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観光PR映像に「今」大事なこと 〜withコロナ時代の地方PR動画のポイント〜

観光PR映像に「今」大事なこと 〜withコロナ時代の地方PR動画のポイント〜

みなさんこんにちは、エレファントストーンの比嘉です。

弊社では様々な業種の映像制作を行っておりますが、私はその中でも自治体様、観光業界からの引き合いを多く受けております。
しかし、アフターコロナの中、業績が悪化した業種として「観光業界」を思い浮かべる方は少なくないのではないでしょうか?
私自身よく「比嘉さん、観光業界からの引き合いは減ったんじゃない?」と聞かれます。

ですが、実はそんなことはありません、と断言できます。
アフターコロナの中「地域PR映像」「シティプロモーション動画」を制作する自治体様や企業様は多くおりまして、その需要は高まっているのです。
(現に2020年度、私が手がけている「地方PR映像」「シティプロモーション動画」は12都道府県に渡り、各所で撮影を行いました)

ではなぜ、「地域PR映像」「シティプロモーション動画」が必要とされてるのか、
それを考えるにあたってまずは「旅行層」のマインドを考える必要があります。

 

「旅行好き」のアフターコロナ状況下のマインド①~④

① 「旅行好き」の半数の人以上は「旅行を六ヶ月以内にするつもりがある」

JTB総研「新型コロナウイルス 感染拡大による、暮らしや心の変化および旅行再開に向けての意識調査(2020)」(※1)によると、「外出自粛や渡航制限の解除後にやりたいこと」調査で、過去1年間の旅行経験者がやりたいことの1位「国内旅行(53.3%)」という結果が出ています。

また、過去1年間にビジネス又はプライベート目的で1泊以上の旅行をしたことのある日本居住者1909名を対象にしたアンケート(JDパワー)(※2)によると、

今後6ヶ月以内に・・・
「旅行の予定がない」42% 801人
「旅行をするつもり」58% 1107人

という結果で、Goto トラベル以降、上記の層がさらに増えているということも想像に難くないでしょう。

つまり人々のマインドとしては、旅行に対する気持ちが醸成され、高まりを見せている期間が今なんです。
現にコロナ以降、なんだか前よりも移動すること、外出することへの欲求って高まっていませんか?私はそうです。

②旅行内容では「自然」志向が高まる

外出自粛や渡航制限の解除後、旅行に「すぐ行きたい」「少し時間が経ってから行きたい」と答えた人の中で「どんな旅行に行きたいか」という質問に対しては(※1)

「自然が多い地域への旅行」72.7%
「国内旅行」(飛行機や鉄道、マイカー等を利用した長距離移動を伴うもの)72.6%
「人が少ない地方都市への旅行」65.4%

と高い割合を示しており、多くの都道府県がアフターコロナの旅行需要にマッチした旅行先として定義することができます。
ニーズにマッチした資源を持ちながら、それをPRしないというのは勿体無い気がしませんか??

③感染リスクは多かれ少なかれ心配している

ここがアフターコロナにおいて最も変化したニーズだと、筆者は考えます。

過去1年間に1泊以上の旅行をしたことのある日本居住者1909名に今後6ヶ月以内に旅行の予定があるかを訪ねたところ(※2)、「旅行の予定がない」と答えた人は42%(801人)であったそうです。

その42%の非予定者への「旅行するつもりがないのは何故か?」という問いには

「新型コロナウイルスの感染が心配だから」 68%(544人)
「感染拡大が改善するとは思わない」 52%(416人)
「旅行をする経済的余裕がない」 18%(144人)

という回答が得られ、さらに「6ヶ月以内に旅行をするつもり」58%(1107人)の人の中でも、「感染を心配している」と答えた人が51%(564人)に上りました。

つまりトータルすると、アンケートに答えた「旅行好き」1909名中、1,373名(72%)が「感染を心配している」と言えます。

今までは観光地の魅力のみを伝えるが正でしたが、今は「安全」をどう伝えるかも大事ということがわかりますよね。

④キャンペーンや自治体からの発信などの外的要因の「きっかけ」が欲しい

「どのような状況になったら旅行や外出を再開するか」という調査では(※1)

「周囲からとがめられなくなったら」26.8%
「自治体が来訪自粛要請をやめたら」23.0%
「周囲の人が旅行を始めたら」7.8%(若年層で率が高い傾向)

という結果が出ており、社会的な感染状況の収束・改善以外では、GoToキャンペーンや自治体からのプロモーションのような「旅行に行ってもいいお墨付き」が重要な要素であることが伺えます。

また、熊本県観光協会連絡会議が全国3000人余りを対象に実施した調査の報告書(※3)の中で「なにがあれば旅行に行くことを検討する?」と旅行に行くきっかけを聞いた質問(複数回答可)に対して回答が多かった順に

「キャンペーン(割引クーポンなど)の実施」49%
「観光地からのリアルタイム情報」が35%。
「観光地・観光施設での感染防止策の取り組み情報」30%

となります。このことから、「観光地からの情報」については、動画広告からは当然ですが、動画広告からリンクされた先の各都道府県の公式サイトやSNSでも継続して訴求すべきと言えます。

 

以上、4つのマインドを振り返りながら、弊社で制作した作品をご紹介します。

エレファントストーンの参考事例

① 「旅行好き」の半数の人以上は「旅行を六ヶ月以内にするつもりがある」

現在を「旅行ができない(しづらい)時期」とお考えの方も少なくないかと思いますが、上記①のマインドを踏まえて見方を変えると、「旅行に対する気持ちが醸成され、高まりを見せている期間」とも言えます。
そのような中オススメの弊社制作事例が「山のホテル」様の映像です。
こちらはツツジ庭園が非常に特徴的なホテルで、例年は多くの宿泊客で賑わっており、撮影すらままならないのですが、アフターコロナの中「人口密集地にならない今」だからこそ、外観も内観も含めダイナミックに撮影を行えました。

また、現在南相馬市様からのご依頼で、コロナの影響によって縮小開催される祭り(相馬野馬追)の記録撮影も依頼されており、制作が進行しております。
このようにもともと観光地(山のホテル様)だった場所や行事(南相馬市様)を贅沢に記録し、「コロナが落ち着いたらここに行きたいと思わせるPR」を行う上での参考になれば幸いです。

株式会社小田急エージェンシー様のプロモーション動画の制作実績 – 「山のホテル」つつじ庭園&施設紹介

②旅行内容では「自然」志向が高まる

八ヶ岳高原海の口自然郷PV「色づく秋の自然郷」

自然志向が高まる現在、これまで以上に存分に「地元の自然」をアピールするべきかと存じます。
そして、最も「自然」を大きく、空間を広く、俯瞰で撮れる撮影手法としてドローン撮影をお勧め致します。
アフターコロナの中でドローン撮影は、単に「自然をダイナミックに訴求できる」だけではなく、
「オープンエアー」なことを一目で伝えることができるので、感染リスクへの安心感も同時に訴求ができるのです。

八ヶ岳高原海の口自然郷様のプロモーション映像の制作実績 – 八ヶ岳高原海の口自然郷PV「色づく秋の自然郷」

③感染リスクは多かれ少なかれ心配している

京王プラザホテル「新型コロナウイルス感染症対策動画」

従来の観光では、事前に「〇〇に行くと何が見れるか、食べれるか、体験できるか」というポイントが、行き先選びの重要な要素だったかと存じますが、withコロナの現在においては「そこがいかに安全か、オープンエアーか、人口密集してないか」が重要な基準になるので、いかに安全対策が徹底されているか、安全か、ということをアピールしてみてはいかがでしょうか??

京王プラザホテル様のサービス紹介動画の制作事例 – 「新型コロナウイルス感染症」対策動画

④キャンペーンや自治体からの発信などの外的要因の「きっかけ」が欲しい

旅行顕在層にとって、観光地側から「旅行に行っても良いお墨付き」をもらえることは、重い腰を上げるための非常に重要な要素かと存じます。
そのためのポイントは(Gotoトラベルはまさにそうですが)「クーポン」の存在を意識させるコト。
上記「箱根ワンデイツアー」動画はただ綺麗なところを紹介するだけの観光動画ではなく、ワンデイパスポートによって、1日で体験可能なアクティビティを時系列や導線も意識して訴求し、「フリーパスの存在(ここが一番重要)」をしっかりと伝えております。インバウンド向けの動画ではございますが、この動画の手法を国内をターゲットに行なっていくことがアフターコロナの映像を用いた観光P R施策では重要になってくるかと存じます。

小田急電鉄株式会社様のプロモーション動画の制作実績 – 「HAKONE One-Day Tour」


いかがでしたでしょうか?

アフターコロナにおいて、上記4つのポイントを踏まえて映像制作および地域PRを行うことが、今後の重要なテーマになってくるかと思います。
地域PR映像や観光映像に特化した我々の知見と体験を持って、伝えられることを全てお伝え致しました。

もしもご不明点や、ご要望がございましたら下記ボタンよりいつでもご連絡くださいませ。

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この記事を書いた人

比嘉賢多
エレファントストーンのプロデューサー

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