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施設紹介動画の制作方法とは?メリットや制作方法を解説!
近年施設のプロモーションとして動画が注目されています。動画を活用することで施設の様子や雰囲気をわかりやすく伝えることができます。
実際に足を運ぶ機会が少なくなった昨今において、施設の集客や求人に役立つツールとなるでしょう。
しかし、施設紹介動画を作ろうと思っても何から手をつけたらいいのか分からないのではないでしょうか。
実際に当サイトを運営するエレファントストーンでも、そうしたお客様のお悩みをよく耳にします。
そこでこの記事では、施設紹介動画の特徴と制作方法についてお伝えしていきます。
施設紹介動画を作りたいけど、何をすればいいかわからないという方、ぜひご参考にしてみて下さい。
施設紹介動画とは?
施設紹介動画とは、言葉の通り施設を紹介するための動画です。外部からは見えづらい企業や工場の裏側や、施設が提供するサービス・設備などを映像を通して魅力的に伝えることができます。
施設によって、活用したい目的やシーンも違ってくるでしょう。施設ごとの用途例をご紹介します。
介護施設
介護施設を探す際も、実際に足を運ぶ前にWebで情報収集をする方が増えています。施設内での生活がイメージできるような紹介動画をWebサイトに掲載すれば、入居者募集の際に活用することができます。
オフィス・工場
オフィス・工場内の様子や実際に従業員が働く姿をお客様や求職者へ向けて効果的に届けることができます。施設内の様子を発信することで、お客様からの安心感・信頼感のアップに繋がりますし、実際に社内で働いている様子をイメージしやすくなるため、求職者の志望度アップにも繋がります。
学校
学内の様子や設備を紹介動画にまとめ、公開することで、足を運ばなくてもキャンパス内の様子を擬似体験することができます。動画にすることで受験生には「この学校に入りたい」と進学先を選ぶ際の判断材料になりますし、在校生には「この学校に入ってよかった」と母校を誇りに思えるようなきっかけを作ることが可能す。
学校紹介動画についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
関連記事:学校紹介動画の作り方を一から教えます!外部に依頼せず、魅力的な動画を作ろう
宿泊施設
公式SNSやYouTubeチャンネルに掲載することで、機能性やとっておきの内装、部屋からの景色、丁寧な接客などそれぞれの施設の魅力的な要素を可視化して伝えることができます。新規顧客には「実際に行ってみたい!」既存客には「また行きたい」と思ってもらうための興味喚起が可能になるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も確認してみてください。
関連記事:観光PR映像に「今」大事なこと〜withコロナ時代の地方PR動画のポイント〜
施設紹介動画を制作するメリット
それでは、施設紹介動画を制作するメリットはなんでしょうか。
①特徴や雰囲気を詳細に伝え、施設の魅力をアピールできる
動画は文字や画像、音声だけでは伝わりにくいような設備の特徴や、雰囲気、社員の人柄などをより具体的に表現することができます。動画にすることで、普段その施設にいない人にとってはイメージしにくい内部の様子を、わかりやすく可視化することができるというわけです。複雑な事業内容でも、インフォグラフィックなどの手法で直感的に理解できる映像に仕上げることが可能です。
②足を運ばなくても施設内の雰囲気がイメージできる
動画を使って施設を紹介すると、まるでその施設にいるような擬似体験ができます。訪問した姿をイメージでき、「実際に行ってみたい」と思ってもらえるチャンスです。また、写真と異なり、映像は音声情報も盛り込むことができます。そのため、BGMによって世界観を演出したり、施設の設備の操作音を伝えることもでき、より施設の雰囲気を掴んでもらうことに繋がります。
③認知度の向上を後押しする
制作した動画をWebサイトやSNSで活用すると、多くの人の目に留まりやすくなるため認知度の向上に繋げることができます。SNSなどで良い口コミが得られれば、より多くのユーザーへ共有・拡散される可能性もあります。施設を知らない人には認知してもらうきっかけを、すでに知っている人にとっては新しい情報を知るきっかけを創出することができます。
④1つの映像を複数シーンで活用しやすい
施設紹介動画は、複数のシーンで活用しやすく、用途の幅が広いこともメリットとして挙げられます。例えば、IR・株主総会の場面で投資家にアピールすることも可能ですし、採用の場面で求職者たちに魅力ある就職先であると認識させることにも有効です。複数の活用シーンを想定している場合は、その旨を制作会社に伝えておくことで1つの長尺の映像を15秒版、30秒版といったように適切な尺にカットすることも可能になりますよ。
具体的な活用シーン
施設紹介動画の活用シーンとして、主に4つあげられます。
活用シーン1. Webサイト
近年は多くの企業がWebサイトに動画を掲載しています。施設紹介動画はコーポレートサイトや採用サイトで活用することができます。施設に対する信頼や安心感を抱かせ、企業へのイメージアップ、集客・求人に繋がるはずです。
活用シーン2.SNS
SNSに投稿することで、施設に既に興味を持ってくれているフォロワーに向けて動画を届けることができます。施設について詳しく紹介した動画は、フォロワーの興味をさらに引き出すでしょう。また、SNS広告を使うとフォロワー以外のターゲット層へのリーチも可能です。
活用シーン3.イベント、展示会
展示会やイベントの会場では施設の魅力をどう伝えようかお困りの方も多いのではないでしょうか。展示会会場では、いかに自社ブースに興味を持ってもらうかがポイントとなります。つい足を止めて見てしまう映像があるだけで、来場者に興味を持ってもらうきっかけとなるでしょう。
活用シーン4.デジタルサイネージ
デジタルサイネージは駅や商業施設など、不特定多数の人が集まる場所に設置されているため、より多くの人にアプローチをすることができます。施設の最寄り駅のデジタルサイネージを活用すると、地域住民や観光客など施設近辺にいる人に向けてのアプローチが可能になります。
施設紹介動画の事例紹介をピックアップ!
ここでは、施設紹介の事例をご紹介していきます。事例を通して、作りたいイメージを固めていきましょう。
介護施設
介護付き有料老人ホーム「ホスピタルメント武蔵野」の紹介動画です。スマートフォンが普及した今、介護施設でも入居者を募るためにWebサイトの活用が必須になっています。実際に入居者や設備の映像もあり、「どんな人たちとどう過ごすのか」がイメージできる映像になっていますね。ナレーションやBGMで落ち着いた雰囲気を演出しているのも、参考になるポイントです。
教育施設
こちらは文化服装学院の施設紹介動画です。学校内での過ごし方や、専門機材を用いて課題に取り組む学生の姿は、動画でこそ伝えられる部分です。施設が切り替わるタイミングでアニメーションを使用しており、洗練された印象を受けます。生徒のインタビュー聴きながら施設を見れるので、普段どのような学校生活を送っているのか想像しやすくなっているのが良いですね。
宿泊施設
こちらは当メディアを運営しているエレファントストーンが制作した、小田急エージェンシー様のプロモーション動画 「山のホテル」つつじ庭園&施設紹介動画です。感染症の拡大によって施設が閉館中であることを逆手にとり、お客様のいない今だからこそ撮れるアングルからの映像になっています。こちらは撮影にドローンを使用し、庭園を低空飛行しながら撮影することで、実際に宿泊されるお客様目線の絶景を映し出しています。ドローンは、施設を魅力的に見せるためにとても効果的な手段です。
オフィス
こちらもエレファントストーンが制作した、アネスト岩田株式会社様のリクルートムービーです。新卒採用活動に伴い制作した映像で、施設紹介が目的ではないのですが、施設内や働く人の様子がわかりやすく映し出されています。本社の入り口から、会社内の会議室や執務室、社長様や人事様のインタビューに至るまでを全て1カットに見えるように撮影しました。50名以上の社員様にご協力いただき、見ている応募者が実際に社内で働いている様子をイメージできるような表現となっています。
施設紹介動画の制作方法
施設紹介動画はカメラ・三脚・照明・録音機材などの撮影機材や編集ソフトがあれば自社内で制作することも可能です。
良い機材やソフトを用意するとなるとそれなりに費用がかかってしまいますし、クオリティの高い映像を制作するには時間がかかります。納得いく映像を作れるようになるには経験も必要になってきます。
事例を見ていただければお分かりの通り、クオリティの高い施設紹介動画を見ると興味が湧き、施設そのもののイメージも良くなるはずです。施設のイメージを左右するため、できれば失敗したくないのが本音かと思います。無料ソフトやスマートフォンを使ってもそれなりのクオリティの動画が作れるとは思いますが、制作の経験がない場合は制作会社やフリーランスの方に依頼するのも一つの手です。
自社内での制作についてさらに知りたい方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
効果的な施設紹介動画を作るためのポイント
制作会社に依頼する際により効果的な動画を作るためのポイントをご紹介致します。映像づくりは大きく分けて企画・撮影・編集の3つのフローに分けることができます。
企画の段階で以下の4つのポイントを担当者に明確に伝えましょう。依頼者側と制作側がこのポイントを共有できていると、動画を制作していく際に生じる感覚のズレを解消することができます。
1.目的とターゲットを明確にする
イメージ通りの映像を制作するために制作目的を明確にし、制作会社に共有することが大切です。目的に応じて企画内容や構成、表現方法が変わってくるため、目的がはっきりしない状態で効果を満たすのは難しくなってしまいます。「施設への集客に使いたい」「施設で働く人の求人に使いたい」「施設で生産する商品の安全性をアピールしたい」など、目的を明確にし、目指したいターゲットを制作担当者と合わせておくことでより効果的な完成品を目指すことができます。
2.施設やサービスの強みや差別化ポイントを整理する
目的とターゲットが明確になれば、一番伝えたいことも自ずと決まってくるのではないでしょうか。その施設や提供するサービスが持つ強みや差別化ポイント。こういったものを施設紹介動画で伝えられると、他社との差別化にも繋がってくるでしょう。
3.動画のイメージを共有する
具体的な完成形のイメージをテキストや口頭ベースですり合わせるのは、とても難しい作業です。そのため、理想の完成形を言語化したり、参考事例を共有したりすることがとても重要です。「落ち着いた雰囲気がいい」「施設の全体象をわかりやすく伝えたい」など要望を事前にまとめておきましょう。
4.掲載・配信媒体を決める
動画の制作に入る前に、配信媒体を決めておきましょう。駅のサイネージなら縦長の動画である必要がありますし、YouTubeでの広告配信をお考えなら横長かつ、6秒、15秒、30秒以上といったように尺まで決めておく必要があります。なお、配信媒体を選ぶ際にも、想定ターゲットが一番見ていそうな媒体を選ぶの良いでしょう。
動画制作の必要費用と押さえるべきポイント
エレファントストーンでは施設紹介動画を作る際「50-500万円」で依頼を受けることが多いです。「同じ”施設紹介動画”なのにどうしてそんなに費用に差が出るの?」と思われた方も多いのではないでしょうか?
施設紹介動画に限らずですが、制作にかかる費用は制作する映像によって大きく変動します。撮影日数が変動すると、それに合わせて撮影スタッフの人件費や機材のレンタル費が変動します。また、「ヘア・メイク」「ナレーション」「録音」などプロに協力していただくことで費用は上がりますが、クオリティは確実なものになります。
制作会社を選ぶ場合は価格のみで比較するのではなく、どうして価格に差が出ているのか、そしてその会社の強みや目指している映像のクオリティも含めて、見極めていただくのがいいと思います。
もっと費用について知りたいという方は、こちらの記事で費用別の制作事例などもあわせてご紹介しておりますので、ご参考にしてみてください。
費用を抑えるには
皆さまが気になるのは「どのようにすれば費用を抑えられるのか」ということではないでしょうか。ここでは費用を抑えるためのポイントと費用をかけると何ができるのかをご紹介致します。
- プロに依頼せずに従業員が出演する
キャストやナレーションをプロに依頼する場合、出演費が発生してしまいます。費用を抑えて施設紹介動画を作りたい場合は、従業員が出演することをおすすめします。ただ、プロと未経験ではクオリティに大きな差が出てしまいますので、目指す完成品ができるのか、しっかり吟味していただく必要があります。
- あらかじめ施設内の画像素材や動画素材を用意しておく
イチから制作する場合、制作にかかる費用が高くなってしまいます。自分たちで撮影した施設内の写真・映像素材を活用することで撮影費を抑えることができます。なお、制作会社が撮影する場合、1カットごとにカメラのアングルや照明の当たり方を工夫するため、施設の魅力をより視聴者にわかりやすく伝えることができます。
- 撮影機材を最小限にする
撮影機材を減らすことで、機材費を抑えることができます。カメラや照明など撮影機材を最低限にすることがおすすめです。使用する機材が多くなれば費用も高くなってしまいますが、施設の魅力をより引き出した映像に仕上げることができます。ドローンを使用すれば施設を大きくダイナミックに表現することができますし、ジンバル(撮影者が動いてもカメラを一定の向きに保ち、スムーズな映像を撮影するための機材)を使用すれば施設の奥行きや光の入り方などを詳細に表現することができます。予算と理想とする完成品に合わせて、制作会社と相談しましょう。
上記のように工夫次第で、費用を安く抑えることは可能です。
まとめ
施設紹介動画を制作する際のポイントについてご紹介させていただきました。期待通り、期待以上の施設紹介動画を制作するためにも、本記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。
とはいえ、「まだ具体的な制作イメージが湧かない」「予算内で作れるか心配」という方も多いと思います。
そんなお悩みのある方は、まずはお気軽に弊社にご相談ください。ご相談やお見積りを無料で受け付けています。皆さまからのご連絡をお待ちしております。
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