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一人一人の強みが会社の強みになる。展示会プロジェクトリーダーとして、会社をひとつのチームに【社員インタビュー#3】

一人一人の強みが会社の強みになる。展示会プロジェクトリーダーとして、会社をひとつのチームに【社員インタビュー#3】

こんにちは、エレファントストーンの渋井です!

みなさまの7月はいかがでしたか?
最近はジリジリと暑い日が続いていますね。1ヶ月間お疲れさまです。8月も頑張っていきましょう!

さて、今回は“社員の想いを象る”シリーズと題して連載企画でお届けしている弊社の社員インタビュー第三弾として、経営戦略室 ブランドマネジメント課の渡辺にインタビューしました。
普段の業務で大切にしていることや、プロジェクトリーダーとしての展示会への想いなどをご紹介します。

【経営戦略室 ブランドマネジメント課/渡辺知里 プロフィール】
山形県出身。東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科卒業。在学中はSDGsを軸としたゼミに所属し、貧困やジェンダーをテーマに様々な企画を運営。学びに熱心な学生生活を過ごしながらも遊びには一切手を抜かず、面白そうと感じたらどこまででも行った。イベントやフェスの運営も経験。理念と人柄に惹かれエレファントストーンに入社。
好きなアーティストはzombie-chang、girl in red

 

新卒で入社してから1年で身につけた仕事を管理する意識

ーーまず始めに、これまでどんな業務に携わっていましたか?

渡辺「経理業務(請求書チェック、仕入れ登録)や法務(新規仕入先契約書送付)、顧客アンケート対応、採用、SEO記事執筆、ZOORELの記事執筆・編集、セミナー企画、オンライン展示会運営などです。

経営戦略室は担当する業務の幅が広いので、日々色々なことに携わっています。最近は、新卒採用と展示会業務をメインで行っていました。」

※経理、法務業務は現在、経営戦略室 財務課が全般を担っています。

 

ーー業務領域が広いだけに、一つひとつしっかり管理する必要がありそうな印象ですが、日常的に意識していることはありますか?

渡辺「そうですね。自分のスケジュールを管理することと、相手の状況を考えることは常に意識しています。

仕事は必ず誰かと一緒に進めていくので、自分の仕事を自分で管理して完結するだけでなく、仕事相手の状況を想像して、早い段階で報告や相談をすることが大切かなと思います。

あと、何か新しいことを始める時には、初期の段階で「こういう方向性で考えているんですけど…!」と認識のすり合わせをしておくことも意識していますね。

入社後の1年間を通して、一人で全て解決しようとすると「思ってたのと違うな?」と相手に思わせてしまったり、大きな方向転換が必要になってしまったりする可能性が高まるなと感じて…..。

だからこそ自分だけで解決せず、その都度相手との意思疎通を図ることを意識するようになりました。」

 

会社全体を巻き込む展示会プロジェクトリーダーの役割とは

今年、エレファントストーンは6月29日から3日間、コンテンツ東京2022に出展しました。ここからは、コンテンツ東京に向けたプロジェクトのリーダーを務めた渡辺の想いを深ぼっていきます。

 

ーー今年、渡辺さんは入社2年目にしてコンテンツ東京(以下展示会)のプロジェクトリーダーという大役を担っていましたよね。昨年の展示会にはどんな形で携わっていましたか?

渡辺「実は、昨年の展示会は4月に開催されたので、入社から数日後にブースに立ったんです。なので、正直会社のことをしっかり掴めていないまま参加していました。笑

とにかく来場者の方に声をかけてプロデューサーの先輩に誘導していたのを覚えています。

当時OJTだった先輩が中心となって展示会のプロジェクトを進めていたので、打ち合わせなどを隣で見ていて、ただ漠然と「すごい!」と思っていましたね。」

 

ーーその翌年の今回、ご自身が展示会の企画運営をする立場になって、全く違う経験をされたと思います。プロジェクトリーダーに決まった時はどう思いましたか?

渡辺「今回は6月29日〜7月1日の3日間で出展したのですが、1〜2月頃の割と早い段階から、マネージャーに「今年の展示会をお願いしたい!」と打診していただいて、「まずは楽しみたい!」と思っていました。

2年目で任せていただけることへの嬉しさがありましたね。任せてもらえるということは、任せても大丈夫だと思ってもらえているということかな?と……!

イベントやプロジェクトの運営自体は学生時代に経験していて、やり遂げた時の達成感を知っていたので、そこに対してのワクワク感もありました。

とはいえ、3月からブースの施工会社の選定などが始まり、徐々に展示会の開催が現実的になる中で、自分に務まるのかと不安になりましたが……笑」

 

ーープロジェクトリーダーとして、あるいはエレファントストーンとして、今回の展示会をどういうものにしたいと考えていたのでしょうか?

渡辺「4つのサービス体制を整えてからの展示会への出展は初めてだったので、これまでのお取引の有無にかかわらず、エレファントストーンがどんな想いを持っていて、その想いを元にどんなサービスを提供しているのかを知っていただく場にしたいと思っていました。

また、社内に向けては、普段会社について説明する機会が少ないプロデューサー以外のメンバーが、プロデューサーと一緒になって自分の言葉でエレファントストーンについて紹介する機会にしたいなと考えていました。」

 

ーープロジェクトにご一緒する中で、進行や準備がすごくスムーズだと感じていました!
展示会の会期までにやらなければならないことはどのように整理していったのでしょうか?

渡辺「昨年の展示会担当者だった先輩に展示会のtodoと流れをヒアリングして、スケジュールを整理しました!

あとは、キックオフ後に一緒にプロジェクトを引っ張っていくプロデューサーチームとお互いの役割を分担していきましたね。

その結果、私自身は主にブースの制作や招待状の制作、事前PR、当日の人員配置や集客フローの制作などを担当することになったのですが、各業務に対しての明確な期限を決め直して、社内メンバーに強みを発揮してもらえそうなものについては、その都度協力を依頼していきました!」

 

ーー渡辺さんが全体のtodo管理をしながら、チーム単位に割り振っていったんですね! そして、渡辺さんの担当範囲の広さに驚きました!

今回の展示会では他のチームの上司や先輩、業者の方々との連携が必要な場面が多かったと思います。準備段階から当日まで、意見をすり合わせる際にこだわっていたことはありますか?

渡辺「打ち合わせなどを進捗共有の場として利用するだけでなく、確認事項を共有する場として捉え、展示会プロジェクトチーム全員の足並みを揃えることにはこだわっていました!

週に1回は必ず全体の意思決定の場を用意することで、認識に大きな差が生まれることなくスムーズに進められたのではないかなと思っています。

その他には、打ち合わせの際に自分の意見を伝えることも大切にしていました!

展示会のリーダーとして会社をまとめることに不安を感じていた4月頃に、直属の先輩に「打ち合わせをどう進行すればいいか分からなくて不安です。」と相談をして……。

その時に、「社内のみんなは、渡辺さんが意見を出すことを歓迎してくれると思う。もしその意見が違っても、そこでどうしたら良いか議論を生むことができるから、自分はこう思うけどどうですか?という感じで進めると良いと思うよ!」とアドバイスをいただきました。

それを聞いた時に「確かにそうだな」と腑に落ちて、打ち合わせに参加する時には必ず自分の考えを伝えた上で、「みなさんはどう思うか」と聞くようにしました。

実際、社内外問わず、自分が意見を出すことを歓迎してくれる安心感がどの打ち合わせにもあったので、「自分はこう思うけど、どうでしょうか?」というスタンスでいることができました。

営業視点や経営者視点での意見は出せませんが、今回の自分の役割は、リーダーとして皆さんの意見を集約して舵をとっていくことだと考えて、意見のすり合わせの場では、来場者視点や納期・展示会ルールを意識した視点など、自分だけが持てる視点からの意見を出すように心がけていましたね。

 

ーー他の人の意見を聞くだけではなく、自分も意見を出しながら話し合いを進めていくのは難しいと思うので、真似していきたいです。
みんなの意見を集約しながら準備を進め、いざ展示会当日を迎えた時はどんな気持ちでしたか?

渡辺「準備してきたことが正解かどうかは当日来場者の方の反応を見ないとわからないので、上手く回るかどうか心配で不安でした。

展示会当日は、プロジェクトの準備に直接的には関わっていない22卒、21卒や制作チームの皆さんも協力してくださるので、皆さんを上手く巻き込んで一人一人の強みを発揮してもらいながら一緒に展示会を成功させたい!と思っていました。

特に展示会に初めて参加する22卒の皆さんには、展示会を楽しんでもらえるといいなと思っていたので、一人一人に役割を伝えたり、声をかけたりすることは大切にしていました。」

 

ーープロジェクトを振り返って感じる自分自身の変化はありますか?

渡辺「展示会を通して、プロジェクトをどう進めていくのが自分に合っているかを掴むことができたような気がしています。

準備を始めた頃は、打ち合わせの進め方も外部の方とのコミュニケーションの取り方もどうしたら良いのか分からず、手探りで不安でした。

でも、リーダーとして皆さんの意見を取りまとめる中で、まず自分の考えを伝えた上でどうするかを判断していくことの重要性をすごく感じました。

プロジェクトの進め方は人それぞれなので正解はないと思いますが、自分の中で1回考えを整理して「自分はこう思うんですけど、どうですか?」と議論を生みながら、良い落とし所を探っていく方法が、今の段階の自分に合っているなと思えるようになりました。」

 

これからエレファントストーンで挑戦したいこと

ーー最後に、渡辺さんがこれから挑戦したいことについてお伺いしたいです。

渡辺「この業務をやりたい!という特別なこだわりはあまり無いのですが、今回の展示会プロジェクトのように、会社の人全体を巻き込む仕事にこれからも挑戦したいなと思っています!

今回のプロジェクトで皆さんにご協力いただく中で、一人一人の強みがエレファントストーンという会社の強みになっているということを実感しました。

準備の段階から、皆さんが得意としているものが発揮されることでスムーズな進行ができたり、展示会当日も呼び込みをしているメンバーの活気が会社の印象にそのまま繋がったり……!

今回の展示会で実現できたように、これから自分が担当する業務でも皆さんを上手く巻き込むことを通して会社の強みを作っていけたら良いなと考えています!」

 

最後に

今回のインタビューでは、渡辺さんの業務や人への想いやプロジェクトリーダーとしての覚悟をお伝えすることができたのかなと思います。渡辺さんの「一人一人の強みが会社の強みになる」という言葉が印象的でした。

“社員の想いを象る”シリーズ第四弾も楽しみにしていただけますと嬉しいです!
第一弾、第二弾はこちらからご覧ください!

第一弾お客様と一緒に作る。丁寧なコミュニケーションで安心感を与えられるディレクターに【社員インタビュー#1】

第二弾良い映像とは、本当の想いを捉えた映像。エディターの枠を超えてお客様のイメージを形にする【社員インタビュー#2】


 

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この記事を書いた人

渋井美香
エレファントストーンの経営戦略室 ブランドマネジメント課所属

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