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海外大学出身。2度の就活を経てエレファントストーンに入社するまで
はじめまして!7月に入社したブランドマネジメント課の佐藤です。
わたしは今年の6月に台湾にある大学を卒業して、帰国後すぐエレファントストーンに入社しました。海外の企業と日本の企業両方での就職活動をしていたわたしが、どういった経緯で最終的にエレファントストーンへ入社をしたのかご紹介できればと思います。
パンデミック×大学生活
わたしは台湾にある大学で国際ビジネスを学んでいました。国際交流が盛んな大学だったため、クラスの半分以上が外国籍の学生だったこともありました。その大学への入学を決めた理由には、ダブルディグリープログラム制度(所属大学と海外にある協定校で学び、修了時に二つの学位が取得できる制度)が整っていたということ、年々海外の協定校が増えてきていたことなどがありました。
しかし、パンデミックが起きて以来、海外との交流が皆無となり、元々予定していたプログラムへの参加ができず、自分が本当にやりたかった、思い描いていた大学生活を送ることがほぼ不可能になりました。これからどうするべきか、かなり悩みました。
その時期に日本の友人と定期的に連絡をとる中で、彼らが大学2年の終わり頃から「就活」の準備として、説明会やインターンに参加すると知りました。パンデミックが始まってから動けずにいたわたしは将来に不安を覚え、日本にいる友人らを見て焦りを感じ、海外からの就職活動をはじめました。
第一次就活期 – 熱意<焦りから就活スタート –
そもそも台湾には“就職活動”や“新卒一括採用”という概念がなく、多くの学生は長期インターンシップやボランティア活動などでの経験を武器に「大学卒業後に自分が興味のあるポジション・企業に直接応募する」という流れで職に就きます。その期間はわずか1〜2ヶ月程です。
そして、日本のように内定文化がなく即戦力として採用されるため、大学在学中に応募しても「まだ大学生?」と思われてしまい、選考にすら進めないケースが多いです(※一部を除く)。
そのため心配性のわたしは現地での長期インターンを経験しながら、日本企業向けの就活を開始しました。焦りの感情から始まった就職活動、ネットの情報だけを頼りにまずは就活サイトに“とりあえず”登録。当時は「自分が何をしたいのか」「就活の軸は何なのか」など、基本的な自己分析も行わず、曖昧な状態で就活をしていました。
ただ淡々と説明会やオンライン1dayインターンシップに参加し、選考を受けていましたが、自分のことをよくわかっていない状態だったため、当然他の就活生との差別化を測ることはできませんでした。「日本のみんながやっているから」という理由ですべてを“とりあえず”淡々とこなしていきました。ネットに掲載されていたTipsなどを使ってエントリーをしていたため、今だからいえますが特定の企業に対する熱意はありませんでした。
そんな中でもいくつか内定をいただけたのですが、やはり自分自身に納得がいかず、前向きな返答ができずにいました。中途半端な状態の自分であることに納得がいかないまま内定のお話をいただいたため、「この企業に入社していいのか」「本当にこの状態で就活を終わらせていいのか」など不安が尽きませんでした。
そこで、今まで感じていた焦りを全て忘れ、改めて自分のペースで就職活動を再スタートしようと決めました。
第二次就活期 – ゴールを定めて就活再スタート –
再スタートを切ったのは大学4年の9月。日本にいる友人たちのほとんどが内定をもらい、就活を終えている時期でした。
そのためわたしは、「こんなふうにならないと」「こうしなくちゃ」と自分自身を焦らせてしまっていました。そのせいで将来の自分が全く想像できない状態にもなっていたように感じます。今まで経験したことを誰にも伝えられず、活かせないかもしれないと考えると、とても残念で悔しい気持ちでした。
その状況を打開するため、1回目の就活でできていなかった自己分析を徹底的に行い、就活においてのゴールを決めることにしました。実際、自分の就活の軸を以下の通りに定めました。
- 決まった業務内容だけでなく、色々なことに挑戦できるか
- 色々なバックグラウンドをもった人たちが平等に楽しく働いているか
- ホスピタリティを体現し、それを広めていけそうか
自分がどんな環境であれば働くモチベーションをキープできるのかを改めて考え、この軸に当てはまる企業を自分のペースで見つけていこうと決めました。
エレファントストーンとの出会い
エレファントストーンとはWantedlyを通して出会いました。選考に進むにつれて、お客様の想いを“象り、磨き、輝かせる。”“映像を通して誇りを創る。”という、エレファントストーンが大切にしていることに魅力を感じるようになりました。
エレファントストーンの行動指針の一つである「想像力をホスピタリティにも活かそう」という指針は、私が当時掲げていた就活の軸のひとつである「ホスピタリティを体現する」にもマッチしていたため、より入社意欲が高まりました。
面接を重ねていく中で、唯一わたしの「素」に近い状態でお話ができたのもエレファントストーンでした。加えて、日本国内の大学と卒業時期がずれているため必然的に入社時期も4月以降になってしまうという点から不安も多くあったのですが、内定後のカジュアル面談やメールにてフォローをしてもらったことで不安を解消できました。
現在とこれから目指したい姿
入社して2ヶ月、現在のわたしの業務内容は制作実績テキストの作成、SNS運用、イベント準備など多岐に渡っています。広報チームに所属しているため、エレファントストーンの“今”を日頃お世話になっている方々、求職者のみなさん、映像制作業界の方、エレファントストーンに興味を持ってくださる方に知っていただけるよう、アプローチの仕方を日々考えています。
入社前から希望していた通り、様々な業務に携わることができています。今後はそれぞれのプラットフォームに合ったコンテンツをつくることで、もっと“プライディングカンパニー=企業や街の誇りを創る会社”としてのエレファントストーンを多くの方に知っていただけるよう、頑張っていきたいと思っています。
今はまだ会社のスピード感についていくだけで必死ですが、将来的には自分で企画から実行ができるまでに成長したいです。そして、エレファントストーンの理念である「象る、磨く、輝かせる。」を体現していきます。
まとめ
少し遠回りとなった就職活動でしたが、今こうしてエレファントストーンの一員として「象る、磨く、輝かせる。」を体現する過程にいることができているので、結果オーライだと思っています。
当時のわたしのように焦りの気持ちから、曖昧な状態で就活をされている方がいらっしゃれば、一旦立ち止まって考えてみることをおすすめします。就活文化的に、「周りのペースに合わせなければ」「遅れをとってしまっているからもっと頑張らないと」など考えてしまいがちですが、果たして今のやり方で選考企業ときちんと向き合えているのでしょうか?自分が将来どんな風になりたいのか想像がついているでしょうか?
面接は自分の価値観と企業の価値観のすり合わせができるせっかくの機会なので、無理をせず、ご自身のペースで自分の価値観に合った企業を見つけてください!
それを見つけるために、まずは色々な企業のカジュアル面談や説明会、1dayインターンなどに参加してみるのも一つの手だと思います。エレファントストーンでも説明会やインターンを随時開催していますので、ぜひお気軽に参加してみてください!
映像制作のエレファントストーンが運営する本メディアZOORELは、映像やクリエイティブにまつわるトレンドやノウハウを発信しています。最新情報は以下のメールマガジンにて更新中。お気軽にご登録ください!