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イベント動画でさらに盛り上げよう!発注時に気をつけるべきポイントとは?

イベント動画でさらに盛り上げよう!発注時に気をつけるべきポイントとは?

イベント当日における動画は、オープニングや幕間など節目で用いられることが多く、参加者の注意を引く、一体感を高める、参加者同士のコミュニケーションを促す話題作りなど、さまざまな役割を果たします。一方で、イベントに行くか検討している方にも、動画は効果的です。

しかし、「どのような動画にしたらいいのだろう」と、具体的な完成イメージまで持つのは難しいのではないでしょうか。そこでこの記事では、「イベントの事前」に見てもらい来場してもらうための動画と、「イベント当日」を盛り上げる動画、それぞれの種類や事例をご紹介します。

さらに、外部に発注する際に依頼者として準備しておくべきポイントもまとめました。イベント当日の動画作成を考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

「イベントの事前」に流しておく動画と事例

先述の通り、一口に「イベント動画」と言っても、当日までに流す動画と、当日イベントの最中に流すものとの2種類に分かれます。まずは、イベントの事前に流し、イベントそのものに興味を持ってもらうための動画の種類と、その事例を見ていきましょう。

ティザー動画:イベントに興味を持ってもらうための動画

ティザー動画とは、イベントの予告を伝える動画です。イベントの全容を伝えるのではなく、情報を少し隠すことによって視聴者の興味を掻き立てるのが目的になっています。例えば、イベントの目玉となるようなコンテンツや、主催者からのメッセージといったものを見せ、「気になる方は会場へ!」というメッセージで締めくくるのが一般的です。

また、基本的にはそのイベントのサイト上や、SNS広告といったところで露出されるので、限られた時間内に興味を惹かせるような動画にする必要があります。

▼ティザー動画の制作事例

『海外ビジネスEXPO 2019 東京』という海外ビジネスにまつわる総合展のティザー動画です。テンポの良いBGMに映像速度の緩急をつけ、視聴者に飽きさせることなく最後まで見てもらえるような映像表現になっています。具体的にどのような情報をキャッチできるのか、という部分までは触れらていないにも関わらず「海外ビジネスの情報が集まっている」というメインメッセージを受け取ることができますね。

イベントの様子を伝える動画:「実際に行ってみたい!」を引き出す

イベントの宣伝という側面ではティザー動画と大きく変わりませんが、包み隠すことなくイベントの様子を動画にする方法もあります。開催中、もしくは前回のイベントの様子を動画を通じて伝え、実際に行ってみたいと思わせるような内容になります。

イベント参加者が楽しむ様子や、体験後のインタビューで感想を言っているような動画は、イベントに行くか迷っている方に効果的です。前回のイベントで撮影データがあるのであれば、ティザー動画と一緒に活用すると、集客に一役買ってくれることでしょう。

▼イベントの様子を伝える動画の制作事例

当時、開催中だったニコンフォトコンテストの様子が動画を通じて伝わってくる内容です。女優のりりかさんが、イベント会場内をじっくりと見ており、つい、その表情にも見入ってしまいます。実際に足を運んでいないのに、その場に展示されている写真を数点見れることによって「もっと見てみたい!」を引き出すという意味ではティザー動画と似ていますね。

「イベント当日」に流す動画の種類と事例

イベント当日に流す動画と言っても、種類は「オープニングムービー」「アタックムービー」「エンディングムービー」の3つに分かれます。まずはそれぞれの役割と、事例をチェックしましょう。

1、オープニングムービー:イベントを盛り上げる火付け役

オープニングムービーとは、イベントの始まりに流す動画のことです。イベントに来ている人々の期待度や一体感を高め、イベントをより盛り上げてくれる効果が期待できます。「今回のイベントで何を体験してもらいたいのか」というイベントの目的にあたる部分をメインメッセージにして作成することが多いです。イベントそのものの第一印象に関わるので、クオリティの高い動画が望ましいですね。

▼オープニングムービーの制作事例

サイバーエージェントで年1回開催されている、全社のエンジニア及びクリエイターの交流を促す社内イベント「CA BASE CAMP」で流されたオープニングムービーです。はじめにこのようなムービーが流れれば、社員同士のアイスブレイクにも一役買ったのではないかなと推測できます。お互いの普段の仕事の様子を短めなカットで映し、観る人を飽きさせることなく、イベントへのモチベーションアップにも繋がるような内容です。

2、アタックムービー:イベント参加者を飽きさせない

アタックムービーとは、イベント来場者の注目を集めるような動画です。オープニングムービーと変わりないようにも思えますが、オープニング時に限らず、イベントの途中で流されるような動画になります。

例えば、社内イベントで表彰式の前に流されるような動画がアタックムービにあたり、イベントの要所要所でこのような動画が流れることによって、飽きさせることなくイベントを進行できます。イベント途中に流すので、尺は1分以内に収めたいところです。

なお、アタックムービーについて詳しく知りたい方は「アタック映像のメリット、事例と制作依頼時のポイント」も併せてチェックしてみましょう。

▼アタックムービーの制作事例

英語のスペルを変えたり削ったりすることで、別の単語が生まれるという表現を使ったアニメーション動画です。テンポの良いBGMに合わせて作られているので目が離せず、37秒があっという間に過ぎていきます。どのような脈絡でイベント上で流されたのかまでは把握できませんでしたが、イベント参加者の注目を集める内容になっていることは間違いなさそうですね。

3、エンディングムービー:「来てよかった」と思わせる内容に

その名の通り、イベントを締めくくる際に流れるのがエンディングムービーです。盛り上がったイベントの来場者に、改めて「来てよかった……!」と思わせる効果が期待できます。あらかじめ作成しておいたムービーを、映画で言うところのエンドロール的な役割で流すこともあれば、イベント当日の様子を撮影し、エンディングまでに編集、動画にするケースも。

▼エンディングムービーの制作事例

東京ガールズコレクションのイベントエンディングムービーです。イベントにひとしきり盛り上がり、余韻に浸りながら見ている観客の方が目に浮かんでくるような映像です。

東京ガールズコレクションだからこそできる映像表現ではありますが、盛り上げるというよりもじんわりと感傷的な気持ちにさせ、「やっぱり今日来てよかったな」と思わせるようなエンディングムービーという意味では、参考になるのではないでしょうか。

イベント動画を制作・発注するときに伝えるべき4つのポイント

いざ、イベント動画を映像制作会社などの外部に発注する際、どのようなポイントを伝えるのと良いのでしょうか。

まず前提として、動画を制作する際には、制作チームとの完成イメージの共有が非常に大事です。なんとなく打ち合わせに臨んで、欲しいイベント動画のイメージをうまく共有できなかったら「なんだかイメージしていたのと違う……」と思うような動画になってしまうことでしょう。

そこで、以下の4つのポイントは制作チームに伝えられるよう、あらかじめ整理しておくことをおすすめします。

1、イベント動画を作る目的、どのように感じて欲しいのか?

まずは、イベント動画を作る目的です。恐らく、おおよその目的は決まっていると思いますが、改めて整理しておくことをおすすめします。先ほどご紹介したところでいうと、イベントの事前までに見て欲しい動画なのか、イベント当日を盛り上げるような動画であって欲しいのか。

また、ティザー動画なのか、オープニングムービーなのか、アタックムービーなのか。先述の通り、このあたりの目的によって動画の内容はガラッと変わってくるので、最低限どの動画を作りたいのかは明確にしておきましょう。

さらに、「視聴した人にどのように感じてもらいたいのか」という部分も詰めておくとベターです。一口にオープニングムービーと言っても、イベントへの期待感を高めたいのか、問題意識の統一を図りたいのか、こういった部分まで制作チームに伝えられると、その後の流れがスムーズになってくることでしょう。

2、メインターゲットは?

イベントに来場してほしい、もしくは当日イベント来場しているメインターゲット層についても伝えられると良いですね。動画の雰囲気をそのメインターゲットに合わせたものを作れます。

また、イベントの事前までに見て欲しい動画の場合、メインターゲットがどのようなタッチポイント(スマホ、パソコン、電車内広告)を経てイベント動画を見てくれそうか、を洗い出す必要があります。もっと言えば、どのようなSNSに触れそうか、といったところまで考えられるので広告出稿先となる媒体の選定にもつながります。

3、イベントの強み・ユニークな点をメインメッセージに

ティザー動画を作る場合は特に、「今回のイベントの強み・ユニークなポイントはどこなのか」という部分についても洗い出しましょう。このポイントを一番訴求したいメインメッセージに据えることで、動画の流れもくっきりと見えてきます。なお、いくつも挙げたくなるかもしれませんが、メッセージが多すぎる動画はNGです。多くても3点ほどにしておくのが良いですね。

4、他社事例をいくつか用意しておくと◎

上記3点について整理しておいても、完成イメージについて擦り合せるのはなかなか難しいことと思います。そこでおすすめなのが、他社事例を少なくとも1つくらい用意しておくことです。もちろん、制作チームがいくつか他社事例を用意していてすり合わせるケースも考えられますが、依頼主としても用意できていると、よりスムーズに話が進むことでしょう。

「アタック映像 事例」「イベント動画 事例」などでGoogle検索してみると、事例を紹介しているサイトやYouTubeにそのままアップされているのが見つかるはずです。他社事例に触れて、イメージを膨らませることもできるので、ぜひやってみましょう。

イベント動画の制作費用ってどのくらいなの?

「イベント動画はいくらで作れるものなの?」と思うのではないでしょうか。結論、この場で「100万円くらいで制作できる」と言うことはできません。動画の尺や本数はもちろん、アニメーション動画にするのか、実写にするのかといった動画の種類、資料する機材、撮影日数などによっても費用が変わってくるからです。

また、依頼先となるのが映像制作会社か、もしくはフリーランスかで費用が大きく変わってきます。また、一口に映像制作会社と言っても、会社内に映像クリエイターを抱えていないクラウドソーシングの会社か、非クラウドソーシングの会社かという部分でも費用が変わってきます。

ここで注意しておきたいのは、費用が抑えられても動画のクオリティも下がってしまう恐れがあるという点です。「手間も費用もかけたのに、思っていたのと違うイベント動画になってしまった……」ということは避けたいはずです。

映像制作会社の選び方については、「その映像、本当にクラウドソーシングでいいの?映像制作会社選びの重要なポイント」をチェックしてみましょう。

まとめ

イベント動画にも、事前までに見てもらって「行ってみたい!」と思わせるものと、イベント参加者に流すことでイベントを盛り上げたり、飽きさせないものとがあります。今回のイベントにおいて、どのような動画が必要なのか見えてきたでしょうか。
また、外部に発注しようとお考えでしたら、今回ご紹介した「伝えるべき4つのポイント」は事前に押さえておくことをおすすめします。

なお、当サイトを運営するエレファントストーンは、アニメーション動画も得意にしています。「なんとなくのイメージ感しかなく、動画の完成イメージをちゃんと伝えられるか不安……」という方も、お気軽にご相談ください。目的を達成するためのアニメーション動画を一緒になって考えていきましょう。

この記事を書いた人

登陽一朗
エレファントストーンの経営戦略室 所属

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