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コロナウィルス下で変わる動画・映像のトレンド

コロナウィルス下で変わる動画・映像のトレンド

コロナウィルスが元で家に待機をしなくてはならないケースが多いため、家での消費とりわけストリーミングによる動画視聴が伸びているという。

ところが、映像・動画と一口にいっても伸びている動画の傾向があるようだ。例えば、音楽のジャンルではクラシックが伸びた一方で、R&B、ヒップホップなど減らしている傾向のジャンルもあるそうだ。これは消費のかたちが家の外でのながら消費から家の中での傾向に変わったからではないかと言われている。

そこで今回はコロナウィルスによって今動画・映像の世界で起きているトレンドを紹介する。

Netflixは業績を上向き修正するか?

コロナウィルスにより業績が伸びると予想しているアナリストは多い。インペリアルキャピタルのデイヴィッド・ミラーによると現在、Netflixがアメリカ・カナダ市場で51万人の加入者と700万人のグローバルな新規加入者を追加することを期待しており、第1四半期の合計はNetflixの予測を大幅に上回る750万人に達するとみている。

その要因こそコロナウィルスだ。旅行や家庭の外での娯楽が排除されてしまったので、日本語で「繭化」と呼ばれるCocooning、ながら消費が伸びるとみられている。

これが、映画館では家の外で集団で一つの映像を見るというイベントであり危険と判断されてしまうし価格も高い。「Netflixのサービスはウイルスの影響を受けないだけでなく、価格が非常に低いため、結果として生じる可能性のある派生的な不況の影響を受けにくい」と価格面での強みも下支えの材料となっている。

新作映画もNetflixで?

その中で話題となっているのが「Lovebirds」という映画だ。

映画館が封鎖されてる国も多い中で、この映画は映画館での公開を4月3日に予定していたのだが、何とそれをあきらめNetflixでの公開に切り替えたという。

このようにリリース形態の見直しはLovebirds以外にも相次いでおり、ビデオオンデマンドによるレンタル形式は魅力的だという。

Instagramでは腕立て伏せが話題

Instagramでは#see10do10というタグが人気を博している。在宅ワークを促進するもので「10の腕立て伏せ課題」を動画投稿し友達に見てもらおうというものだ。

また、海外では#untiltomorrowという24時間以内に自分の恥ずかしい写真を投稿するバトンリレーのようなハッシュタグが盛んになっている。現在同タグは62万件以上の投稿があり、変顔であったり子供の写真などなんて事のない写真があげられている。もちろん、ストーリーもよく使われている。

このほかにも#SeeAPupSendAPupというペットの動画をあげるハッシュタグが人気になるなど、家の中でできること、また家族やペットの写真があげられるタグが人気となっています。

YouTubeでコロナウィルスの話題は“0円”

YouTubeではコロナウィルスに関する動画・映像は非収益化されている。これは、YouTubeの規約にあるデリケートなトピックにあたるからだという。「生命の喪失、通常は事前に計画された悪意のある攻撃の結果として」が発生する最近の出来事は広告には適さないのが理由なのだとか。

YouTubeのトム・レオンによると「このトピックに焦点を当てたすべての動画は、追って通知があるまで収益化されない」という。

困ったのはYouTuberたちだ。動画・映像でうっかりコロナウィルスと発してしまったりそれっぽいことをにおわせてしまうと、収益化されない可能性があるからだ。

だが、過去に「デリケートなトピック」に当たった場合でも慈善団体への寄付をすることを理由に収益化を認めた動画もあるようで、これからもクリエイター側とYouTube側の折衝は続くのではないかとみられている。

以上、コロナウィルスが元で変わりゆく動画・映像業界のトレンドを紹介した。

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この記事を書いた人

ZOOREL編集部/黄鳥木竜
慶應義塾大学経済学部、東京大学大学院情報学環教育部で学ぶ。複数のサイトを運営しZOORELでも編集及び寄稿。引きこもりに対して「開けこもり」を自称。毎日、知的好奇心をくすぐる何かを求めて街を徘徊もコロナで自粛中。

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