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体育会系プロデューサー 廣田一磨が、仕事で大事にしているセブンルール

体育会系プロデューサー 廣田一磨が、仕事で大事にしているセブンルール

こんにちは。プロデューサーの廣田です。

突然ですが、僕は保育園に通っていた4歳の頃から大学4年の22歳まで18年間サッカー一筋で過ごしてきました。当メディアを運営する映像制作会社エレファントストーンの社員には珍しいバリバリの体育会系です。

そんな僕は昨年新卒でエレファントストーンに入社し、現在社会人2年目を迎えました。サッカーしかしていなかったと言っても過言ではない僕ですが、最近働く中で自然と大切にしていたマイルールが、実は今までのサッカー経験で培った経験に影響してできたものなのではないかと気づきました。

そのため今回は、そんな僕のセブンルールを体育会系エピソードを交えてご紹介します。

ルール1. 分からなくてもとりあえずやってみる!自分に合っていなさそうでもやってみる!

新卒2年目の僕はまだまだ知識が浅いため、分からないこと、アドバイスをいただくことが多いです。本当に自分に合っているやり方なのか、このやり方は正しいのかと考え込むことも日常茶飯事。

ただ、考え込んでも何も進みません!

合わないというのは自分の浅い知識や経験の上で判断していること。だからまずは行動してその中で考えて判断しようと思い、とりあえず何でもやってみます。これはスポーツでも同じで、分からないからやらない、やったことないからやらない、自分に合っていないからやらない、では成長しない!!

かの有名なサッカー選手の内田篤人さんだって、元々MFでしたが、高校2年生の時にDFにコンバートされて才能が開花。DFとして日本を代表する選手にまで登り詰めています。きっと、経験がないことに挑戦することによって色々な可能性が広がります。

思った通りうまくいかないかもしれないし、苦手が克服できるかもしれないし、新たな才能に気づけるかもしれない。だから僕は何事もとりあえずやってみて、そこから判断するようにしています。

ルール2. マイドリンクで「心を整える」!

僕はマイドリンクをルイボスティーやハーブティーと決めています。ここだけの話、毎晩茶葉をティーボトルに入れて水出しをして、毎朝水筒に入れて持参しています。「2つ目のルールから全然体育会系っぽくないな」と思われた方もいるかもしれませんが…

紅茶の味や風味が好きというのはもちろんですが、リラックス効果や集中力を高めてくれるので仕事にもってこいだと思っています。自分の隠れた能力を発揮するためにコンディションを整えるのは重要です。

サッカー同様、ここ1番の勝負時で力を発揮するためにもこのルールはかなり重要視しています。実際、サッカー部だった頃も大体の試合前に麦茶を飲んで気持ちを整えていました。試合中は何を言おうとポカリや水でしたが、それはそれで懐かしいので良いとしましょう。

長谷部誠選手も「心を整える」という著書を出していますし、自分で自分を整えることは大切です。

ルール3. 気持ちは服装から!?

この辺りで「体育会系なら1年中半袖短パン!」と言っておいた方が良さそうですが、僕は違います。その日の気分を服で表現していることが多いです。

通常時や忙しい時はシンプルな単色のシャツにスラックス。気持ちに余裕がある、非常に楽しみなことがある日は少し柄の入ったものや派手なもの。少し落ち込んだり気持ちがナーバスになりそうな時は、小さなお気に入りのものを身につけるなど、身に着けるもので自分の機嫌をとっています。

僕は大学に入ってから部活の練習着が自由になりましたが、皆さんはどうでしょうか。ずっと決まったものを着ていた中で自由を獲得したので、当時はしっかりその自由を楽しんで、その日の気分や状態、練習内容によって服装を変えていました。具体的に、気分的にも落ち着いていて気持ち的にもリラックスしたいという時は無難でシンプルな練習着、ランメニューなど、練習がキツくて自分を鼓舞しなきゃやってられないという時は自分の好きな色やお気に入りの練習着を着ていました。

当時のキツイ記憶が蘇ってきそうですが、皆さん僕と一緒に服装から気持ちをつくっていきましょう!!

ルール4. チームはライバルであり味方!

僕は映像プロデューサーなので、お客様とコミュニケーションを取ることが非常に多いです。そのため、お客様のご要望を最先端で感じ取ることができますし、お客様に寄り添い要望を叶えることを大切にしたいと思っています。

しかし、要望を叶えるために社内のメンバーを無下にして良いとは言えません。社内の方々あってこそのプロデューサーという役割ですし、同じ制作チームです。これはサッカーが教えてくれましたが、チームメイトはライバルであると同時に一番の味方です。

なので、お客様の最先端に立つ自分はお客様の立場になりながらも制作チームの一番の味方でありたいと思っています。

ルール5. 体育会系育ちを活かす!メンションには「さん」づけがマスト!

社内では基本的にどなたにでも気軽に話しかけてしまいますし、話しかけてもらえることが多いです。ただ、場合によっては舐めている・馴れ馴れしいと思われてしまう場面もあるかと思います。

体育会系にも関わらず敬語も上手いとは言えないですし…ただ、体育会系だからこそ!(とは言えないかもしれませんが)上下関係についてはこれまで厳しく教えてもらってきました。

「後輩が一番早く来て練習の準備をしなければいけない」「先輩が前を通ったら必ず先に“お疲れさまです!”と言わなければいけない」など、マストである必要があるかと言われれば答えにくいルールもたくさん経験してきました。

ただ、社会人として必要な礼儀は必ずあります。そのため、いつもラフに話しているというイメージが先行してしまわないよう、メッセージ内のメンションには必ず「さん」をつけるようにしています。メッセージは対面のコミュニケーションとは異なりテンション感が伝わりづらいので、ここで礼儀がしっかりしている一面を見せておきたいなという魂胆です。

ルール6. My Favorite routeでMy Favorite Songを!

自分だけのこだわりが人それぞれあると思いますが、僕は通勤ルートにそのこだわりが出ているように感じています。

渋谷駅からオフィスまでの通勤ルートはオリジナルで見つけた道にしているのですが、ちょっと変わったルートで通勤している自分に酔うことができます。そして、そんな通勤時のお供が3年ほど前からずっと聴いている音楽です。

その曲を毎日聴くことが自分の一種のルーティンになっています。そうです。あの、スポーツでもよく注目されるルーティンです。イチローが打席に入る時の仕草や五郎丸のキックの前の動作と一緒です。大事な場面でいつも通りの力を発揮するために多くの人がやっています。

学生時代は大事な試合前にいつも聞いていたのですが、最近は「大事なプレゼン前」や「失敗して気持ちを切り替えていかないといけない時」など、自分を奮い立たせる時に必ず聴いています。自分だけのFavorite routeとFavorite Song。ぜひ探してみてください!

ルール7. 自分にまっすぐ!

たくさんの業務や人に合わせて働く中で、自分を見失う、見繕うことも多々あると思います。
体育会系だからと言って、自分らしさをどう出していくか考えすぎて押しつぶされそうな日が無いわけではありません。なので、そんな時は自分にまっすぐ正直になって考えます。

「どんな人になりたいのか」「どういうことをしていきたいのか」「自分は本当はどう思っているのか」

知識不足や違和感を隠さず感じたまままっすぐに「自分はこうした方が良いと思う」とぶつかる。これが大事だな〜と2年目になった今、思っています。無知だからこそ言える意見かもしれませんが、それは甘えではないですし、愚直にまっすぐであることで失敗した時の跳ね返りの成長も大きいはずです。

プロスポーツ選手の多くは、「プロスポーツ選手になって活躍する」という夢を持って、自分のなりたいを考えてまっすぐ向かっていったから、その夢を実現したのだと思います。周りから「無理だよ」「あきらめた方がいいよ」と言われたり、失敗ばかりで上手くいかずに迷ったりしても、自分の想いにまっすぐにいたからこそ実現ができる。

だからこそ、僕は今後も自分にまっすぐに歩んでいこうと思っています。

まとめ

社会人2年目の天邪鬼が精一杯考え出したセブンルール(?)をお届けしました。この記事を通して、自分なりのこだわりや考え方が整理できたように感じます。

そういえば、僕は毎日必ず一礼して退社しているのですが、セブンルールに入れるのをすっかり忘れていました(他の社員さんに言われて気づきました)。会社はフィールドと同じ戦いの場所ですからこれも欠かせないマイルールですね。

ここまでの通り、自分はサッカー一筋のところから映像制作という新たな領域に挑戦している途中ですが、これから社会に出る皆さん(特に体育会系の皆さん)、こんな人もいるんだな〜と少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

この記事を書いた人

廣田一磨
エレファントストーンのプロデューサー

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