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住みやすさをどう伝える?大人気自治体のPR動画

住みやすさをどう伝える?大人気自治体のPR動画

画像参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000086211.html

こんにちは、映像制作のエレファントストーンが運営するオウンドメディア「ZOOREL」です。皆さんは「住みよさランキング」というものがあるのをご存知でしょうか?

住みよさランキング」とは、東洋経済新報社が1993年から毎年公表している指標です。居住地の選択に関わる最重要ポイントである「住みやすさ」を、「利便性」「安全性」「行政運営」「快適さ」「その他」という五つの項目で分析。

各要素について偏差値を算出して、その平均値を総合評価として順位付けしています。地域住民インタビューに基づく主観的な指標とは性質が異なり、「住みやすさ」に関する客観的な指標とされています。

そこで本記事では、2024年度の「住みよさランキング」で上位に選ばれた自治体のPR動画をご紹介します!

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住みよさランキング上位都市のPR動画

1. 熊本県人吉市

本年度の「住みよさランキング」で堂々の全国一位に輝いた熊本県人吉市。「九州の小京都」と呼ばれる地方の小さな街の選出に驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、その理由は、観光地、住宅地、都会と田舎の絶妙なバランスにあります。

子育てに対する支援が厚く、自然豊かで隣県へのアクセスも良好。交通インフラが充実しており生活の利便性が高いため、九州地方では非常に暮らしやすい地域として広く知られています。

熊本県の公式チャンネルでは、人気アニメとのコラボレーションで同市の魅力を定期的にアピール。アニメ『夏目友人帳』の舞台としても知られる、球磨地域の神社や城跡などの歴史を感じられるパワースポットにフォーカスしたプロモーションを実施し、大きな注目を獲得しています。

今年の2月に公開された最新PR動画では、人吉温泉や球磨川くだりができる自然豊かな観光資源、他ではみられない蒸気機関車の「SL人吉」や温泉などを紹介。観光地としての側面を持ちながら、人口規模に対して飲食店が多く(「人口当たりの飲食店数」の指標では1位)、多面的な魅力を持つ人吉市の知られざる側面にも触れることのできるプロモーションに仕上げています。

2. 福井県福井市

福井県の福井市は、全国「住みよさランキング」で毎年上位(今年は2位)にランクインしている人気の地方都市です。福井市では、目的の異なる2種類のYouTubeチャンネル(福井市チャンネル、福井市観光チャンネル)を運営することで、幅広い層に向けた効果的なプロモーションを行なっています。

こちらは、地域住民向けの福井市公式チャンネルで今年の3月からスタートした「福いいナー!をさがせ!」シリーズの第一回動画です。地域で頑張っている人の魅力にフォーカスしたコンテンツは、地域住民たちの共通の話題になりやすく、結束力を高める効果もあります。

また、本チャンネルでは市長自らが積極的に取材を行なうことで、市が持つ知られざる魅力を再発見。安心快適かつ活気あふれるバランスの良いまちづくりに上手くつなげています。

3. 茨城県つくば市

スマートシティへの取り組みをはじめ、北関東の中でも独自の地位を築いているつくば市は今年の「住みよさランキング」でも7位に位置しています。

数多くの研究所が置かれ、最先端のテクノロジが活用される一方、豊かな自然や由緒ある歴史、多様な食文化など生活環境の良さでも評判の高い同市。その公式YouTubeチャンネルでは、「世界のあしたが見えるまち」をテーマに多種多様なコンテンツを発信しています。

今年の7月から新たにスタートしたシリーズ動画では、つくば市内にある自然あふれる施設を紹介。季節折々の風景を楽しめる人気スポットの魅力を美しい映像で伝えています。ファミリー層が気軽に訪問できる自然施設や文化施設が多い同地域。その特質をうまく活かしたプロモーションといえるでしょう。

こちらの動画の企画では、「堅苦しい」「難しい」というイメージも多い行政に対するパブリックイメージを払拭しています。施設紹介にとどまらず多種多様なテーマについて扱っており、映像活用によって市政情報を分かりやすく視聴者に届けることに成功しています。

4. 鳥取県倉吉市

市制70周年を迎えた鳥取県倉吉市は、市街地から車で約20分の場所に海・山・温泉がある自然豊かなまちです。自然がありながらも各種施設が多く利便性が良いことから、住み心地の良さは全国上位を誇ります。住みよさランキングでも、2年連続でトップ10入りを果たしている数少ない地方都市の一つです。

アニバーサリーイヤーの感謝の気持ちを込め、今年の5月には、中村守里さん、生方和代さん、片岡鶴太郎さんら名優が結集したPR動画を公開しています。

本作では、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている倉吉白壁土蔵群や市庁舎、「日本さくらの名所100選」に選出されている打吹公園といった地域の名所でロケを敢行。故郷のぬくもりと都会での挑戦という二つの世界をクロスさせながら、家族やまちの支えを胸に夢を追い続ける女性の姿を通じて、ふるさとへの思いを描いています。

倉吉市の美しい風景に彩られた心温まるストーリーは、地域で暮らす人々がふるさとを再発見する機会となるだけでなく、地域に縁のある方やこれから訪れてみようと考えている方の背中を押すポジティブな力で満ちています。

まとめ

以上、住みよさランキング上位の自治体のPR動画をご紹介しました。どの自治体もYouTubeでPR動画を定期的に公開し、自分たちの良さを積極的にアピールしていて今後も目が離せませんね。


 

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/コスモス武田
慶應義塾大学卒。大学時代から文学や映画に傾倒。缶チューハイとモツ煮込みが大好き。映画とマンガと音楽が至福のツマミ。

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