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ウィズコロナで求められるプロの映像制作とは? 〜わたしたちができること〜

ウィズコロナで求められるプロの映像制作とは? 〜わたしたちができること〜

ディレクターの嶺です。

世界中すべての人たちと同じように、私たちエレファントストーンのメンバーも日常と仕事に大きな影響を受けており、現在は原則リモートワークで業務を行なっています。

こんな時だからこそ、ウィズコロナとも呼ばれる今後のリスクと共存していく世界で、今こそ求められる「プロの映像制作」とは何なのか? というテーマで考えてみたいと思います。

結論から言うと、次の3つの能力がこれまで以上に重要度が増してくるだろうと考えています。

映像需要の激増と課題

諸産業において需要が減るものと増えるものが極端に分かれてきている中で、今後、映像の需要が激増することは様々なデータからも予測されています。直接会えない、集うことができない、そんな時にビデオ会議や配信をはじめとした「映像」というツールが必要となります。

エンターテイメントにおいては個人での動画配信の価値がますます高まります。YouTuberはもちろんのこと、これまで配信をしていなかったアーティストや専門家たち、面白い「おうち時間」の過ごし方を提案する人たちが次々と現れ、コンテンツの中心となっていっています。

ちなみにYouTubeやNetflixをはじめとする動画コンテンツの視聴時間が軒並み増加することで一気に回線の負荷が大きくなり、YouTubeもデフォルトの再生画質をHDではなく標準画質(SD:480p)に変更することが発表されているほどです。

しかし、映画やドラマ、TVCMの撮影が世界的にストップしていることがニュースでも報じられています通り、映像制作においても、ウィズコロナの制作体制や安定した供給に多くの課題が発生しています。

これから映像制作で求められる能力

既に弊社でも、ビデオ会議ツールを使ってのプレゼンを行なっています。

今後、間違いなく対面コミュニケーションの総量が減っていくなかで、いかにオンラインでコミュニケーションの密度を保ち、クライアント課題を解決する企画提案をできるかかが重要になってきます。それは企画力でもあり、コミュニケーション力とも言い換えることができるでしょう。

  • 与えられるのを待つのでは無く、制限だらけの状況下で可能なアイデアを自ら提案する力
  • 変わりゆく状況下でリスクを最大限抑える企画内容であること
    (クライアント、スタッフ、キャスティングの人的リスク。また代替案の準備など)
  • ヒアリングから企画提案までオンラインに最適化させた資料作成とプレゼン力

これは「一人」「組織」「チーム」いずれの捉え方でも良いですが、映像制作の上流工程から下流工程までを全てコントロールできる制作体制を持つという考え方です。

ここ1ヶ月ほどでエレファントストーンに頂くお問い合わせの中で特に増えているのが、新型コロナウイルスの影響により予定していたイベントや仕事が中止・延期になり、代わりに映像を作りたいというお問い合わせ。そういったご事情なので、当然スピード感のある納品を求められます。また今後も状況が変わっていく中で、臨機応変な対応は常に必要となってくるでしょう。

そういった際に、オールインワンの制作体制であれば、仮に短納期でも高いクオリティ制作することが可能となり、さらに言えば安定供給することができます。そういったチームを構築できていること。更に言えば、1ラインだけではなく複数ラインを用意しておく体制構築は検討していかなければいけないでしょう。

世界的なエンタメのトレンドが「個人の制作・配信」にますます舵を切っていく中で、同じようにプロの映像制作においても、「個人」の関わり方がとても重要になってきます。

バラエティ番組でもタレントが自宅から配信で参加しているように、例えば

  • クライアントに、スマホなどを使って自分たちで社内を撮影してもらう
  • 一般人のセルフィー(自撮り)をたくさん集めて組み合わせる
  • タレントに自撮りで撮影をしてもらう

といった企画内容が増えていき、今後一つのスタンダードとなることが想定されます。「プロ」と「個人」の境界線が一層曖昧になる昨今ですが、そういった「個人」にアクセスして信頼関係を構築できることは「プロ」としても求められる能力になります。

また、映像ビギナーが撮影・編集をできるようになるための教育やサポートの重要性も同じように高まっていくでしょう。

上記3つの能力が関連した事例ですが、この社会状況ならではの好アイデアを示したケースが、テレビ東京の人気番組『家、ついて行ってイイですか?』です(自分も知り合いから教えてもらいました)。

取材撮影ができないという致命的な状況を逆手に取り、視聴者に自宅で撮影してもらって投稿してもらうという企画を立ち上げました。番組枠を埋められて、視聴者には楽しんで作ってもらい、かつ安全という素晴らしいアイデアだと思います。

新コーナー企画「家、撮ってもらってイイですか?」
(HP中段に企画説明とマニュアルがあります)

私たちの想い

映像の需要が激増するということは、今まで対面の場で成り立っていた様々な仕事や娯楽が成り立たなくなってしまったということとイコール。エレファントストーンが今までお仕事させて頂いてきた多くのお客様にとっても大きなピンチであり、何かしらの対策を迫られている状況だと思います。

その課題解決に、エレファントストーンが今まで培ってきた体制と能力を活かし、実現可能なアイデアを生み出すことで、少しでもお手伝いできれば…そんな想いを強くしています。

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この記事を書いた人

嶺隼樹
エレファントストーンのディレクターです。 Twitter:@junkimine

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