや世界観を、“感覚的”に伝わりやすいかたちで表現することができます。ユーザーはブランドのイメージをよりよく理解することになり、その先のコンテンツや情報を見てもらうきっかけになるといえます。

私たちが実際に映像制作にまつわるご相談をいただいているお客様に「なぜ当社にご相談くださったのか」を聞いてみると、「Webサイトがかっこよかったから、質の高い動画を作ってくれそう」という回答を一定数いただきました。

もちろん他にも判断材料はあるとは思いますが、動画を含めてWebサイトのデザイン性は重要な要素になりうるでしょう。

動画付きLP・Webサイトのデメリットと注意点

容量を軽くしないと、ページの読み込み速度が遅くなる

せっかく動画を入れるなら高画質でフル尺のものを掲載したい……と思われるかもしれませんが、これには注意が必要です。

動画や写真などWebサイトに掲載する各種素材は、容量が重ければ重いほどページの読み込み速度が遅くなってしまいます。これはユーザーエクスペリエンスに影響し、ページが表示されるまでにあまり時間がかかってしまうと、ユーザーに離脱されてしまう可能性が高まります。実際に検索をしてなかなかページが表示されずイライラして離脱した経験が、みなさまにもあるのではないでしょうか。

また、2018年夏にGoogleはページの読み込み速度を重視する「スピードアップデート(Speed Update)」をアナウンスしました。スマホで検索するユーザーが増加した背景もあり、スマホページの読み込み速度を検索順位を決める評価の一つとするというものです。

LP・Webサイトごとに目的があると思いますが、広告の観点にしてもSEOの観点にしても、ユーザーにとって使いやすいよう、ページをスピーディーに表示させる配慮が必要ですね。

Webサイトに貼り付ける動画は、最大でも10MBまで

では、動画の場合どれくらいの容量に抑えるのがベターかというと、理想は3MBくらいまでです。長さや解像度を調節して3MB以内に抑えられるとWebサイトもスムーズに動くかと思います。ただ画質があらくなってしまうなどの懸念もあるので、どうしても難しい場合は、最大でも10MBくらいにおさまるように調整しましょう。

バックグランド再生は短尺で、リンク挿入でフル尺を

当社運営サイトでは、短尺で軽量の動画をファーストビューのバックグラウンドに貼り付けており、こちらは自動再生されます。そして「SHOW REEL」というボタンをクリックすると「フル尺(YouTube/Vimeo掲載)」をご覧いただけるようにしています。

こうすることで、ページ読み込み速度への悪影響を軽減しつつ、動画ないしはサービスに興味を持ってくださった方にはきちんと観てもらうことが可能になっています。

まとめ

LP・Webサイトで動画を最大限効果的に活用するためにも、デザイン性のみにフォーカスするのではなく、掲載の仕方や容量などにも配慮することをおすすめします。それが結果的に、ユーザーにとっての使いやすさや印象アップ、さらには自社の目的達成にもつながっていくはずです。

エレファントストーンでは、Web制作+映像制作のご相談にも対応しておりますので、もし気になることや疑問点などがございましたら些細なことでもご遠慮なくご連絡くださいね。

また、動画制作についてもっと知りたいという方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。

関連記事:動画広告を制作する際のポイントは? 制作会社の選び方も解説!
動画制作や映像制作の費用相場について


 

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この記事を書いた人

秋山真衣
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課 マネージャー

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